機動戦艦ナデシコとは、1996年10月~1997年3月にテレビ東京系で放送されたテレビアニメである。
概要
監督 | 佐藤竜雄 |
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ストーリー エディター |
會川昇 |
音楽 | 服部隆之 |
制作 | XEBEC |
製作 | テレビ東京 読売広告社 XEBEC |
話数 | 26話 |
SFロボットアニメ…のふりをしたラブコメアニメ…のふりしたやっぱりSFアニメ。XEBEC製作のオリジナルSFアニメシリーズの第一弾であり、メインヒロイン役の桑島法子と、キャラクターデザイン担当のアニメーター・後藤圭二の存在を広く世に知らしめ、しまじろうの中の人等いないであった南央美を大きいお友達にブレイクさせた作品である。
作中作に熱血ロボアニメ『ゲキ・ガンガー3』がある(のちにOVA化)。『エヴァ』や『スレイヤーズ』などとも微妙に時期が被っているため、今ひとつ忘れられがちだが、1990年代を代表するアニメのひとつである。設定が山のように膨大にあったため全ての謎を全26話内で明かすことはできず、また3話分の脚本を担当した首藤剛志が「コンピュータの名前が『オモイカネ』である」という基本設定を思い出したように使ってみたところ、主要スタッフが全く忘れていたという逸話さえある(WEBアニメスタイル「シナリオえーだば創作塾」第116回参照)。
続編が熱望されている作品であり実際に企画も進行していたようだが、2005年8月に『宇宙のステルヴィア』ともども作品外の諸事情により製作はほぼ不可能となったことが佐藤監督の公式サイトでアナウンスされた。
アニメを原作として漫画(『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』、作者はキャラクター原案の麻宮騎亜)、小説、ゲームなどが作られている。様々な作品のクロスオーバー作品である『スーパーロボット大戦』シリーズにも参戦している。また、ヒロインの一人であるホシノ・ルリは警察庁のシートベルト着用キャンペーンのポスターに採用されるなど単独のキャラクターとしても各所で活躍を見せた。
2013年12月27日よりニコニコ動画でも全話配信開始、1~3話は期間限定で 無料配信される。
そして2015年9月18日より期間限定(10日間)で全話無料配信された。
劇場版
1998年にTV版から3年経った休戦後の世界を舞台にした劇場版『機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness-』が公開された。キャッチコピーは「キミノオモイデニ、サヨナラ」。
こちらはTV版でやりすぎた反省から一転してシリアス中心路線になり、TV版では描かれないアキトの成長をホシノ・ルリの視点で追いかける内容になっている。
仲間由紀恵が出ていたことで有名。ご本人の公式プロフィールにも劇場版ナデシコを含めアニメ出演歴はしっかりと記載されている。ちなみに漫画家の畑健二郎は昔、不安や孤独でどうにも出来なくて劇場に座り、この映画を一日中死んだ目で観ていたらしい。
なお、本作は翌年の星雲賞・映画演劇部門とメディア部門を受賞している。
主な登場人物
- テンカワ・アキト - 声: 上田祐司 (現: うえだゆうじ)
- ナデシコのコック兼エステバリスのパイロット兼主人公。火星出身。何故かやたらにモテる。劇場版ではTV版のイメージとは正反対の黒衣を纏った仮面姿に。
- 実は劇場版になる前から既にロクな人生を歩んでいない。なかなかの死神っぷりである。
- ・小学生頃に、ネルガルの研究者であった両親をネルガル社長に暗殺される
- ・しかも血塗れの両親の亡骸と御対面してる。
- ・その後火星のユートピアコロニーで孤児として貧しく育つ
- (遺産もあっただろうし、存命ならばなんの不自由もなかったはず)
・ユートピアコロニー襲撃に立ち会い、そこである少女を守ろうとした際地球にボソンジャンプで跳ばされる。 - ・その襲撃、実は「地球行きだったチューリップが地球側戦艦の体当たりにより軌道変更し、火星のユートピアコロニーに落ちた」ものであり、偶然とはいえ人為的なものだった。
・それがトラウマになり、戦火に怯え逃げ隠れする癖がつき、地球では笑い者
・ナデシコに巻き込まれる(事情を知っていたプロスさんが保護した形といったほうが正しいか) - ・よりにもよってナデシコにいた提督こそが地球へのチューリップ到達を防いだ(ユートピアコロニーにチューリップを落とした)「英雄」張本人(殴りかかったり謝罪の遺書を渡されたりいろいろあったものの、後日一応和解はできた模様)
・友人になったばかりのヤマダが「軍所属の連中が逃げるところに居合わせたせいで」殺される
・積極的に言い寄ってくる女性は揃いも揃って殺人料理人
・目の前でユートピアコロニーにとどめを「ナデシコに」刺される
(遅かれ早かれ滅んでいたとはいえだいたいユリカのせい)
