機動戦士ガンダム00Fとは、『機動戦士ガンダム00』の公式外伝作品である。
概要
『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00V』と並行して月刊ガンダムエースにて連載されていた漫画。コミックス全4巻。
他の外伝シリーズと比べて本編の登場人物たちも多く関わるなどリンクする描写が多め。
『00』本編に倣って、『00』1stの裏側を描いた1st seasonと『00』1stと2ndの間の時期を描いた2nd seasonの二部構成となっている。
また、『機動戦士ガンダム00I』は本作の直接の続編でもある。
登場人物
- フォン・スパーク(声:岡本信彦)
主人公。幼い頃からテロリストとして活動しており、ガンダムマイスターでありながらソレスタルビーイングの理念に興味が無いなど傍若無人かつ利己的で愉快犯な性格の持ち主。笑い声は「あげゃげゃげゃ」。
一見すると性格破綻者だが非常に切れ者な一面もあり、自身の力で何かを変えようとする人間には好感を持つなど、彼なりの確固たる信念を持つ。
2ndではソレスタルビーイング立て直しに共感できず脱走。反逆者として追われる身となる。
そのあまりに破天荒な性格と本編キャラをも手玉に取る劇中の活躍から、読者の間では好き嫌いが真っ二つに別れるなど賛否両論である。 - シャル・アクスティカ(声:甲斐田裕子)
フェレシュテ指揮官。『機動戦士ガンダム00P』における元ガンダムマイスターその人。
指揮官という立場かつトラウマをいくらか払拭できたのか、多少明るく凛とした性格に戻った。
おまけ4コマ漫画「へれすて」及び「だぼあい」では何故かオタク腐女子として描かれている。 - エコ・カローレ
フェレシュテ所属のガンダムマイスター…なのだが、フォンがしょっちゅう出撃するため、実質的には雑用係も同然の身と組織内での立場は散々。
初登場の際は「俺が一番ガンダムをうまく扱えるんだ…」とどこかで聞いた事のある台詞をほざいていた。 - シェリリン・ハイド(声:Lynn)
ソレスタルビーイングのメカニックであるイアン・ヴァスティの弟子であり、少女でありながら卓越した技術を持つ。
登場初期は無口な性格だったが、次第に年相応の明るさを見せていった。 - ガンダムマイスター874(ハナヨ)(声:花澤香菜)
元第二世代ガンダムマイスター。フォンの相棒として彼をサポートする。
普段は猫っぽい装飾の付いたハロをボディとして行動している。 - ヒクサー・フェルミ(声:立花慎之介)
突如フェレシュテの前に現れた謎多き青年。フォンが去った後にフェレシュテのガンダムマイスターに任命され、フォンとの戦いを幾度も繰り広げていく。
『00P』にも登場するが、陽気だった性格は物静かなものへと変わっている。 - ハヤナ(声:花澤香菜)
ヒクサーと行動を共にするハナヨと同じ姿を持つ少女。『00P』におけるある経験がトラウマとなっており、かなり性格が悪くなっている。
関連動画
関連静画
関連項目
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