桐須真冬とは、漫画「ぼくたちは勉強ができない」に登場する教師である。
概要
一ノ瀬学園で働く教師。推定20代後半。成幸が担当する前に理珠と文乃の教育係を務めていた。
「怠慢」「論外」「不覚」など、何かを話すときに二字熟語を最初に発するのが特徴。「天才を凡人に育てるなど愚の骨頂」「あの子たちの言い分に合わせたやり方をしていたら、あの子たちは不幸な人生を歩むことになる」とし、理珠と文乃に進路変更を迫ったため、理珠たちは彼女を「冷たい人」と評し、苦手にしている。
学生時代にフィギュアスケートをしており、数多くのトロフィーを獲得する将来有望な選手であったが、本人曰く「一時の感情で無意味な道に費やして」しまい、短い選手生命を食い潰してしまった過去がある。 理珠や文乃に進路変更を迫ったのも、自らが背負う後悔を二人にも味わわせたくなかったがための行動であり、本当は二人の身を案じている。
堂々とした態度や身のこなしから、同じ学園の教師からは敬われているが、実は実生活はかなりのズボラ。スウェットとサンダル姿でコンビニに向かい買い食いする他、家の中はゴミや下着が散乱する始末。その上苦手なものも多く、辛い食べ物やGなどの虫に弱く、後者の虫が出た時はどうすればいいか分からず、成幸が通りかかるまで炎天下でずっと座っていた。 またアルコールにも弱く、ほんの一口飲んだだけで酔いつぶれ、性格が一変。肺呼吸だろうがなんだろうが、何をしても褒めまくる。 自家用車のハンドルを握ると様子が急変し、法定速度とは思えない飛ばしっぷりを見せる。
初登場は第8話。当時はまさかヒロインの一人になるとは誰も思っていなかったが、メイン回によって次々と彼女の(へっぽこな)正体が露わとなり、見た目の美しさも相まって一躍人気に。その人気はとどまることを知らず、第一回人気投票では他のメインヒロインを差し置いてまさかの一位になってしまった。その上、第二回人気投票に至っては、応募総数25,755票の内14,598票(56.68%)という圧倒的な得票数で二冠を果たした。
なお、このことを持ち出して「メインヒロインは人気が無い」と言い出す人がいるが、(他のヒロインの投票数を見れば分かる通り)別にそういうわけではない。単にこの教師が魅力的すぎるのである。
関連項目
「ぼくたちは勉強ができない」のヒロイン |
緒方理珠 - 古橋文乃 - 武元うるか - 桐須真冬 - 小美浪あすみ |
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