桐生キキョウとは、スマホゲーム『ブルーアーカイブ』の登場人物である。CV:小松未可子
概要
これは私が手がけた作戦だから……先頭に立つよ
メインストーリー『Vol.5 百花繚乱編』第1章「いつかの芽吹きを待ち侘びて(前編)」にて初登場。当初はNPCとしての登場だったが、2023年11月22日に正式実装された。それから1年半後の2025年6月21日、『ブルアカらいぶ!はろーさまー!SP』にて、ユカリやレンゲともども水着版の実装が発表。
百鬼夜行連合学院の2年生で、百花繚乱紛争調停委員会の作戦参謀を務める。百花繚乱とは、他の学校で言う正義実現委員会や風紀委員会に相当する治安維持組織であり、活動内容は委員会同士の紛争の調停、不良生徒の取り締まり、人助けなど多岐に渡る。また陰陽部でも窺い知れない独自の情報ネットワークまで持つ。入部出来るのは百鬼夜行でも選りすぐりのエリートのみ。これまでの実績から生徒や住民に深く信頼されている伝統と歴史ある部活。
キキョウの仕事は主に作戦の立案、予定の組み立て、外部との交渉といった内部業務が中心。
固有武器は「百花繚乱制式ライフル-紺碧の知恵」。深い青色に染まったキキョウ愛用の狙撃銃である。モチーフは、第一次世界大戦から大東亜戦争終結まで使用された、大日本帝國陸軍の三十八式歩兵銃。
人物像
百鬼夜行連合学院所属、百花繚乱紛争調停委員会の作戦参謀。
常識と論理、理性を重んじる少女。作戦参謀として勝利を重視するが、それ以上に大切にするのは味方の安全である。冷酷のようでいて優しい少女。
一人称は「私」。
黒のボブカットに、猫目を模したヘイロー、猫耳、二つに分かれた尻尾など、妖怪の猫又を彷彿させる、どこか冷ややかな女性。熱血漢な不破レンゲとは幼馴染の関係にあり、熱い性格のレンゲとは対照的に現実を直視し、落ち着いた口調でオブラートに包まない物言いをする氷の如き生徒。しかし仲間を想う気持ちはきちんと持っており、冷淡に見えて実は優しい性格。
趣味はあやとりと読書。このため書物系の贈り物をすると好感度が上がりやすい。絆ストーリーでは手料理を作れる事実が判明した。
常日頃より兵法書を読んで勉学に励み、自治区の住民から「的確に指示を出す姿が印象的」「本当に賢い」と評されるほど頭の回転が速い上、副委員長の御稜ナグサからも「優秀」と認められ、次期委員長に指名されるなど指折りの才能を持った人物。花鳥風月部が弄する策を見破るのも彼女の役目。作戦参謀の立場上、あまり銃を使う事は無いが、ひとたび戦えばチンピラやスケバン程度は勿論、勘解由小路ユカリさえも軽く倒せる程の実力も併せ持つ。
百花繚乱の拠点である調停室は、百花繚乱が創設された時からずっと使用されている年季の入った建物なので、床や天井がよく抜け、建付けが悪いのかドアがあっても雨風が入ってくるなど廃屋同然と化している。このため調停室の修理はキキョウら部員が自力で行う。
先生と出会って間もない頃はビジネスライクの関係だった。超法規的機関シャーレと友好関係を続けるために先生の仕事を手伝い、その見返りに百花繚乱の仕事を手伝って貰うという、対等の立場をキキョウは望んでいたのである。絆ストーリーでも、最初は「生徒が困っているのなら助けるのが当然」と考える先生の言動を理解出来ず、シャーレに借りを作りたくない一心で、百花繚乱の内情に関わる問題は全て自分たちで解決しようとしていた。だが先生の誠実な言動で借りは返せず、むしろ増えていくばかりだった。
ある日、激務で体調を崩した所を先生に看病された事で遂に心を開く。そこからはビジネスライクを捨てて急激に先生との距離を詰めていく。先生と親しくなる過程を丁寧に描いた絆ストーリーは必見。このような背景から先生に対して非常に重い愛を見せてくれる。
性能
通常版
レアリティ:☆3、役割:STRIKER、クラス:サポーター、攻撃タイプ:振動/防御タイプ:重装甲、武器種:SR(スナイパーライフル)。
作戦参謀だけあってコスト減少、複数の味方に振動特攻付与、防御デバフと搦め手を多く使用出来る、振動タイプでは珍しい支援型。ただ参謀故に耐久値の低さが無視出来ないので、神秘解放で星を上げて補う必要がある。余談だがEXスキル使用時やリザルト画面に出てくる木彫りのこけしはキキョウの手作り。
