楽天Edy(らくてんエディ)とは、前払い形式の電子マネーである。
概要
電子マネーとしては2001年にサービスが開始された、老舗の部類となる。カード型、モバイル型(おサイフケータイ)、ストラップ型などがある。
公共料金(バーコードのついた払込票)の支払いもかつては可能であったが、2008年7月をもって廃止された。
もともとはFeliCaを開発したソニー、それにNTTドコモやさくら銀行(→三井住友銀行)などが出資したビットワレットによって運営されており、「Edy」を名乗っていたが、サービス開始後、一度も黒字決算に転換させることが出来ず、楽天グループの傘下に入った。
2012年6月、運営会社のビットワレット、電子マネーのEdyともに「楽天Edy」へ改名され、現在に至っている。
楽天Edyが使えるおもなお店
- セブンイレブン [コンビニ]
- ローソン [コンビニ]
- ファミリーマート [コンビニ]
- ミニストップ [コンビニ]
- セイコーマート [コンビニ]
- デイリーヤマザキ [コンビニ]
- ユニー [スーパー]
- イトーヨーカドー [スーパー]
- サミット [スーパー]
- 西友 [スーパー]
- ドン・キホーテ [ディスカウントストア]※一部店舗のみ
- マツモトキヨシ [ドラッグストア]
- ツルハドラッグ [ドラッグストア]
- マクドナルド [ファーストフード]
- モスバーガー [ハンバーガー]
- ガスト [ファミリーレストラン]
- CoCo壱番屋 [カレー店]
- ブックオフ [書店]
- TSUTAYA [書店]
- ヨドバシカメラ [家電量販店]
- ビックカメラ [家電量販店]
- ケーズデンキ [家電量販店]
- Joshin [ネット通販、店舗]
- PC DEPOT [パソコンショップ]
- 髙島屋 [百貨店]
- Amazon.co.jp [ネット通販]
- HMV [ネット通販、店舗は非対応]
- ニコニコポイントの購入
【まめ知識】
楽天EdyからマイクロソフトポイントやPLAYSTATION Network ウォレットのチャージもできる。
ゲイツの購入にはMobile Edy(おサイフケータイのオンライン決済)を使うが、定価なので緊急時以外はぶっちゃけ使えない。
PSNウォレットをチャージする場合はPS3にパソリを繋いで直接チャージができるので、普段Edyを多用しているなら地味に便利。
Edyチャージには現金の他、クレジットカードからのチャージが可能である。が、現金に近い電子マネーの購入はクレジットカード会社にとって収益面(加盟店手数料がさほど入らない)とコンプライアンス面(マネーロンダリングのリスク)に問題があり、楽天Edyへのチャージでショッピングの際につくポイントは原則付与されない。
ちなみに、親会社である楽天グループの発行する「楽天カード」の場合は、200円で1ポイントが付与される。
名前がNTTドコモのポストペイ型電子マネー「iD(アイディー)」に似ているので、iD決済と間違えられる例が多数ある。コンビニ等の買い物でEdyで支払う場合は「(ラクテン)エディでお願いします」という感じで「エ」にアクセントを置く感じで言った方が店員さんにも伝わると思われる。
Edyでポイント
おサイフケータイのEdyでは以前から「200円の買い物毎にANAマイレージクラブ1マイル加算」が行われていたが、「Edyでポイント」として多種多様なポイントの加算ができるようになった。利用するには登録作業、ポイントによってはEdyアプリの他、専用アプリのダウンロードが必要となる。
ポイントの加算が可能なサービス
- ANAマイレージクラブ※1
- 楽天ポイント [1]
- Tポイント※1
- Pontaポイント
- ビックポイント
- ヤマダポイント
- ヨドバシゴールドポイント
- マツキヨポイント
- エディオンポイント
- エポスポイント
- GREEコイン
- プレミアムドライバーズポイント(NEXCO中日本)※2
- ドットマネー by Ameba(サイバーエージェント)
※1専用アプリのダウンロードが必要
※2パソコンにおけるFeliCa読み取り環境(内蔵のFeliCaポート、無ければPaSoRi)が必要。手入力では登録が先に進まない。
基本的に登録は、Edyアプリ→お得メニュー→Edyでポイント→Edyでポイント設定 から。
登録からおおむね3日後に利用可能となり、ポイントに反映される日数は各社異なるので、それぞれ確認されたし。
関連項目
関連リンク
脚注
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