概要
桜蘭高校ホスト部とは、月刊LaLa(白泉社)にて2002年から2010年まで連載されていた葉鳥ビスコ原作の学園コメディー漫画である。全18巻。
また、2006年にはボンズ制作によってテレビアニメ化され、日本テレビ系列で全26話で放映された。
2011年にはTBS系列で実写ドラマ化もされ、2012年には実写映画化もされた。
アニメの作画の質は非常に高く、一部「作画崩壊」と言われている回でも他のアニメにおける「作画崩壊」とは比べ物にならないほど。演出等の評価も高く、少女漫画原作でありながら男性ファンも少なくない。そのため、アニメ2期を希望する声は現在も絶えない。
ちなみにタイトルの「部」は「クラブ」と読むが、作中に出てくるホスト部の「部」は「ぶ」と読む。
ニコニコ動画においては、OP・EDの手描きMADが多い事でも有名である。ホスト部パロで検索
あらすじ
藤岡ハルヒは、一流の女流弁護士であった亡き母にあこがれ、将来の母のようになりたいと夢見る高校1年生。
その目的を叶える為に、上流階級の子女ばかりが通う桜蘭学園に特待生制度を利用して入学した。
ある日、ハルヒは静かな自習場所を求めて、学園を彷徨ううちに第三音楽室に迷い込んでしまった。
そこで繰り広げられていたのは音楽などではなく、美男美女があつまるお茶会。
それは学園理事長の息子須王環ら学園の美男子が自らの暇つぶしの為に、暇を持て余している学園のお嬢様達をもてなすホストクラブだった。
その名も桜蘭高校ホスト部。
そこで、ハルヒは、800万円の花瓶を不注意から割ってしまったことから、弁償の為雑用係をする羽目になってしまった。だが、須王環はハルヒの容姿に目をつけ、ホストとして振る舞う事を命じられる。
かくして、ハルヒは人気ホストとなっていく。─しかし、ハルヒは「女の子」だったのである。
主要キャラクター
- 藤岡ハルヒ(CV:久川綾/坂本真綾、演:川口春奈)
物語開始当初たまたま男の格好でたまたまホスト部にたどり着いてしまったがためにこのようなことになってしまった主人公。
出自もあって所謂サバサバ系だがかなりの天然。 - 須王環(CV:緑川光/宮野真守、演:山本裕典)
ホスト部部長でキングを自称しているが相当な「バカ」のため割と軽んじられている。実質ヒロイン。
しかし彼の人柄がいろいろと救いを与えたのも確か。 - 鳳鏡夜(CV:諏訪部順一/松風雅也、演:大東俊介)
ホスト部副部長で影の支配者。クール系というよりは利己的なエゴイストだが環に感化されてなり切れていない面も。 - 常陸院光(CV:保志総一朗/鈴村健一、演:高木心平)
小悪魔ポジションかつ兄弟愛担当の双子の片方。基本は一緒だがこっちの方が内面がやや幼い。 - 常陸院馨(CV:鈴村健一/藤田圭宣、演:高木万平)
小悪魔ポジションかつ兄弟愛担当の双子の片方。基本は一緒だがこっちの方が内面がやや大人びている。 - 埴之塚光邦(CV:大谷育江/齋藤彩夏、演:千葉雄大)
ハニー先輩。メンバー最年長組だがロリショタ形ポジション。実はいろいろとすごい人。 - 銛之塚崇(CV:津田健次郎/桐井大介、中村昌也)
長身のワイルド系で口数も少ない。ハニー先輩とは家ぐるみの付き合い。
なお、実写ドラマ版のナレーションをTVアニメ版で藤岡ハルヒ役を演じた坂本真綾が務めている。
関連チャンネル/チャンネル動画
関連動画
関連生放送
関連リンク
関連項目
- 少女革命ウテナ(監督・シリーズ構成がウテナにも参加。演出や脚本など、同系譜の作品として語られることがある)
- STAR DRIVER 輝きのタクト(制作スタジオ・監督・シリーズ構成がホスト部と同一。一部にホスト部の演出が流用されている)
- 漫画作品一覧
- アニメ作品一覧
- 2006年春アニメ
- ニコニコ動画公式配信アニメ作品一覧
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