- EXスキル:神機妙算の一手(コスト5)
十字範囲内の敵を四方から銃撃して防御力を一定時間減少させ、更に攻撃力分のダメージを与える。十字と言っても想像以上に攻撃範囲が広く、また水着ホシノより広い範囲を持つため多くの敵を巻き込みやすい強みがあり、広範囲に防御デバフを撒ける。後に来るであろう弾力装甲の防御演習や手数の多さから防御力が高い敵にも有効。水着ハナコや体操ハルナはEXスキル以外で防御デバフをかけるので共存可能。二人を一緒のパーティーに組み込むと効果の増大が見込める。ただしカスミは同じEXスキルで防御デバフを発動するため共存不可。
- ノーマルスキル:敵を知り己を知れば百戦殆うからず
35秒ごとに自身を除く円形範囲内の味方に対して振動特攻を付与。効果を受けた味方が多いほど効果量が増え、最大で1.2倍になる。範囲もかなり広めなので移動中でもない限りは巻き込みやすい。
- パッシブスキル:作戦参謀としての素養
攻撃力を〇%増加。固有武器を☆2に強化すると弱体状態持続力を1900増加、更に攻撃力を26.6%増加させる。
- サブスキル:風林火山の計略
30秒ごとに攻撃力を増加させ、更に「風林火山」を付与。最大数である3個まで貯まった状態でEXスキルを使用すると「風林火山」を全て消費して自身を除く味方のEXスキルコストを減少。コスト減少目的で使用する場合、1分30秒ごとに発動する事になる。発動キーが自分の好きなタイミングで使えるEXスキルなので使いやすい。ただし、1回の発動に1分30秒もかかる事から制限時間が3分以内だと実質1回しか使用出来ないのが難点(3分以上であれば2回発動が見込める)。すぐ終わる戦闘や短期決戦の場合は使う機会が無いと言える。
作中の活躍
いつかの芽吹きを待ち侘びて
折りたたんでいます。見たい場合は左の三角マークをクリック!
本編開始の10ヶ月前、何らかの事情でアヤメ委員長が百花繚乱を離れる決断を下した時、キキョウとレンゲはその覚悟を受け入れた。どうやら「いつアヤメがいなくなってもおかしくない」、という懸念は委員全員が抱いていた事らしい。本来であれば副委員長のナグサがアヤメの後を継いで委員長に就任するはずなのだが、そのナグサもアヤメを探しに行く名目で姿を消してしまい、取り残される形となった2人はナグサの出奔に一番憤慨したという。委員長と副委員長のトップを一挙に失った百花繚乱は機能不全に陥って活動停止。陰陽部から「廃部は時間の問題」と評された。
そんな中で迎えた色彩の襲来(最終章)。百鬼夜行にも色彩の尖兵が現れ、キキョウ、レンゲ、ユカリたちが事態収拾のため駆け回った。しかし先生率いるシャーレがプレナパテス決戦に勝利した事で百鬼夜行は落ち着きを取り戻し、もはや百花繚乱無しでもやっていける事が証明されてしまう。そこへ追い討ちと言わんばかりに行方不明中のナグサが委員長の証を返却しようとした情報が入り、「私たちは見捨てられた」と存在意義を失ったキキョウは解散令を発布、廃部を待たずに自らの手で百花繚乱の歴史に幕を下ろそうとした。
それでもまだ未練が残っているのか、解散令発布後も百花繚乱の調停室に留まって「百鬼夜行燈籠祭」の準備を進めるお祭り運営委員会の河和シズコと協議を行っていた。そんな中、百花繚乱を立て直すべくナグサを倒して委員長になろうとする勘解由小路ユカリが調停室に来訪。継承戦の立会人になって欲しいとキキョウに申し入れる。ユカリの事だから解散令を出したら真っすぐ自分の所に飛んで来ると読んでいたものの、まさか継承戦を持ち出してくるとは思っていなかったようで、彼女の予想外の行動力に驚嘆させられる。言いたい事を理解した上でキキョウは断った。「あんた、自惚れすぎじゃない?」とひどく冷たい口調で。そしてナグサが委員長の証を返却しに来た事をユカリに伝え、「私たちを見捨てたあの人(ナグサ)を、もう百花繚乱だと思わない方がいい」と言い放つ。動揺しつつも自身の意見を貫き通すユカリを見て、
なら、仮にあんたが望む通り継承戦を行うとして――
ナグサ先輩を倒して、委員長の座を引き継ぐ。その考え自体は立派だと思うよ
ただ、何か忘れてるんじゃない?
