桜島駅とは、大阪府大阪市此花区にあるJR西日本・桜島線(JRゆめ咲線)の終着駅である。
概要
桜島線(JRゆめ咲線)の終着駅。工場地帯の中に位置している関係上、周辺ならびに舞洲地区の工場の従業員やUSJのスタッフがラッシュ時に通勤に使う程度であり、日中は閑散としている状況である。ゆめ咲線利用客の大半が隣のユニバーサルシティ駅で下車することから、特に日中や土休日はユニバーサルシティ駅まで行く電車を折り返しついでにここまで動かす状況と化している。
かつては大阪港の貨物ターミナルとして貨物を出荷する駅として非常に賑わっていたが、貨物輸送が自動車に置き換わったことや、USJの建設工事により駅が移転したこともあって、現在は島式ホーム1面2線だけの小さな駅となっている。
それでも近くにはZepp Osaka Baysideがあることからライブ開催時には混雑することがある。また、2019年にはUSJオフィシャルホテルがオープンしたこともあってその利用客の需要もあるようである(ホテルからUSJまでは歩いていける距離だが)。
他には近くに市の船着場があり大阪港(天保山)まで無料で移動することができる。また、舞洲に向かう北港観光バスが発着しているほか(夢洲へは舞洲で乗り換え)、西九条に向かう大阪シティバスが発着している。
2025年の大阪・関西万博開催時には会場である夢洲へのシャトルバスの発着が予定されており、それに合わせて新大阪駅からの直通列車が運行される予定。
また、夢洲へのIR誘致が実現した際には夢洲方面にゆめ咲線を延伸する構想があり、当駅は地下化される予定となっている(現状では延伸が困難なため)。
新桜島駅(仮称)について
北港テクノポート線の計画上の終点となっている新桜島駅(仮称)は、USJの北側・北港JCTの直下あたりに設置される予定となっていた。
2008年大阪オリンピックの構想時点では、JRゆめ咲線をこの新桜島駅まで延伸した上で同駅で乗り換えさせることになっていた。
現在も計画は生きており、夢洲へのIRアクセスのために残されているが、JRゆめ咲線延伸の場合は舞洲に直接向かってから夢洲に向かう案も存在する。
このため、新桜島駅は同じくIR実現時に検討されている京阪中之島線の延伸が実現した際に設置される可能性がある駅と言うことになっている。
隣の駅
当駅 | 隣の駅 |
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桜島駅 | ユニバーサルシティ駅 |
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関連項目
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