森重寛とは、『SLAM DUNK』の登場人物である。CV:石川英郎。
概要
坊主頭と太い首が特徴的。
思ったことを素直にそのまま口に出すタイプ。それゆえ反感を買うことも少なくない。また、自身のダンクで蹴散らされた人間を上から見下ろすのが好きと答えるなど、サディストな面も窺わせる。
あまり他校には興味がないようで絶対王者と呼ばれる山王工業のことも知らず、彼らの鮮烈なプレーにも眉一つ動かさず平静を保っていた。
まるでラスボスのような雰囲気を纏って登場したが結局湘北とは対戦しなかった。
作中の主な活躍
湘北がインターハイ行きを決めた後、パチンコ屋に並んでいた桜木は、清田を引き連れて偶然通りかかった牧の「お前も見とくか?全国ってやつを」というセリフに誘われ、「愛知の星」の通称で知られる愛和学院高校の三年生諸星大を見るため愛知県予選の会場まで同行。
そこで行われている試合で一同のお目当てだった諸星を負傷させ、去年全国四位という成績を残した全国屈指の強豪愛和学院をボコボコにしていたのが森重寛という、15番を付けた無名の一年生だった。
試合はその後、復活した諸星が踏ん張り、更にインサイドを支配していた森重が5ファウルで退場となったこともあって愛和学院が猛追も見せるも反撃及ばず、名朋工業が大本命と言われた愛和学院を破って愛知1位でインターハイ出場を決めた。試合後、桜木は森重に挨拶をかまそうと肩をぶつけるも逆に吹っ飛ばされて心配までされている。
その後はインターハイ初戦となった、夏の合宿で桜木抜きの湘北と一勝一敗一分けだった常誠高校相手に50得点、22リバウンド、10ブロックという異次元の数字を記録。常誠のエース御子柴を絶望の淵に追いやった。
その後は湘北と山王の対戦を途中まで見学し、遅れてやってきた魚住と入れ替わる形で会場を後にした。
未知の怪物
なにぶん描かれたシーンが少ないためどういった選手かはハッキリとしないが、長身でガタイも良く、筋肉質と日本人には珍しい、NBA選手のような身体を持っており、そのフィジカルを存分に活かしてコート上を蹂躙するようなプレーが持ち味だと推測される。
牧は「高砂1人でどうになかなる相手じゃない…」と頭の中で呟き、早速対策を練ろうとしていた。
夏のインターハイでどこが優勝したかは作中で明かされなかったが、桜木の夢の中で行われた決勝では名朋工業が湘北の相手に選ばれていた。このこともあり名朋工業が優勝したと考える読者も多かったと思われるが、後に作者自身が対談でインターハイ優勝校は名朋工業ではないと発言している。
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