・月で世話になった食堂の奥さんが源一郎のダイマジン襲撃により死亡 - ・これもまた、致命傷となる瓦礫に襲われた現場に居合わせている。(というか、一家+アキトのみんなで寝てた)
・ヤマダを殺した犯人を問いただすもあっさり論破され、負ける。
…が、試合には負けたが勝負には勝ち、犯人の提督は正気を失い自爆
・分かり合えたはずの白鳥九十九が暗殺される。またもや目の前で。 - ・戦争終結。が、最初はコックとしての契約でプロスの手違いもあり軍事物損保険に入っておらず、
軍の嫌がらせもあって莫大な借金を背負うことになる。
・ユリカと結婚。その新婚旅行のシャトルで拉致される
・散々人体実験されて味覚を始めとした五感滅茶苦茶。そして劇場版へ… - これだけの目に合っているのに真っ直ぐに一生懸命生きていたからこそ、彼はモテるのかもしれない。
- ミスマル・ユリカ - 声: 桑島法子
- 多分メインヒロイン。ナデシコの艦長。火星時代にアキトの幼馴染みだった。多言語堪能、記憶力優秀、発想、応用性も抜群で臨機応変。地球連合大学の戦略シミュレーションで負け無しだったほどの逸材だが、ド天然でアキトのためとなると暴走しがち。
- 料理のセンスも壊滅的である。声を演じた桑島法子はこれがほぼデビュー作。
- アキトに惚れている人その1。
- ホシノ・ルリ - 声: 南央美
- 人気No.1、愛称はルリルリ(命名byミナト)。ナデシコの天才的オペレータ。劇場版では主人公で、ナデシコBの艦長となっており、「電子の妖精」と呼ばれる。
- アキトに対しては淡い恋心のようなものを抱くが、兄や家族としての感情であるという説もあり、人によって解釈は様々。
- ダイゴウジ・ガイ(本名世を忍ぶ仮の名前: ヤマダ・ジロウ) - 声: 関智一
- エステバリスのパイロット。『ゲキ・ガンガー3』の大ファンで、アキトをゲキガンガーに染めた元凶。初登場とともにエステバリスでジャンプアッパーを落下の衝撃で足を折り、宇宙でスキを見せまくって囲まれて、その後に格納庫に向かって、木星との戦闘と関係ないところであっけなく死ぬ。熱血キャラを演じることができると張り切っていた関智一を見て監督がニヤニヤしていたとかいなかったとか。
- しかし、『スパロボ』など2次創作・クロスオーバー作品ではそのスーパー系な性格が幸いし、死なずに大活躍している。詳しくは後述。
実は「山田太郎」という甲子園に行った兄がいるとかいないとか。 - スバル・リョーコ - 声: 横山智佐
- エステバリスのチーフパイロット。機体カラーは赤。男勝りで負けず嫌いな性格をしており、何かにつけて素人パイロットのアキトに絡んでくる。劇場版では統合軍のパイロットになっている。
- アキトに惚れた人その3。
- アマノ・ヒカル - 声: 菊池志穂
- エステバリスのパイロット。機体カラーはオレンジ。オタク趣味を持ち合わせた陽気な眼鏡っ娘で、ウリピー(※ウリバタケ)とはいいコンビだが、思考はかなり現実的。
- 劇場版ではプロ漫画家になっている。
- マキ・イズミ - 声: 長沢美樹
- エステバリスのパイロット。機体カラーは水色。寒いギャグやダジャレが大好きで、事あるごとに陰気にボソッとつぶやいては自分だけクツクツと笑って周囲を白けさせている。
- 劇場版ではバーのオーナーを助けた縁で雇われママになっている。
- アカツキ・ナガレ - 声:置鮎龍太郎
- エステバリスの補充パイロット。ロン毛の女たらし。何かとアキトに突っかかるような物言いをする。
- ゴート・ホーリー(Goat Hoary) - 声: 小杉十郎太
- スーツ姿で不愛想な戦闘指揮担当。以前は軍に所属しており、かなりのマッチョ。既婚。
- カタブツそうに見えて実は…
- アオイ・ジュン - 声: 伊藤健太郎
- ナデシコ副長。ユリカの地球移住後の幼馴染み。「いい人」すぎて何かと報われないカワイソウな人。
- ハルカ・ミナト - 声: 岡本麻弥
- ナデシコの操舵士。元々は大企業の社長秘書をやっていた。その他にも教員からシャトル操縦まで多種多様な資格を持つ歩く免許証。
- 露出が多く派手な見た目とは裏腹に(ナデシコの中にしては)常識があり精神的に強い女性。そもそもあのバストサイズに合う制服がなかっただけである。ゴートとはいい仲になりかけるも価値観の相違により破局。物語終盤、ある男性と恋に落ちるが・・・
実はコミカライズ版とアニメ版で名前が逆。アニメで「港」が名前。漫画版では「ハルカ」が名前。 - メグミ・レイナード(Megumi Reinard) - 声: 高野直子
- ナデシコのブリッジ通信士。元々は声優をやっていた。「メグミという名前」「看護士の資格も持っている」などの設定から、キャラのモチーフは当時超人気だった某声優であると思われる。。
- アキトに惚れた人その2。
- エリナ・キンジョウ・ウォン(Erina Kinjo Won) - 声: 永島由子
