「森気楼」(しんきろう)とは、SNKのMVS/NEOGEOタイトルや「餓狼伝説」「龍虎の拳」シリーズ及びカプコンの「タツノコvsカプコン」「CAPCOM FIGHTING Jam」等の販促イラストで知られるイラストレーターである。
概要
小学生の頃から絵に関わる仕事を志し、漫画家を目指していた高校生の頃に、光栄作品のボックスアートやゴジラ映画のポスター画で知られる生頼範義(おうらい のりよし)や、フランク・フラゼッタの画集の影響を受けてイラストレーターを目指すようになり、デザイン系専門学校を卒業後にイラスト制作事務所に入り、フリーのイラストレーター、漫画家を経て、ゲーム会社だと言う事を知らずに1990年にSNKのデザイン課に入った。
※漫画家時代は、様々なスポーツのショートストーリーを17編描いた「Golden Sports Times」を「アフタヌーン」誌に連載していた。
SNKでは、主に「餓狼伝説」「龍虎の拳」「サムライスピリッツ」「ザ・キング・オブ・ファイターズ」やその他のMVS/NEOGEOタイトルの販促イラストを描き、「CAPCOM VS. SNK」ではCAPCOM側のキャラクターイラストを描きゲーム本編でも使用された。
SNKがネオジオポケットでやらかした事等から倒産すると、カプコンに移籍して「CAPCOM VS. SNK 2」や「CAPCOM FIGHTING Jam」「玻璃ノ薔薇」「Bionic Commando」「タツノコ VS. CAPCOM」の販促イラストを描いている。
また、マーベルコミックスの「スパイダーマン」や、Udon Entertainmentの「ストリートファイター」「ダークストーカーズ」等のアメコミの表紙も手掛けている。
画風は、SNK時代のアナログの頃はアメコミ調の画風が特徴で、パッケージアート等に使われる登場キャラクターをリアルに描いたイラストで人気を博したが、90年代後半からデジタル環境を導入するようになると洗練されていき、カプコン移籍後は、「CAPCOM FIGHTING Jam」のイングリッドのイラストに代表される独特の画風による萌え絵を描くようになった。
ほのぼのとした絵にも定評があり、自画像はハムスターで、読者プレゼントの色紙には大好きなKOFキャラ「チャン・コーハン」を描いたりする。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
関連タイトル |
関連リンク
- 4
- 0pt