あんたが――ナグサ先輩に勝てるとでも?
と、キキョウは氷のように冷たい言葉を連射、ユカリの情熱の炎は火勢を弱めた。それでも食い下がるユカリを見て、キキョウは実力を証明するための模擬戦を提案。百花繚乱では力の優劣で序列が決まるというのが習わしである。「委員長の座」ではなく「作戦参謀の座」を賭けた継承戦において、キキョウはユカリを完膚無きに叩きのめす。その凄惨な様相は思わずシズコが止めに入るほどだった。「分かったよね、これが現実だよ」「ナグサ先輩と継承戦をしたところで、あんたじゃ勝てない」「あんたのわがままは所詮、夢物語。最初から独りよがりのままごとだったってこと」と氷の銃弾が、今度は体ではなくユカリの心を貫く。傷心のユカリが走り去った後、キキョウは先生に胸の内を打ち明けた。ナグサが証を返却しようとした時点で百花繚乱は壊れてしまった。誰よりもナグサに憧れていたユカリがこれ以上傷付く前に勘解由小路家という本来いるべき場所へ帰し、残るのは帰る場所すら無い自分一人だけで十分と語る。あの冷淡な対応は言わば優しさの裏返しだった訳である。
しかしユカリと寄り添って彼女の気持ちを知っていた先生は、ユカリの居場所を決められるのはユカリだけだとキキョウを諭し、シズコもそれに同調する。加えてキキョウの優しさはかえって互いに傷付けるとも。ユカリを探しに行く先生やシズコと別れたキキョウは調停室へ戻り、レンゲと連絡を取るのだった。
燈籠祭の始まりが目前に迫った夜、キキョウはレンゲにユカリが継承戦を挑んできた事を伝えた。百花繚乱としての業務連絡みたいなものだったが、「もう、百花繚乱なんかに興味ないからさ」と言い放つレンゲの言葉を受け、「……うん、私もそう思ってたから、いいよ。これでこの話は終わり。アンタの好きにしたらいい、レンゲ」と答え、通信を切る。それから間もなく祭りの始まりを告げる花火が夜空に打ち上がり――それを合図に、百鬼夜行の現在の形態を認めない花鳥風月部の箭吹(やぶき)シュロが行動を起こす。突如として商店街や町中で爆発が連続して発生。街並みが火の海と化すと同時に黒い唐傘のような化け物が現れて百鬼夜行は恐怖のどん底へと叩き落とされた。
そんな中、一人調停室に戻っていたキキョウは一丁の銃を手に、突然ナグサが調停室を訪れた時の事を回顧していた。失踪していた彼女が戻ってきたあの日。キキョウは驚愕しつつも平静を装ってナグサに百花繚乱へ戻るよう要請するが、返答代わりに渡されたのは委員長の証である銃『百蓮』だった。「キキョウ、あなたは優秀。百花繚乱の作戦参謀として、みんながあなたを頼りにしている」「私よりも……あなたの方が、百花繚乱の委員長に相応しい」と評するナグサは証をキキョウに預ける。実質委員長の座を譲られた格好だがキキョウは納得がいかない様子だった。先生に言われた「キキョウの優しさはかえって互いに傷付ける」という言葉が胸に去来する。自分は間違っていたのではと思い始めた時、街の異常に気付く。
建物という建物が火の手を挙げる街並み。朱色に染まった町中でシュロと対峙する先生、ナグサ、レンゲ、修行部の面々を発見した時、シュロが怪書の力を使用。今までナグサが隠していた本心を暴く過去の情景が再生された。ナグサはアヤメの隣にいたいがために優等生を演じてきた。委員長への就任を固辞したのも自分はアヤメじゃないから。自分ではアヤメの代わりになれないから。その事を知られたくなくて百花繚乱から逃げ出した。キキョウやレンゲの気持ちを全く考えないまま。アヤメアヤメとフリー素材の如く彼女の名を言い訳に使う醜い本心を抱える、それがナグサの正体であった。