- ナデシコ副操舵士。ネルガル本社から派遣されてきた人物で、本来の役職はネルガルの社長秘書。職務に忠実で、ユリカを初めなにかと羽目を外したがる他のクルーたちとしばしば対立する…が、ミス・艦長コンテストに参加しかける等なんだかんだで染まっていた。
- 実は結構な少女趣味で、ラピスの服は正にこの人の趣味。なんだかんだで可愛がっていたようである。アキトに惚れた人その4。
- ウリバタケ・セイヤ - 声: 飛田展男
- ナデシコのチーフメカニック。元々は町工場で働く発明好きの違法改造屋だったが、その技術を買われてスカウトされる。「こんなこともあろうかと」という台詞に憧れ、言うチャンスを虎視眈々と狙っている。メカオタクでいい加減なオッサンにも見えるが、「整備をしくじれば人が死ぬ」「俺は女では失敗しても整備でコケたことは一度もない」という信条を持ち合わせている生粋の職人でもある。
- たった2年の宇宙航海中に初めて触ったオーバーテクノロジーから対フィールドランサーとディストーションブロックを造り上げてしまった凄い人(でもMITを7浪してる)。
- 劇場版でもステルスシートを作ったりと、持ってる特許の数と質はかなり凄い。スパロボではアストナージや各研究所の博士という仲間を得て、水を得た魚のように様々な発明を行っている。
- プロスぺクター(Mr. Prospector) - 声: 小野健一
- ネルガルから派遣された本名不明(プロスペクターは資源探索者の意。通称プロスさん)のナデシコの会計・監査担当で、クルーを「人格に問題があっても一流の人材」という基準でスカウト(まさにクルー=資源)してきた張本人でもある。
- 慇懃かつ飄々としたもの言いでありながら、実は格闘技が使えたり(多数のシークレットサービスを一人で圧倒する程の腕前)ラーメン屋台を引けたり(麺類嫌いなルリがおかわりするぐらいに美味しい)、ベースギター弾けたりとにかく謎の多い人物。
- リュウ・ホウメイ(Howmei) - 声: 一城みゆ希
- ナデシコの食堂スタッフ5人組「ホウメイガールズ」を取り仕切る中年の女性料理長。専門は中華だが、あらゆる料理に精通している。
- また、クルーたちの良き相談相手であり、アキトにとってはコックの師匠でもある。
- イネス・フレサンジュ(Inez Fressange) - 声: 松井菜桜子
- 説明おばさん科学分析と医療全般を担当する白衣の才女。火星の唯一の生き残りであるが、実は・・・。アキトとフラグが立ちかけた人。
主なメカニック、技術
基幹技術、兵器
- 相転移エンジン
- 古代火星文明の遺物。未だに完全解明されていないが、それでも強力な出力を持つ。
エネルギー保存の法則により真空のエネルギー(おそらくダークエネルギー)から膨大かつ無尽蔵のエネルギーを取り出している。 - その為、大気中では反応が低下し、出力が下がることが欠点。
ナデシコ級はそれを補うために核パルスエンジンを4機搭載している。 - ディストーション・フィールド
- 古代火星文明の遺物。相転移エンジンから取り出される膨大なエネルギーを利用し、
空間を歪曲させた力場を発生させる、強力かつ便利なバリア。
重力レンズのような性質も持ち、光学兵器は完全にシャットアウトし、粒子砲、実弾兵器等の質量兵器もある程度防げる上、楕円上に展開されることによる水流抵抗、大気抵抗、摩擦の低減等、戦艦運用に欠かせない装備である。破るには強力な質量弾、もしくは重力波砲をぶつけるのが手っ取り早く、他に中和するための近接兵器も「個人の手で」作成されている。(捕えたテツジンから解析された可能性が高い)
ゲームにおいてはバランス調整のため重力波砲よりも光学兵器に対して弱いことが多い可哀想な存在。
だいたいこんな感じだと思われる。
・ドラグナーの光子バズーカ、レイズナーのレーザードライフル→光学兵器なので効かない
・オーラバトラーのオーラショット→普通は余り効かない。地上だったりパイロット次第では危険
・メガ粒子砲系→艦砲や貫通重視な物は質量弾としてぶち抜かれる可能性がある。ビームマシンガン等の一発あたりが軽い連射系や「ガンダム的量産機」の物は恐らく効かない
・ファンネル→本体は内側に入ってこれない。普通のファンネルはレーザーなので効かない。フィンファンネルやビットは危ない
・スーパー系の謎ビーム→考えたら負け - グラビティ・ブラスト
- 古代火星文明の遺物。その名の通り圧縮した重力波を放射する強力な兵器。ぶっちゃけ小型のブラックホールをぶつけてるに等しく、直撃した場合まず助かりようがない。唯一、高出力のディストーション・フィールドのみで防ぐことが可能。ゲームでは核ミサイルやプラズマより弱い場合もあるが…まあ、ゲームだからね。
尚、木星の駆逐艦が撃ってくる「インパクトレーザー」は発射時に重力波が検知され、地球側のレーザー砲を曲げ、飽和攻撃を受けるとディストーション・フィールド消失の可能性もある等から、弱い重力波砲、もしくは重力波帯を先導にしているものでないかと思われる。 - 相転移砲
- Yユニットを装備したナデシコA最強の装備であり、あまりの威力に使用禁止条約が結ばれた程である。
