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https://twitter.com/SEED_HDRP/status/2055219135475319030
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』はガンダムシリーズの劇場アニメーション作品。『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの劇場版である。
概要
「劇場版SEED」は元々、『SEED DESTINY』放送翌年の2006年に「“X”plosion GUNDAM SEED」として告知されたのだが、それから一向に公開されない状況が続いていた。2012~2014年のHDリマスター版放送後も特に動きはなく、シリーズ構成・脚本を務めていた両澤千晶が2016年に鬼籍に入ったこともあって、ファンの間では展開は半ば絶望視されていた。
転機は2021年5月28日。バンダイナムコグループの横断事業「ガンダムプロジェクト」として「GUNDAM SEED PROJECT ignited」が発表され、SEEDシリーズの再展開が開始された。中国・上海での「実物大フリーダムガンダム立像」設置や公式外伝作品『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』、『SEED』新作ゲームと共に、改めて劇場版の制作情報が公開されたのである。
そして『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の最終回が放送された2023年7月2日、番組終了直後の地上波CMにてタイトル・ティザービジュアル・公開予定時期が発表された。
後の福田己津央監督へのインタビューによると、プロットや前半部分の多くは両澤氏の書いたものを元とし、SEEDシリーズのノベライズを担当した後藤リウが最後まで脚本を書き上げ、戦闘シーンは福田監督が加筆修正するといった形で脚本が作られたとのこと。
反響
「21世紀のファーストガンダム」を掲げた『SEED』シリーズは多くの新規ファンを呼び込み、ガンダムシリーズ中興の祖となった作品ではあるが、事実上の完結編になった『DESTINY』が不完全燃焼な最終回を迎え、前々から問題視されていた既存ファンと新規ファンの対立も相まって、当時のネットコミュニティは大荒れの様相を呈していた。HDリマスター版放送を契機に再評価が行われ、以前よりは風当たりも落ち着いたものの、『DESTINY』の清算の為にも劇場版は強く望まれていたのである。
満を持して公開された本作は、そんなファンの期待に確かに応え、『DESTINY』で描かれたもの・欠けていたものを昇華・補完し、続編としてほぼ満点の回答を提示。その上で劇場作品ならではの、やりたい放題なハチャメチャ展開も詰め込んでおり、大評判となった。
初週3日間の興行収入は10億6600万円、観客動員数は66万人で週末ランキング1位を獲得。初週売り上げは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を超えていた。3週目の途中で20億円を達成した際には公式より巨大ハロの中からズゴックがお祝いするショート映像が配信
された。3週目で興行収入は26.8億円、観客動員数は163万人を記録。興行収入としては、ガンダムシリーズ最高だった『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』(23億円)を更新した。
さらに同年9月20日から10月3日および11月1日から11月14日まで本編映像アップデート&エピローグを追加した特別版を上映。その結果、特別上映第一弾で観客動員数300万人と興行収入を50億円を突破
。
11月1日の上映では新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作が発表された。
12月26日から3か月間、ニコニコ動画プレミアム会員限定の見放題動画として配信された。
2026年には、閃光のハサウェイの公開を控え「21世紀の」歴代劇場ガンダムシリーズの一つとして本作の新年上映が決定。
5月15日、本作映画の前日壇として制作予定だった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』が劇場作品として公開されることが決定。しれっとタイトルロゴも変更
各種受賞歴
あらすじ
