横川理彦(よこかわただひこ)とは、日本の音楽家である。
現在は横川タダヒコと名乗っている。
概要
京都大学文学部哲学科を卒業し、1982年に4-Dというテクノバンドでレコードデビュー。
4-Dには後にP-MODELに参加する小西健司や、後にURBAN DANCEを結成する成田忍も参加しており、関西で人気を博していた。
が、1984年に突然P-MODELへベーシストとして加入する事になる。
リーダーの小西曰く「ある日突然P-MODELのマネージャーから「横川を連れていく」と言われ、P-MODELに拉致されていった」という。
ベースだけでなくバイオリンも弾けたり、ボーカルを務めることも出来るマルチプレイヤーであり、アレンジ面に於いても平沢とは違った不思議な雰囲気を持っており、彼が加入した後に発売されたアルバム「カルカドル」は異色とも言われ、それまでのP-MODELのイメージを覆すような出来になっている。
ライブでもバイオリンをフューチャーしたアレンジを加えたりと、それまでのサウンドとは趣が違っている。
横川が作曲した「オール」はそれが顕著に出ており、アルバム内でも人気が高い。
横川が「カルカドル」で単独で作曲したのは「オール」のみではあるが、キーボードの三浦と共作した「ダンス素凡夫」や、平沢との共作した「HOURGRASS」、「PIPER」もある。
しかし、アルバム発売後わずか2ヶ月で三浦と共に脱退してしまう。
(カルカドルに収録された曲はライブで演奏される事が少なく、アルバムツアー時にのみ演奏された曲も多い)
その後はメトロファルスに加入したり、平沢進のソロツアーや再結成した4-Dに参加したり、舞台音楽を担当したり、ワークショップを開催し、作曲についてやP-MODEL在籍時について語ったりと精力的に活動している。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt