橘菊理とは、11eyes -罪と罰と贖いの少女-に登場するキャラクターである。
CV - 松田理沙 / 力丸乃りこ(PC版、アニメ版ともに変更なし)
概要
9月8日生まれ。身長159cm、体重48kg。スリーサイズはB91/W58/H88。
名前の元ネタは黄泉比良坂でイザナギノミコトになにかを言った菊理姫媛神。
言葉が喋れないなど様々な謎がある。
言葉が喋れないからスケッチブックで会話する。
能力
光精霊(エーテルの塊)で目隠しと拷問器具のようなものを着けているSM風な天使。
しかし菊理の魂の分身なのでアブラクサスに攻撃すると菊理に直接ダメージがくる。
百野栞によると、もし禁書目録聖省の使徒なら聖人に列せられてもおかしくないクラスの
すべてよし、かく、あれかし
以後ネタバレ
最終決戦で百野栞と共闘してクロウ・クルワッハとなった虹のゲオルギウスと戦闘。激しい闘いだったがなんとか辛勝。
草壁操と闘い勝ったが重症を負った美鈴のもとへ向かい美鈴を「殺害」
リーゼロッテに勝利した後なんだかよく分からないけど街と死んだ人が復活。
考現学部には栞も入部し、駆はヒロインと結ばれ楽しい日々が戻っていた。
ただ一人、菊理の喪失を除いて。
何・・・だと・・・?と思うだろうがこれが菊理ルート以外の結末である。
では何故こんなことになってるかを説明
橘菊理の本当の名前は「皐月」菊理。そう主人公である駆の「姉」なのである。
弟である駆は「劫の眼」、姉である菊理は「デミウルゴス」である。
その能力は頭の中で想像したものが実体化したり、無機物に生命を宿すほど強力。
ちなみに自殺した菊理の世界と虚無の欠片を宿した菊理の世界は大きく違う。
自殺した菊理は自分の能力が強すぎていつか駆を傷つけてしまうと思い自殺。
虚無の欠片を宿した菊理は駆とともに幼い頃特殊能力を持った子どもたちを集めたあやめ園に入れられる。
この世界でも自殺を試みたが虚無の欠片のせいか自殺できず病んでいった。
その後駆は間宮脳科学研究所に連れ去られ劫の眼を摘出され死亡。絶望した菊理はフルパワーでデミウルゴスを使い
施設を破壊し職員を皆殺し。
自殺を試みたができず、諦めて記憶とデミウルゴスの力の大半を封印(アブラクサスに拘束具があるのはこのせい)
喋れなくなり、記憶もなくなった菊理は橘大輔に拾われ養子となる。(これが本編以前のできごと)
本編終盤にゆかが使った「幻燈結界」(ファンタズマゴリア)により全てを思い出した菊理は自分で全てを終わらせると決意。
美鈴、栞を殺したのは虚無の欠片を壊すため。最後に自分のも破壊したがデミウルゴスの力で死なず。
デミウルゴスは長年溜まった光精霊により全能に近い能力を得た。
「すべてよし、かく、あれかし」と言えば望みは叶う。
ちなみにデミウルゴスの元ネタは造物主、または偽神である。(プラトンとグノーシスじゃ解釈が違うため)
無から有を作り出す。万物を作り出し素粒子の領域から物質を組み替えることが可能。
劫の眼と同じ能力。(無限の可能性から一つの未来を決定する確立操作)
望めば果てしなき過去まで見通す眼。
まさしく菊理神である。
これだけのチートだが代償は大きかった。即ち人ではなくなること。
あまりにも強大な力を持った菊理は世界に干渉するのを止め、世界をただ見守る存在になることにした。
そのために皆の記憶から自分のことを消した。永遠に一人世界を見続ける存在となって。(菊理ルート以外の結末)
菊理は駆のことを愛していた。しかし神が望んだことだけが起こる世界は地獄と考えた菊理はそれを諦めた。
はずだったがそれでも駆を愛していた。永遠の孤独を生きなければならないのに。
しかし救いの手が差し伸べられる。デミウルゴスだった。
デミウルゴスは自分の眼で様々な人間の想いを知り、自我を得た。
そして全能を失った菊理だったが一番欲しかった駆との愛を手に入れました。
ちなみに虚無の欠片を持った人間には七つの大罪がそれぞれあるが菊理は「強欲」である。
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関連項目
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