簡単に言うと「リミッター無しでで相転移エンジン外部で反応を起こさせたらどうなるの?」であり、敵を破壊するのではなく、指定した座標の空間を破壊する兵器である。お前の兵器で空間がヤバイ。 - もちろん通常のレベルで防御、回避の手段はなく、ミルクレープ並に多重にディストーション・フィールドを張った火星極冠遺跡のみが、この攻撃に抵抗することに成功している。
- ボソンジャンプ
- いわゆるテレポーテーション。時空間を跳躍する技術で、転移の前兆としてボソン(ボース粒子とも。光子・重力子などの力・エネルギーを伝播する粒子の総称)が検出されることから命名。木星連合側が地球圏に兵器を送り込む手段として利用しているが、地球側では研究の最中と言ったところ。通常の手段では生命体を運ぶことはできず、強力なディストーションフィールドでの保護や、特殊な遺伝子改造が必要。火星極冠遺跡と何らかの関係があるらしいが…
- ボソン砲
- 木星連合側兵器。ユリカ銘名。「敵ど真ん中にボソンジャンプで直接爆弾を送り込めば安全で高効率じゃね?」という発想としても技術としてもとてもシンプルな兵器である。
- もちろんその構造として、動き続ける相手には命中精度が極端に下がるという欠点もあるが、動きが鈍かったり動くことができない戦艦、基地、要塞等に対しての有効性は凄まじく、テロ的な使い方も可能なため相転移砲同様、条約で使用が制限されている。
火星の後継者の機動兵器である積尸気の戦法は正にこれであり、爆弾でなく人型戦闘機を送り込むという、条約をうまくすり抜けた運用法であると言える。 - IFS
- イメージフィードバックシステムの略。体内にナノマシンを注入、脳周辺に補助脳を形成させると同時に、右手のひらに光学インターフェイスを生成させる。
- これにより、対応機器を「イメージした通りに」動かすことができる。エステバリスやナデシコ級戦艦の運用に必須であると同時に、火星の開拓民にも積極的に用いらていた。安全性は保証され、これと言った副作用はなく(発動時は血管が光る、使用時は若干精神が高揚しやすい、ナノマシンにエネルギーを喰われるためお腹が空きやすいぐらい)、反射神経向上等のメリットも大きいのだが、生粋の地球育ちには「改造人間」との印象を受けやすい。
- オモイカネ
- 代々ナデシコのメインコンピューター。高度なAIでもあり、ルリとは親友関係。地味にゲキ・ガンガーが好きで、アキトとルリが暴走(というより拗ねた)を止めに来た時、自己防衛のためにゲキ・ガンガーを具現化させたこともある。学習型コンピューターでもあり、歴戦の実績とYユニットを取り込んだ経験から、ナデシコCの全システム掌握という能力を得る。名前の由来は日本古代神の知恵と知識の神。
ナデシコ級戦艦
- ナデシコA
- 作品タイトルにもなっている宇宙戦艦。「エンタープライズ(スタートレック)に波動砲とATフィールドつけたら最強じゃね?」という発想の元にデザインされた「ぼくのかんがえたさいきょうのうちゅうせんかん」であり、それがグラビティ・ブラストや、ディストーションフィールドという設定につながっている。
その他、多連装ミサイルランチャーや、フィールドブレードからのレーザー砲を持ち、実は潜水艦能力も持っている。
航空力学状無茶な形をしているのは「大気圏脱出、突入時は楕円形のディストーションフィールドを張ることで空気抵抗を減らすことができる」ためで、エンジン出力の高さもあって施設無しで高速に大気圏脱出が可能。再突入に関してもフィールドを張ることで艦体への空気の断熱圧縮の影響をなくすことができる上、ナデシコ自体に反重力推進、浮遊能力があるため落下速度を落とし、安全に突入することができる。 - Y-ナデシコA
- ナデシコ四番艦シャクヤクが完成前に大破してしまったために、強化ユニットであるYユニットをユリカの思いつきで無理やり近代化改修取り取り付けた姿。思いつくユリカもユリカだが、電装系が全く違うYユニットを安定させて取り付けてしまったウリバタケもやはり只者ではない。
Y-ユニットに搭載された2機を合わせた4機の相転移エンジン、大型レドーム、更に増えたミサイルランチャー、2連装に換装され出力が上がったグラビティ・ブラスト、そして広域空間破壊兵器である相転移砲を兼ね備える反則戦艦である。 - ナデシコB
- 劇場版で登場。扱いは試験戦艦であり、その気になれば艦長のルリ一人で動かせる。
武装はグラビティ・ブラストのみだが、スパロボ等では不便なのでミサイルランチャーがつけられることが多い。 - ナデシコC
- 劇場版で登場。 「戦いは数だよ兄貴!ができないのなら戦う前に勝てば良い」というコンセプトに基づき、単艦でボソンジャンプして敵陣ど真ん中に出現、ありとあらゆる手段で瞬時に相手システムに入り込み、掌握、無効化してしまうという戦艦の形をした電子戦特化兵器である(これルリ以外に扱える奴居るんだろうか?)。三本のフィールド発生ブレードは開閉式で、閉じているときは出力が上がる。「戦闘の必要がない」ため兵装はやはりグラビティ・ブラストのみであるが、改修により相転移砲の装備も可能。また、やはり使いにくいためスパロボ等ではミサイルがつけられたりする。何もなかったスパロボRでは使いにくいことこの上なかった。