デスティニープランの崩壊から2年が経った、C.E.75年。反コーディネイター団体「ブルーコスモス」の残党によるテロリズムを始め、世界にはいまだに火種がくすぶり続けている。
オーブ代表首長カガリ・ユラ・アスハは、プラントと大西洋連邦に協力を呼びかけ、超国家的な治安維持部隊として「コンパス」を創設。初代総帥ラクス・クラインの元にはキラ・ヤマトやマリュー・ラミアス、シン・アスカを始めとする精鋭が集い、各地の紛争への介入を行っていた。しかし、キラの心は終わりの見えない戦いに蝕まれ、いつしか周囲の声も届かなくなっていった。
そんな中、ヨーロッパの新興王国ファウンデーションからコンパスへ、ブルーコスモス本拠地への合同作戦が提案される。ラクス達を出迎えたのは、デスティニープランの導入によって国を発展させた女王アウラと、その配下オルフェ・ラム・タオ。ラクスの出生の秘密を知る彼らは、ある計画を裏で進めていた──
登場人物/キャスト
新規キャラクターおよびコズミック・イラ作品初出演声優は赤字表記。
コンパス
カガリ主導の元オーブ、プラント、大西洋連邦によって組織された世界平和監視機構。三勢力から供出された独自戦力を保有する。プラントのアプリリウスに本拠地が所在。
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| キラ・ヤマト | 保志総一朗 | 元地球連合軍のMSパイロット。 地球圏全域を巻き込んだ二度の戦乱を独自勢力のもと乗り越えたが、依然として混乱が続く世界を平和にするべく、現在はコンパスのメンバーとして奔走中。 |
| ラクス・クライン | 田中理恵 | 嘗てプラントで歌姫としてアイドル的人気を博していたコンパス総裁。 キラとの出会いを機に独立勢力を結成し、連合・プラント間の二度にわたる戦争を止めるべく奮闘した。現在は新たな秩序を模索中。 |
| シン・アスカ | 鈴村健一 | 元ミネルバ隊所属のザフト軍パイロット。2年前のデスティニープランを巡る戦いではフリーダムへの強い敵意からキラと対立し続けていたが、戦後に和解。 現在はコンパスに参加し、戦乱なき世界を目指して活動中。 |
| ルナマリア・ホーク | 坂本真綾 | シンと同期のザフト軍パイロット。ミネルバ隊のメンバーとしてシンと共に戦い抜き、現在はコンパスに参加中。 |
| アグネス・ギーベンラート | 桑島法子 | シンやルナマリアと同期のザフト軍パイロット。「月光のワルキューレ」の異名を持つ。 |
| アレクセイ・コノエ | 大塚芳忠 | コンパスの志願兵で、同組織の新造艦ミレニアムの艦長。飄々とした切れ者。 |
| アルバート・ハインライン | 福山潤 | ミレニアムの技術総責任者を務める優秀な技師。 |
| ヒルダ・ハーケン | 根谷美智子 | アークエンジェル専属モビルスーツ小隊「ハーケン隊」のリーダー。コンパス総裁であるラクスを敬愛している。 |
| ヘルベルト・フォン・ラインハルト | 楠大典 | ハーケン隊のメンバー。ヒルダを姐さんと呼び慕う歴戦のパイロット。 |
| マーズ・シメオン | 諏訪部順一 | ハーケン隊のメンバー。厳つい顔つきだが、朴直な性格の持ち主。 |
| マリュー・ラミアス | 三石琴乃 | 連合軍時代からアークエンジェルの艦長を務めている女性士官。 連合のやり方を疑問視して以降、キラ達と共に独自勢力で戦い続け、現在はコンパスに参加中。 |
| ムウ・ラ・フラガ | 子安武人 | 元連合軍所属のパイロット。キラたちの兄貴分で、「エンデュミオンの鷹」の異名を持つ。 |
ターミナル
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| アスラン・ザラ | 石田彰 | 元ザフト所属のオーブ軍パイロット。過去の戦乱では幼馴染のキラとの対立を経て和解し、戦火を止めるべく共闘した。 現在はターミナルに出向中。 |
| メイリン・ホーク | 折笠富美子 | ルナマリアの妹で元ミネルバのオペレーター。現在はターミナルに出向し、優れた情報処理能力を活かして活躍中。 |
オーブ連合首長国
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| カガリ・ユラ・アスハ | 森なな子[1] | 父ウズミ亡き後、若くしてオーブ代表首長の座を引き継いだ。 現在はコンパスの協力者としてキラたちを支援している。 |
| トーヤ・マシマ | 佐倉綾音 | カガリが後釜として教育中の利発な少年。彼女の秘書を務めている。 |
ザフト
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| イザーク・ジュール | 関智一 | アスランと同期のザフト軍パイロット。 デスティニープランを巡る騒乱から2年を経た現在はプラント参謀本部情報将校の地位に就いている。 |