この事を知ったキキョウとレンゲはナグサに憎悪を表す。しかし先生の指示でツバキがシュロを銃撃した事で険悪な雰囲気を除去。治安の維持という百花繚乱本来の任務を思い出したキキョウもシュロを銃撃する。だが銃弾は幽霊のように体をすり抜けてシュロにダメージを与えられない。そしてシュロは次の手を打つ。シュロは意図的に流した「うわさ」によってユカリ、レンゲ、キキョウの行動を操作し、互いに最善の行動を取ろうとした結果、ユカリが追い詰められるように仕向けていた事を明かしたのである。心を打ちのめされたユカリを新たな百物語に仕立て上げるのがシュロの真の目的だった。
逃げたシュロを追おうとするも、百物語から生み出した巨大な異形クロカゲに阻まれて追撃もままならない。ユカリに脅威が迫る中でもキキョウは冷静沈着だった。救出よりも先にナグサから情報を聞き出す事を優先し、花鳥風月部は怪書「稲生物怪録」と呼ばれる本を利用して自分たちの風流のために新たな怪談「百物語」を生み出そうとしている事、大雪原にて花鳥風月部長コクリコがアヤメを黄昏に誘拐した事、ナグサはそれを止められずただ見ているしか出来なかった事が明かされる。
直後、シュロがお祭り運営委員会が用意していた機器を奪取し、自治区内やネット上にユカリの憎悪を代弁して百鬼夜行を燃やし尽くすと喧伝。今ユカリを助けられるのは『百蓮』を扱える委員長の資格を持ったナグサだけ。この局面になってもアヤメを理由にウジウジするナグサにキキョウは――怒りをぶつけるのではなく、懺悔であった。「私、ユカリに酷いこと言った」「あんたには帰る場所があるからって。百花繚乱ごっこは要らないでしょって」「そんなの思ったことなかったのに……ユカリのためって、自分を騙して……一方的に突き放したの」「それが……あの子をあんな風にしてしまった」と心情を吐露。勝手に出て行った事は未だ許せないとしながらも、ユカリを助けられるのはナグサしかいないとして救出を哀願。レンゲや先生からも力添えを乞われ、ついにナグサが覚悟を決めた。そこへ唐傘の化け物が襲撃、先生とナグサの血路を開くためキキョウはレンゲや修行部の面々とともに迎撃するのだった。
敵を掃討した後、お祭り会場にて無事立ち直ったユカリと合流。「……花鳥風月部の、箭吹シュロ」「百花繚乱の作戦参謀として忠告するよ……大人しく降参して」と投降を呼びかけるが、ユカリの感情から生み出された無貌の形代をけしかけてきたため、キキョウ、ユカリ、レンゲが一致団結して交戦・撃破する。そしてナグサが振るう『百蓮』によってシュロにもダメージが入り形勢は逆転。進退窮まったシュロは唐傘の化け物を呼び出したもののレンゲに一掃され、慌てて逃げた先にはシュロの思考を読んだキキョウが待ち伏せており、銃撃で床に穴を開けられて転落。切り札だった無貌の形代も撃破されて打つ手が無くなったシュロは退却。百鬼夜行を襲った未曾有の脅威は、百花繚乱と先生の活躍で見事撃退されたのだった。
百花繚乱の廃部はひとまず「保留」となった。何とか解散令は撤回されたものの、委員の脱退が相次いだ事で今度は存続の危機に陥っており、先行きの不安から保留扱いとなったようだ。しかしナグサが百花繚乱に復帰した事で、無事ユカリが求めていた日常が戻った。立て直しには時間が掛かるが廃部の危機から脱するのはそう遠くないだろう。
余談
カズサとの対決?
