桑原泉とは、まことじ氏作の漫画『壱億返済日記』の登場人物である。
概要
三浦雪定らが所属する1年8組のクラス委員長。
美人でスタイルよし、成績優秀というハイスペック要素の塊のような人で、吉田いわく「学年一の美人」。雪定いわく「1000人に美人アンケートをとったらこうなりましたみたいな顔」。
しかしその見た目のイメージとは裏腹にものすごく気が強く、口が悪い。
一睨み利かせれば完全にドMホイホイヤンキーばりの威圧感を放ち、その場にいた人間が一斉に沈黙する。
話を聞かない人間には机を蹴飛ばしてでも自分のほうに目を向けさせようとする。
この気の強さは幼い頃に出会った志田流華の影響による。
かつてヤクザの男に絡まれてたところを志田に助けられ、その際の容赦のないフルボッコぶりに何故か憧れるようになり、志田のように強い人間になろうと決意をする。
志田への憧れは相当なもの、というより異常とも言うべき域に達しており、緒方家を訪れて(桑原の視点で)運命的な再会を果たしたときは興奮のあまり鼻血を出してしまった。
以降も志田の姿を見ればすぐに抱きつこうとし、将来の就職先も志田のいる会社を志望しようと考えるほど。
当の志田本人からはかなり迷惑がられているのだが、その意向は完全に無視しており、自分勝手な解釈をする。(ただし桑原自身も迷惑はかけたくないらしく、ストーキングまではしない分別は持っている)。
その見た目とのあまりにギャップの激しい内面から、吉田からは「残念美人」と評されている。
容姿や成績だけに留まらず、釣りや料理、歌や通訳などの多岐に渡る才能を持っており、非の打ち所がない。
面倒見も非常によく、知奈が私服で登校してることを追及されても家庭事情をバラすことなくうまくごまかしたり、雪定が留年の危機を迎えたときは、山積みされた課題を全て代筆するというジェバンニもびっくりの活躍で進級に導くなど、責任感が強い。
元々かなりモテる女であったのだが紫條椿の悪巧み企画で始めた節約料理レシピのブログをするようになってからは男女問わず人気を集めるようになり、彼女とのデート権を賞品とした雪合戦大会では全校生徒998人中777人もの参加者が集まった(雪定や吉田、椿のようにデート権目的でない者も混ざってはいたが)。
こうした人気の高さが椿に目をつけられ、結果アイドルのごとく祭り上げられるようになってしまい、自分の目指す進路とは違う道を歩み始めていることに思い悩むようになる。人気者の性と言うべき所か。
人物関係
三浦雪定:クラスメイト。桑原の活躍で留年を回避した。クラス一の問題児であるため手を焼かされる。
緒方知奈:クラスメイト。共にブログを立ち上げる仲でレシピ作成担当。志田に会う大義名分を得るため、緒方家の様子を伺いに来ることも。
紫條椿:クラスの異なる同級生。彼女の悪巧みによりアイドル化を推し進められる。
志田流華:憧れの人。彼女の姿を見るとすぐにキャラが崩壊する。
担任教師:一年次のクラス担任。不真面目な性格で仕事を全て桑原に押し付ける。
伊与田香奈枝:二年次のクラス担任。ファンの一人でもあり、サインを要求するなど前担任とは違う形で桑原を困らせる。
山田七兄弟:桑原とのデート権を賭けて名乗りを上げた雪合戦大会参加者777人のうちの7人。
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関連項目
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