| ディアッカ・エルスマン | 笹沼晃 | アスランと同期のザフト軍パイロット。イザークの相棒的存在。 |
ファウンデーション
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| アウラ・マハ・ハイバル | 田村ゆかり | ファウンデーションの女王。見た目は幼いが、聡明で言動は大人びている。 |
| オルフェ・ラム・タオ | 下野紘 | アウラに強い忠誠心を抱くファウンデーション宰相。アウラの親衛隊であるブラックナイトスコード(以下BKS)の筆頭。 |
| シュラ・サーペンタイン | 中村悠一 | ファウンデーション国防長官にして近衛師団長。 BKSのMS隊隊長を務める。 |
| イングリット・トラドール | 上坂すみれ | BKSのメンバーでファウンデーション国務秘書官。オルフェを行政面でサポートしている。 |
| リデラード・トラドール | 福圓美里 | BKS隊員でイングリットの姉妹。 性格は直感的かつ衝動的で、自分の実力に強い自信を持つ。 |
| ダニエル・ハルパー | 松岡禎丞 | BKS隊員。 一見気だるげだが、戦闘では残忍な顔をのぞかせる。 |
| リュー・シェンチアン | 利根健太朗 | BKS隊員。 一見礼儀正しい物腰だが、相手を小馬鹿にしている様な節がある。 |
| グリフィン・アルバレスト | 森崎ウィン | BKS隊員。 一見向こう見ずな印象を与えるが、パイロットとしての能力は高い。 |
ペットロボット
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| トリィ | ? | アスランが幼少期キラの為に作った鳥型ペットロボット。 |
| ブルー | ? | キラがラクスの為に作ったトリィの対をなすペットロボット。 |
登場メカ
余談・小ネタ
SEEDシリーズ主題歌であるが、今映画でも主題歌がオリコン上位入り。永らくシリーズを支えた西川貴教氏もお祝い。そして、映画を盛り上げる最中に出た裏切者についても言及。
20年近くも映画を待たされたSEEDファンから「3年も待った」ソロモンの悪魔の我慢弱さを槍玉に挙げられ一時中の人が謝意を示す事態
に発生する珍現象が起こった。
劇中登場したシホ・ハーネンフースにたった一言の台詞の為にオリジナルキャストを起用(招聘)
したことが明らかに。
劇場版に登場した新モビルスーツ(ブラックナイト)のデザインは
「ウマ娘プリティーダービー」トウカイテイオー(のマント)がモデルである。
楽曲
スタッフ
- 企画・制作:サンライズ
- 原作:矢立肇、富野由悠季
- 監督:福田己津央
- 脚本:両澤千晶、後藤リウ、福田己津央
- キャラクターデザイン:平井久司
- メカニカル デザイン:大河原邦男、山根公利、宮武一貴、阿久津潤一、新谷 学、禅芝、射尾卓弥、大河広行
- メカニカルアニメーションディレクター:重田智
- 色彩設計:長尾朱美
- 美術監督:池田繁美、丸山由紀子
- CGディレクター:佐藤光裕、櫛田健介、藤江智洋
- モニターワークス:田村あず紗、影山慈郎
- 撮影監督:葛山剛士、豊岡茂紀
- 編集:野尻由紀子
- 音響監督:藤野貞義
- 音楽:佐橋俊彦
- 製作:バンダイナムコフィルムワークス
- 配給:バンダイナムコフィルムワークス、 松竹ODS事業室
関連動画
その他
関連生放送
関連静画
関連リンク
関連項目
| ガンダムシリーズ(映像作品) |
|---|
| 1st - Z - ZZ - V - G - W - X - ∀ - 種 - 種運命 - 00 - 三国伝 - AGE - BF - Gレコ - BFT - 鉄血 - BD - BDR - 創傑伝 - SDWH - 水星 - GQu6X |
| CCA - F91 - 0080 - 0083 - 08 - G-SAVIOUR - EVOLVE - IGLOO - STARGAZER - UC - GPB - ORIGIN - サンダーボルト - Twilight AXIS - NT - 閃ハサ - ククルス・ドアンの島 - 種自由 - 復レク |
脚注
親記事
子記事
兄弟記事
- オーブ連合首長国
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- トリィ
- ナタル・バジルール
- フェイズシフト装甲
- ミラージュコロイド
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