同じ黒髪の猫耳女で、先生に対して湿気を伴った言動を取る共通点があるからか、二次創作では杏山カズサとの共演率が高い。よく先生を取り合って猫の喧嘩のごとく対立している。猫は独占欲が強いからね、しょうがないね。しかし本編では一度も顔を合わせていないので100%二次創作発のネタである。
今までは全く接点が無かった2人だが、2024年10月20日にオープンした、4周年記念『ブルアカふぇす!』特設サイトのイラストにて、遂にキキョウとカズサが共演を果たした。心なしか距離を取っているように見える。そして4周年記念楽曲「ありがとう、そしてこれからも。」では2人とも歌唱に参加し、まるでコンビであるかのように扱われていた。遂に公式が設定を拾ったのだろうか。
公式共演したのはそれだけで、2025年5月現在、イベントやメインストーリーで2人が顔を合わせた事は相変わらずない。
cat0808?
キキョウが登場する3年前に配信されたメインストーリー『Vol.2 時計仕掛けのパヴァーヌ』第1章にて、テイルズサーガクロニクル2のレビューの中に
という文面があった。catは猫を意味し、0808はキキョウの誕生日でもある事から、「このレビューを書いたのはキキョウなのでは?」とプレイヤー間で話題になり、二次創作では勉学を疎かにするほどゲーム好きという設定が付けられた時もあったという。
この件についてキム・ヨンハ統括Pは、2024年4月26日に行われたグローバル版2.5周年記念放送「キヴォトス・ライブ」にて、「8月8日は猫の日であり、キキョウの誕生日とは偶然一致しただけ。キキョウは補習授業を受けるほどゲームをやり込む生徒ではない」と回答しており、公式が否定している。実際彼女は書物系の贈り物を好んでいるが、「ゲームマガジン ヒットガールズ」は効果中と、書物系としては「禁断の愛~許されないからこそ美しく~」と並んで最も絆の上がり幅が低い。ゲームにはあまり興味が無いのだろう。
キキョウ?ドラジ?
かつて韓国ユーザーの間ではキキョウの事をドラジと呼ぶ者もいた。ドラジというのはキキョウを指す韓国語で、古くから根を煎じて漢方薬の材料にしたり、キムチの原料として使われてきたため、韓国政府が国家的に栽培を支援しているほど。もちろん外来語の表記に従ったキキョウの名で呼ぶユーザーもおり、彼女は2種類の名で呼ばれていた訳である。
韓国版2.5周年公式放送にて、運営側から公式名称がキキョウと発表され、以降はキキョウ呼びが主流となっていった。
情報漏洩
韓国版で『百花繚乱編』第1章が配信された時、まだキキョウが実装されていないにも関わらず、「SDモデルや編成時の持ち上げモーションなどが既に実装済み」というリークがなされ、韓国版電子掲示板DCインサイドやX(旧Twitter)で拡散。意図せず次の実装キャラが判明して困惑したユーザーが多かった。この事は日本にも伝わって「韓国版で登場キャラが流出した」旨のツイートが拡散されている。
元凶の韓国人のX(旧Twitter)アカウントは非難轟々となり当該ツイートを削除。これは、ネクソンが「リーク者には強硬に対応する」と事前警告していたにも関わらず起きてしまった情報漏洩だった。
キャラクターデザイン
2024年7月28日に行われた特別生放送キヴォトス・ライブにて、デザインを担当したMx2J氏が「最初は黒髪の東洋的外見を持った生徒としてデザインした」と明かした。しかし、これでは地味過ぎるとして悩み、キャラクター性を強調するべく担当ライターと相談したところ、猫属性が追加されたという。
登場間もない頃から人気沸騰!
2024年1月21日に行われた『ブルアカふぇす! ~3きゅーべりーまっち、先生♪~』の「数字から見るブルーアーカイブ!」にて、メモリアルロビー設定ランキングが発表され、キキョウは第7位にランクインした。これは実装から僅か2ヶ月しか経過していないにも関わらず、ヒマリやアルといった強豪を押さえてランクインしたという事。
それから1ヶ月後の2月21日にバレンタインストーリーが期間限定で実装。AUTOの場合、大半の生徒が2~3分程度で読み終わるのに対し、キキョウは7分もかかるという大ボリュームな上、ハロウィン限定ボイスでは他の生徒が2~4つ程度の台詞で終わる一方、キキョウには5つもの台詞が用意されている。キキョウの人気の高さが窺える。
関連静画
関連項目
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