- ユーチャリス
- 劇場版で登場。ナデシコCのためのワンマンオペレーションの第二実験艦と同時に、アキトの工作活動の移動拠点として運用されていた。基本単艦テロ活動のための艦であるため、強固なディストーションフィールドを発生させる特殊形状のフィールドブレードや、多量のバッタ(無人機動兵器)を搭載し、面制圧能力を高めるために四連装に分離実装された(4つで4倍威力というわけではない)グラビティ・ブラストを装備、他にも情報収集、ハッキングのための様々な能力を有する。ナデシコCを中心にあらゆる艦船で艦隊を組む「ナデシコフリート」計画の一員であるともされている(その中での役割もやはりバッタの母艦)。
- コスモス
- ナデシコ二番艦にして、ナデシコ級唯一のドック戦艦。左右開閉式のディストーションフィールド発生ブレード内がそのまま艦船ドックになっており、宇宙空間でナデシコ級戦艦を整備、修理することが可能。前述の通りドック「戦艦」であり、ブレード両側に各々7門、合計14門の小型グラビティ・ブラストを搭載しており、面制圧戦闘能力はナデシコを遥かに凌ぐほどである。
- 最近の人にもわかりやすく艦これで説明すると、明石が1隻しか修理できない代わりに超重力砲を搭載し、手当たり次第に敵艦隊を薙ぎ払いまくる。しかも35.6cm砲ぐらいは平然と耐えるバリア持ち。それぐらい反則である。
- カキツバタ
- ナデシコ三番艦。終始ネルガルに運用された船で、最大の特徴は直線型ディストーションフィールドブレードと一体化した巨大なレールカノン。前述の通りディストーション・フィールドは質量弾に若干弱いという性質があるため、速度と質量の塊である大型レールカノンをぶち込めば大抵貫通可能。
- 更に、グラビティ・ブラストと同時発射することで、「レールカノンで敵フィールドに穴を開け、消失させる→そのままグラビティ・ブラストをねじ込んで破壊」ということまで可能であった。が、敵側の猛攻を単身で受け続け、あえなく轟沈してしまった。
- シャクヤク
- 幻のナデシコ四番艦。本来Y・ユニットと相転移砲はこの艦のパーツであった。が、敵攻撃によるドックの落盤によりメインブロックが全損。日の目を見ることすらできなかった悲劇の戦艦である。
エステバリス
- いわゆるロボットアニメの主人公機が相手を倒して活躍するものであるのに対し、エステバリスの役目はあくまでも「艦載機」しかも「戦闘機」である。それどころかヘタすると「対空機銃」扱い。ナデシコは左舷の弾幕が薄いどころか全くないのである。つまり、「戦艦はフィールドを張りつつエステバリスに守ってもらいグラビティ・ブラスト(あるいは相転移砲)をチャージして照準。チャージが終わったら本命を敵陣ど真ん中にズドン。戦闘終了」というのが基本戦法である。さらにナデシコは単艦で活動し、戦闘場面が多岐にわたり、人数x多種多様の機体の多量収容スペースも確保できない。
- しかもパイロットは癖の強いエース揃いで乗り換える際、ソフト周りの調整がややこしい(IFSがそれに拍車をかけている)。その為エステバリスには「最小限のコストで最大限の汎用性」が求められ、それがエステバリスに一本化した換装システムに繋がっている。
その為、原作未登場のオプションフレーム、オプション装備が数多くあるのも特徴で、替え玉ならぬ替え弾や交換バッテリー等を持ち歩くための岡持ちなんてのも使用できる。多分ウリバタケお手製。
また、「どうせ艦載機なんだから旗艦から無線で電源供給してもらえばいいじゃん。そうすればバリアも推力も使い放題だろ?」という割りきった発想をすることで、ジェネレーターと推進剤を廃し、装甲を軽く薄くし(一次装甲に金属は殆ど使われておらず、主に強化防弾樹脂と複層セラミックで出来ている)、デッドウェイトとデッドスペースを廃することに成功している。
メインの役目があくまでも「戦闘機」「機銃」であるため基礎火力はあまり高くないが、ディストーション・フィールドを持っているため、それを拳やナイフの先に集中させることでそれこそ敵駆逐艦を撃沈させることも可能になっている。
こらそこ、ピンポイントバリアパンチとか言わない。 - ・陸戦フレーム
- 最も基本的な地上運用タイプ。地面をキャタピラ状グライディングホイールで滑走し、ナイフ、アサルトライフル、ワイヤー付きロケットパンチを基礎装備として運用される。「飛ぶ」ことにエネルギーを回す必要がないためバッテリー運用でも長く稼働できる上、重さも余裕があるため膝のバッテリーが大きい。汎用性の高さから砂漠や寒冷地仕様の他、火炎放射器、多連装ミサイルランチャー等を積んだ重武装タイプのバリエーションを持っているのもこれ。
- つまり、ヤマダさんはこれに換装成功できたとしても宇宙なので身動きできずに落とされていた可能性が高い。
