梅田スカイビルとは、大阪府大阪市の新梅田シティ内にある超高層ビルである。
概要
梅田スカイビル | |
平成5年(1993年)の3月に完成した大阪の超高層ビルの一つである。設計は原広司。
地上40階・地下2階、高さ173mと高く、ビルの形状が独特なため、大阪のランドマークとなっており、人気観光スポットの一つでもある。「Dorling Kindersley」が選ぶ「TOP 20 BUILDINGS AROUND THE WORLD」の一つに選出されるなど、世界的にも有名なビル(建築物)である。
ビルは東棟、西棟の2棟で構成されており、その頂部には連結するように円形の空中庭園展望台(以下:空中庭園)がある。空中庭園には有料(大人800円)で上がることができ、そこから梅田を中心とした大阪の都心を360度の視界と全天を風を感じながら眺められる。また、「空中庭園大明神」を祀る社があり、恋愛成就のご利益がある。
2006年には「そらら」というマスコットキャラクターも誕生した。
2009年ごろまでは観光客の人数は、2万人前後だった。しかし、2013年になって、8万人を越える観光客が、梅田スカイビルを訪れる様になった。英高級紙「ザ・タイムズ」は、梅田スカイビルを、世界を代表する建築物として、紹介した。→読売新聞(アーカイブ)
要目
交通アクセス
最寄り駅は大阪駅(JR西日本)と梅田駅(大阪市営地下鉄、阪急電鉄、阪神電鉄)であるが、あまり行きやすいとは言い難い。梅田北ヤード(跡地)をくぐる地下歩道を通らねばならず、実距離以上に遠く感じる要因となっている。それでも、2013年にグランフロント大阪が開業し、地下道路が開通したことで大阪駅からの所要時間はかなり短くなった(それまでの最寄り駅は阪急梅田駅であった)。
また、2011年からウィラーエクスプレスがこの地を、自社および仲の良い企業(ロイヤルエクスプレス等)が「梅田バスターミナル」として利用するバスターミナルを開設したことにより、遠方からのアクセスが大幅に改善した。
なお、大阪駅からのアクセスが改善するまでは、実は中津駅(阪急電鉄)が一番近かった。地下歩道を通る必要がないため、心理的な距離感では今でも一番近いかも知れない。また、距離はあるものの大阪環状線福島駅も利用は可能である。
梅田北ヤードの再開発が始まった今でも梅田貨物線が残っているため地下歩道を通らざるを得ないが、この路線の地下化計画があり、また新駅として北梅田駅(仮称)の開業予定もあるため、将来的に交通アクセスは大きく改善するかも知れない。
主な出店企業
タワーイースト(東棟)
屋上 ルミ・スカイウォーク(屋上庭園)
40階 展望台
39階 展望台入場門・燦宮(中華料理店)・スカイバンケット天風(貸切パーティー会場)・スカイラウンジスターダスト(ラウンジバー)
36階 梅田スカイルーム(貸し会議室)
35階~8階 オフィス
7階 医療法人メディカル春日会 革嶋内科クリニック・保倉眼科 保倉コンタクト・ 梅垣歯科新梅田シティ診療所 新梅田シティインプラントセンター
6階 ウィラー本社オフィス
3階 展望台行き直行エレベーター乗り場・シネリーブル梅田(映画館)・ブライダルサロン
1階 インフォメーション・パウンドハウス(ケーキ屋)・マツダショールーム・ウィラーエクスプレス梅田バスターミナル
地下 駐車場
タワーウエスト(西棟)
屋上 ルミ・スカイウォーク(屋上庭園)
40階 展望台
36階 スペース36(貸し会議室)
22階 梅田スカイビル会議室
10階 梅田アウラホール(貸し多目的ホール)
3階 梅田ステラホール(貸し多目的ホール)
1階 インフォメーション・ロイヤルウェディング・ジーザスディアマンテ(婦人服)
地下 駐車場
ギャラリー
真下から見た梅田スカイビル その1 |
真下から見た梅田スカイビル その2 |
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関連項目
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