様似町とは、北海道の日高支庁に含まれる町である。人口は4,914人(2013年3月31日末現在)。
アイヌ語で「朽ち木があるところ」という意味の「サンマウニ」が町の名前の由来とされている。
キャッチフレーズは「アポイの樹風呼ぶまち」。町の花は「ヒダカソウ」。
町の概要
山と海に囲まれた自然あふれる町。
海に浮かぶ親子岩やローソク岩、アポイ岳の高山植物などが観光スポットである。
そのような自然豊かな環境のため、漁業、農業ともに豊富。
「生涯スポーツの町」を宣言しただけあって「テニポン」というオリジナルスポーツもある。
その名のとおりテニスと卓球(ピンポン)を合わせたスポーツで、
老若男女問わず、誰でも簡単にできるスポーツというのが売りである。
町のオリジナルスポーツではあるが意外に他地域でも知っている人ややっている人もいる。
また、様似町の一大イベントとして8月上旬にアポイの火祭りというものが開催される。
1日目には町内会が毎年作るねぶたパレード、2日目には歌謡ステージが開かれる。
しかし、年々人口が減っていき経済状況も苦しいためか少しづつ小さくなってきている。
その割には昨年の歌謡ステージにはジェロが来ました。 今年は花火大会も復活します。
かつてはJR北海道・日高本線の終着駅である様似駅があった(2021年廃止)。
アポイ岳
標高は1,000mにも満たない(810.6m)小さな山にも関わらず、高山植物が群生している山である。
山自体もかんらん岩という特殊な岩でできているためアポイ岳特有の種も多い。
その特集な自然環境からか、1952年に「アポイ岳高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定され、
さらに2008年には日本ジオパークとしても登録されている。
世界ジオパーク登録を目指して町を上げて活動している。
しかし、そのめずらしい環境のため、町の花であるヒダカソウや他の高山植物が盗難にあう被害もある。
山のふもとにはアポイ山荘という保養施設とパークゴルフ場があり、
パークゴルフで遊んだり、アポイ登山を楽しんだあと、
アポイ山荘の大浴場で疲れを癒しおいしい料理をいただくという、なかなか贅沢なこともできる。
ちなみに、アポイ山荘は様似町で一番豪華な宿泊施設でもあります。
食べ物
町の特産品として昆布や鮭、つぶなど海産物が多い。
また、尻の形をした迷菓「尻餅」という個性的なお菓子もある。
正体は巨大なすあまで、一人で1個食べようとすると意外にきつい。
様似ラーメンというものがあった気がしないでもない。
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関連項目
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