- ・空戦フレーム
- 大気圏内空中戦型。流石に重力圏内で反重力推進だけでは効率が悪いため、それにプラスしてジェットエンジンが搭載されている(反重力推進で浮いたり機動性を確保し、ジェットエンジンで吹っ飛んでいる)
戦闘特性の問題と軽量性を確保するため武装も軽め。 - また、他のフレームに重力波ビームを中継する役割もある。
- ・0G戦フレーム
- 宇宙空間戦闘用。重力波推進を利用するという仕様上、水中戦もそこそこ得意。(スパロボで反映されることは少ないが…)。もちろん他の環境でも(専門フレーム程ではないが)平均的に運用可能である。
反面、旗艦から離れず運用することを前提としている上、宇宙空間という過酷な環境用の設計をされているため、バッテリー稼働時のエネルギー消耗が激しく、じっとしていたとして一時間足らず、全力で戦闘をすれば数分と保たない。 - アカツキ専用機のみ新型であり、他のアサルトピットでは起動できない。
- ・重機動フレーム(砲戦フレーム)
- 砲撃戦用に120mmキャノンとミサイルランチャーを装備させたフレーム。反動に耐える必要があるため重りを兼ねた重装甲を持っている(地雷を「通過して除去」できるほどには硬くて重い)。また、旗艦から離れることになるためバッテリー容量も大きい。
- それ故他のフレームに比べて機動性は劣悪だが、戦車同様の遠距離火力とそれ以上の機動性、防御力を確保することを可能にしている。
- ・月面フレーム
- エステバリスを旗艦無しで拠点防衛に使うというコンセプトで開発されたフレーム。その為に外付けの相転移エンジンを搭載することで電源容量に余裕ができ、ディストーションフィールドを破るほどのレールガンの使用が可能になった。もちろん弊害もあり、機体が大型化(アサルトピットを完全に内蔵し、専用の頭部を用いる)した上、機動性も損なわれている。
- また、動力源が相転移エンジンであるため、大気中での運用も難しい。その他に、敵ジンタイプをフィールドごと破壊できる程の大型対艦ミサイルも装備している。
- ・Xエステバリス
- ウリバタケがまたもや無断で開発していた0G戦フレームの特殊カスタム機。通称エクスバリス(ムネタケ提督は『エステバエックス』という呼び名に拘っていた。尚、この呼び名は該当回脚本がガンダムXの脚本家であったことによる)。
重力波ビーム受信機構周りを極限まで見直すことにより5倍以上の効率を引き出し、6mクラスのエステバリスに小型とはいえグラビティ・ブラスト(エックスキャノン)を搭載することに成功した、正に究極の移動砲台。が、効率が良すぎて機体がエネルギーに耐えられず、エックスキャノンのチャージを行うと自爆してしまうという欠陥機となってしまった。 - ただ、後述のスーパーエステバリスの高効率にはこの機体の技術が応用されてる可能性が高いと言われている。尚、スパロボ等に出ると大抵エックスキャノン以外の装備を持たせてもらえない(元が0G戦フレームなので、ライフルぐらいは使えるはず)が、「毎ターンEN全快で高出力遠距離兵器をぶっぱできる」という、高火力モビルスーツ顔負けの火力を誇る。
- もちろん普段は合体攻撃を持たないアカツキが乗せられる羽目になる。
- ・エステバリスII
- 劇場版量産機。IFSを利用することで「思った通りに動く」ことが最大の売りであるエステバリスであるが、ナノマシン注入による補助脳形成が必要であるため地球人パイロットには「改造人間」と敬遠されやすかった。更に電源を外部に持っている宿命で、キャパシタ容量が足りず、フィールドを破るレールガンを使用できない。ついでにIFS等のイニシャルコストも高いため次世代の正式機争いに負けてしまった。
- しかし、その運動性、柔軟な反応性、アサルトピット脱出による生存性の高さがベテランパイロットやゲキ・ガンガーオタク元木連パイロットに好評(そもそも木連パイロットは全員遺伝子操作を受けており今更IFSぐらい平気である。それ以上に思った通りに動き、ランサーの使用(熱血斬り)とディストーションアタック(ゲキガンフレア)を実践できることに惹かれたことは想像に難しくない)であった。
- スパロボWではアカツキが持参したのはよりにもよってこれであり、ライフル以外はナイフやランサーはおろか、ディストーションアタックすらないという有り様で、即座にエクスバリスに乗せ換える羽目になるのは言うまでもない。
- ・エステバリスカスタム
- 運動性に関しては競合機に対しても高いアドバンテージを持っていた(ライバル機のステルンクーゲルは対フィールド射撃能力を追求し、格闘戦能力はほぼ捨てている)ものの、外部電源式の宿命として、機動力ではかなわず、高出力兵装の使用もできなかった。が、リョーコの「アンテナ増やせば出力も倍だろ」という脳筋発言を実際に実装してみたら本当に出力が上がってしまったというのがこの機体である。
