横浜線の人とは、かつて鉄道MADを制作していた動画投稿者である。ユーザー名は「naru」。
概要
JR東日本の横浜線を題材とした音MADを「大変な途中下車シリーズ」の作品として制作、投稿していた。naru氏自身も横浜線の沿線に住んでおり、最寄り駅は新横浜駅とのこと。
いずれの作品も1万再生を超える人気を生み、シリーズの作者・視聴者の間で大きな盛り上がりを見せた。この路線に特化した「大変な横浜線シリーズ」のタグもしている。
また、「大変な途中下車シリーズまとめサイト」の管理人の1人としても活動していた。
横浜線伝説
2007年7月28日に「横浜線は大変な放送を流していきました」を投稿し、鉄道MAD作者としてデビュー。これが伝説の始まりであった。マイリスト登録数は現在でも300を越える。
2作目はIOSYSによる世界期の迷宮アレンジ「えふおーいーとのそうぐう」を用いた「よこはませんとのそうぐう」。前作を上回るほどの高評価を獲得し、今なお350以上のマイリス登録がある。
3作目の「ハマセン ~カクテイ~」を元にした動画版「ハマセン ~カクテイ~ 改」は2007年8月17日の総合ランキングで21位を獲得する高い人気を誇った。現在でもnaru氏の作品では再生数・コメント数・マイリスト登録数のいずれも最多である。この作品から、「ドアが大口」「次の停車駅をKI☆KU☆NA」などのネタが生まれている。静止画版投稿の翌日にはJR東日本を題材とする「カクテイ」が投稿されており、両作品の共演が大きく注目された。
4作目として投稿された「はま線にしなさいっ!」は、手描きMADが主流だった「お嫁にしなさいっ!シリーズ」における最初の音MAD作品でもあった。後にtatoeru氏により動画版が作られている。
5作目はプチ集大成と称し、「町田で停まってすぐ発車 ~狂気の横浜線」を9月11日に投稿した。これを最後に新作の投稿は行われておらず、最新作であると同時に現時点での最終作である。
制作休止とその後
新作を期待する人も多く、伝説はその後も続くかと思われていたが、2007年10月にMAD動画の制作休止が発表された。2008年7月の横浜線開業100周年を記念しての復活も期待されたが、その後も6作目以降の作品は投稿されず、復活の兆しもないまま現在に至っている。
naru氏の作品のクオリティの高さと復活への期待もあり、他の制作者による横浜線の音MAD作品の投稿は少ない状態が続いていた。しかし、制作休止から3年以上の期間が経過したこともあってか、現在では多くの作者により横浜線の音MADが制作・投稿されるようになっている。
公開マイリスト
関連動画
関連項目
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