機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY とは、機動戦士ガンダムSEEDシリーズの外伝である。
概要
ガンダムSEED外伝「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」シリーズの第3作目。
『ジャーナリスト』のジェス・リブル視点からSEED~DESTINY前期の背景を追う作品。
ジャンク屋が火星に発つ少し前、ジェスはロウ・ギュールから“ガンダムアストレイ アウトフレーム”と人工知能“[8](ハチ)”を譲り受ける。 以降アウトフレームと[8]、そして相棒となる傭兵カイト・マディガンと共に世界を放浪する。
第一作目と同じく複数の媒体で展開されており、それぞれ違った主旨をもって展開していく。
中心となる漫画版は引き続きときた洸一が作画を担当する、少々コアで泥臭い小説版も第1作同様に原作・千葉:イラスト・緒方。また「ASTRAY B」同様にモビルスーツを中心としたフォトストーリーも存在する。
完結から長らく展開がなかったが、2013年に「ASTRAY」シリーズ第7作目「DESTINY ASTRAY R/B」が始動。
また、ASTRAYリマスター化の流れでときた漫画版「DESTINY ASTRAY」のリマスター版も発売が決定。 さらに本作の主役機から「テスタメントガンダム」がろぼ魂で、「ガンダムアストレイ アウトフレーム」がプレバンで受注開始など、一時的に活性化の兆しを見せている。
南米独立戦争(ガンダムエース版)
漫画版。「SEED MSV」のキャラや機体がメインのエピソード。
物語は南アメリカと連合軍の間で起きた「南米独立戦争」から始まる。
ジェスは、ある男の依頼で“南米の英雄“と呼ばれる人物の取材に向かった。 連合軍から脱走し、自国の独立の為に闘うエースパイロット“切り裂きエド“ことエドワード・ハレルソン。
ジェスはエドに取材を求めた。英雄という人物像とはかけ離れたエドと接するうちに、彼を気に入ってしまった。依頼で始めた取材だが、自らの意思で南米独立戦争の「真実」を人々に伝えるために動く。
一族編(ガンダムエース)
漫画版。「SEED DESTINY」の第1話の裏を描く物語から、主立った舞台は宇宙に移行する。テスタメントガンダムやプロトセイバーガンダムの襲撃には「一族」と呼ばれる者達が絡んでいた。
小説版(角川スニーカー)
前作アストレイ小説版から引き続き、サーペントテールの出番が多い短編集的な作品であり、1話完結が殆ど。
大まかに分けて1巻は南米独立戦争編~一族編までの空白の一年。2巻は「一族」の核心に迫る話となる。
フォトストーリー版(電撃ホビーマガジン)
電撃ホビーマガジン掲載のジオラマ+小説で綴られた作品。
単行本は小説パートを纏め、新規書き下ろしエピソードを加えた全2巻構成。
ホビー誌主導作品のエピソードは「モビルスーツ」と設定に重点を置いており、それは本作も例外ではない。
というよりこの本なくして機体設定を把握することができないため、設定を知りたいなら必ず読むこと。
関連動画
関連項目
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY(シリーズ作品についてはこちら)
- 機動戦士ガンダムSEED / 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- ガンダムアストレイ アウトフレーム
- テスタメントガンダム
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