実際にレールガンが使用できたり速度が上がったりフィールドの出力も上がったりしているが、あまりにもピーキーになりすぎてエースパイロットにしか扱えなくなってしまった。 - 尚、元木連側エースパイロットにも愛用者がおり、ゲキ・ガンガーカラーに塗装されたエステバリスカスタムを駆っている。
- ・スーパーエステバリス
- ナデシコB、ナデシコCに艦載されていたエステバリス。アカツキ専用0G戦フレームの発展型であり、アンテナユニット1本でありながらレールガンの使用が可能な高効率高出力機である。
- また、武装強化としてミサイルランチャーや連射式キャノン砲を装備し、汎用的かつ強力な火力を持つ。
- ・アルストロメリア
- ネルガルの隠し種な次世代エステバリス。運動性そのままに、A級ジャンパーなしでの単独ジャンプ能力を獲得。恐らく出力もレールガンを使える程度はあると思われる。主武装は内蔵式の大型クローで、ハンサムズゴックとか呼ばれたりもする。
- 勿論マニュピレーター等はエステバリスの上位互換なのでライフル等も搭載可能。この単独ジャンプ能力、ボソンジャンプの全てを解明したわけではなく、あるパイロットにジャンプさせまくってデータを重ね、その統計から公式の近似値を割り出し、無理矢理実装という力業で実装されている。
- …今のところ事故は起きていない。
- ・装甲追加型エステバリス
- 公式資料集 NADSICO PLUS に記載されている劇場版未登場機体。エステバリスIIじゃ追いつけない。スーパーじゃインパクトが弱い。カスタムは扱いにくいし、アルストロメリアは高価すぎる。というかあくまでもまだまだ心神ポジション。ならどうしよう。肩と足の追加装甲にスラスターくっつければ運動性と反応性そのままに機動性と防御力上がって、レールガンなしでも戦えね?
しかもパイロットがB級ジャンパーなら追加装甲の下にあるエステバリスの装甲にチューリップクリスタル仕込めばボソンジャンプもできちゃう。武装は汎用的に使えるハンドカノン。おまけに既存機体の改造ですむし何より安い!
というコンセプトの機体。勿論各方面で「これどこかで見たことね?」とツッコまれてはいるが、ネルガルは知らぬ存ぜぬを決め込んでいる。一体モデルは何サレナなんだ…。ヤマダさんやアカツキの機体として出してくれませんかね? - ・ブラックサレナ
- 黒い幽霊ロボットは存在しない。いいね?
主な楽曲
- YOU GET TO BURNING - テレビアニメオープニング曲
- 歌:松澤由実 / 作詞:有森聡美 / 作曲・編曲:大森俊之
- 私らしく - テレビアニメエンディング曲
- 歌:桑島法子 / 作詞:松浦有希 / 作曲・編曲:松浦有希、吉田 潔
- Dearest - 劇場版主題歌
- 歌:松澤由実 / 作詞:有森聡美 / 作曲・編曲:大森俊之
2次創作などでの扱い
『スーパーロボット大戦』シリーズ等、2次創作・クロスオーバー作品では、作風がライトであり、また劇中劇として『ゲキ・ガンガー3』という昭和ロボット作品のパロディを抱えているため、リアル系の作品よりもスーパー系の作品との相性がいい。ただし、終盤や劇場版ではハードな物語展開になるためリアル系との絡みも多くなる。
また、シナリオ面でも古代火星遺跡という文明や、ボソンジャンプという空間、時間跳躍技術の存在、そして「なぜなにナデシコ」により、いろいろ便利に扱われている。
それでも初参戦時は「スパロボにギャグと萌えを持ち込むな」って物凄く叩かれたんです。これでもかってぐらいに。
ナデシコ本体に関しては参加作品によって扱いやすさが変わるのが特徴。
TV版だと基本的に強いが、劇場版だと乗組員、捏造ミサイルや相転移砲の存在がスタッフのさじ加減で変わってしまうため幅が激しい。EN消費も他の戦艦に比べて多い傾向にあるが、最近はEN回復が付いたためそこまで気にならなくなった。
エステバリスについても初期は扱いにくかった。
初参戦のAに関しては(マスターアジアフラグの存在を抜きにしても)システムが未熟であったせいで扱いにくく、
ベンチ入りしてしまうことが多かった(その上エネルギー圏外警報がうるさい)。
ImpactではAでの扱いにくさに敬遠される事も多いが使ってみると強いというか便利。あいかわらずエフェクトは鬱陶しいものの、使い放題の合体攻撃に加え、「ナデシコが出撃しているマップではフレーム毎に一回だけ換装可能。その際HPとEN、弾数は全快する」上に、砲戦、月面フレームが気力に影響を受けない上にP装備があるという仕様のため「とりあえず砲戦系で出撃して弾が切れて気力がたまったら0G戦や空戦に換装して合体攻撃」という行動がとれた。ただ、正式参戦が三章に入ってからなのがつらい。
その後段々扱いやすくなり、「リアルが強い作品ではやたらと強い、そうでなくてもフレームさえ間違えなければ扱いやすい」ポジションに収まっている。
また、ダイゴウジ・ガイが優遇されることが多い。エステバリスは他作品のロボットに比べ小型で火力が不足しがちな為、彼との合体攻撃の存在が主人公であるアキトの使い勝手を左右する例が多々ある。
あげくのはてに本編には存在しない専用エステや劇場版の顔グラまで作られてしまった。
具体的には…
- スパロボA:スパロボ初参戦にして隠しキャラとして生存可。アキトとの合体攻撃が存在する…が、東方不敗マスターアジアやその他UCガンダムキャラ多数との二択であるため生存できないことのほうが多く、その場合アキトも倉庫番と化す。
- スパロボImpact:死亡イベントすら無くなってしまった。エステバリスガイ機専用技「ガイ・スーパー・アッパー」はパイロットであるガイの性能も相まって、そこらのスーパー系以上のダメージを叩き出す。
また、ユリカとの合体攻撃のやり取りが楽しい。 - スパロボR:普通に生存。ガイ専用スーパーエステバリス登場
- スパロボMX:劇場版の話のみなので流石に死んでいる
- スパロボJ:隠しキャラとして生存、イベントでもやりたい放題し始める、下の台詞はJでのもの。ここでもグレートゼオライマーとの二択であるのだが、この条件の一つに「全ての他のフラグを叩き折ることが条件」がある上、ゼオライマー自体がそのままでもチート性能であるため、割と生存できる。
- ACE2:ゼントラーディに助けられたうえに文化としてゲキ・ガンガーを広める。ついでにアイドルオタクも兼ねている。
- スパロボW:ガイ専用エステバリスカスタム登場、劇場版顔グラ登場、ゲキ・ガンガーのBGMを流しながら復活しTV版のラストを超熱血展開にしてしまった上、本来そんなキャラではないはずの劇場版アキトとダブルゲキガンフレアを繰り出す
- スパロボBX:TV版のみの参戦の為いつも通りの活躍が期待されたが、今回はなんとスパロボ史上初の最初から死亡済みである。素で「なんと」とつけている時点で何かおかしい気がしなくはない。ちなみに今回のアキトの合体攻撃の相手は20万と月臣のオマケアカツキが担当する。
- スパロボV:やっぱり劇場版の話のみなので流石に死んでいる。その代わり?あの人がカットイン付きで戦線復帰である。
こんな感じである。
「俺達は語り合い、共に信じる正義は一つだと誓い合ったのさ。奴はそれを裏切らなかった。木星の中に真に和平を求めたんだ。これも現実だ、ちがうか」
「要は見る奴しだいって事よ、テンカワ。ゲキ・ガンガーの言うことは、まちがっちゃいねえ」
「そいつは違うな、木連の大将」
「勝とうが負けようが、正義ってなあ信じてなんぼよ!勝つためにひん曲がった正義なんぞ、一文の価値もねえ!」
スタッフリスト
TVアニメ
監督 | 佐藤竜雄 |
---|---|
助監督 | 桜井弘明(13話~) |
ストーリーエディター | 會川昇 |
キャラクター原案 | 麻宮騎亜 STUDIO TRON(角川書店『月刊少年エース』連載) |
キャラクターデザイン | 後藤圭二 |
メインメカニックデザイン | 明貴美加 |
メカニックデザイン | 企画デザイン工房戦船、高倉武史、沙倉拓実、中原れい、森木靖泰 |
SF設定 | 堺三保 |
ベースプランニング | 山口宏、會川昇、佐藤竜雄、大月俊倫 |
美術監督 | 小山俊久 |
色彩設定 | 上谷秀夫 |
撮影監督 | 杉山幸男、松沢宏明 |
編集 | 正木直幸 |
音楽 | 服部隆之 |
音響監督 | 田中英行 |
プロデューサー | 小林教子→中澤直也、池田慎一、佐藤徹 |
製作 | テレビ東京、読売広告社、XEBEC |
劇場版
制作 | 角川歴彦、大月俊倫 |
---|---|
企画・制作 | XEBEC |
監督・脚本・絵コンテ | 佐藤竜雄 |
プロデューサー | 下地志直 |
キャラクター原案 | 麻宮騎亜 |
キャラクターデザイン・総作画監督 | 後藤圭二 |
メカニックデザイン | 中原れい、鈴木雅久、武半慎吾、森木靖泰 |
メカニックデザイン協力 | 前田明寿、坂崎忠 |
カラーコーディネーター | 青木弘美、上谷秀夫 |
美術監督 | 小山俊久 |
撮影監督 | 鳥越一志、金沢章男 |
音響監督 | 田中英行 |
編集 | 松村正宏 |
音楽 | 服部隆之 |
劇中曲作曲 | 手塚理 |
音楽制作 | スターチャイルド |
演出 | 玉田博 |
作画監督 | 前田明寿、山岡信一、石井明治、赤堀重雄、堀内修 |
製作 | NADESICO製作委員会、角川書店、KING RECORDS、テレビ東京 MOVIC、イング、ジーベック、東映株式会社 セガ・エンタープライゼス |
配給 | 東映 |
関連動画
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関連チャンネル
関連生放送
関連項目
- スターチャイルドレコード
- アニメ作品一覧
- スーパーロボット大戦シリーズ登場作品の一覧
- ゲキ・ガンガー3
- なぜなにナデシコ
- A級ジャンパー
- ブラックサレナ
- XEBEC製作のオリジナルSFアニメシリーズ
- SF
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