HAHAHAHAHAHA☆
もはや如何なるモンスターも敵ではないわぁ!
機皇帝グランエル∞とは、遊☆戯☆王ファイブディーズに登場するモンスター、および遊戯王OCGのカードの1枚。
概要
イリアステルの三皇帝の1人、ホセが使用する機皇帝の1体。
機皇帝ワイゼル∞同様にロボアニメ全開の合体シーンを視聴者に見せつけ、そっち方面の視聴者の心を奪った。
視聴者A「やだ・・・かっこいい・・・」
視聴者B「もはや何アニメだよwww」
遊戯王OCGにおいては、Vジャンプ2010年10月特大号の付録として他の機皇帝とほぼ同時期にOCG化された。
リーダーのカードだから1枚の値段もリーダー的だった。
カード詳細
機皇帝グランエル∞
☆1 地属性 機械族 効果モンスター ATK0 DEF0
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。このカードの攻撃力・守備力は自分のライフポイントの半分の数値分アップする。1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。また、自分のメインフェイズ時に、このカードの効果で装備したモンスター1体を自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
自分のモンスターが破壊された時に手札から特殊召喚できる効果と、シンクロモンスターを吸収してその攻撃力を得る機皇帝共通の効果に加え、ライフポイントの半分が攻守となる効果と、吸収しているシンクロモンスターを自分の場に特殊召喚できる効果を備えており、かなり強力なモンスター。
レベルは1だが自身の効果以外で召喚できないので手札で腐ることもある。しかし、自分のモンスターが効果で破壊されるだけで特殊召喚できるので「ハイハイ地砕き地砕き」などはもちろん、激流葬などで自分から破壊しても特殊召喚できる事から、他の特殊召喚モンスターより幾分かは扱いやすいと言える。
他機皇帝と同様に、本来ならデメリットでしかない自壊効果持ちモンスターも有効に活用できる。
ライフポイントが無傷の時に召喚できれば攻撃力・守備力は4000という驚異的な数値になり、ライフが回復していればそれ以上の攻撃力・守備力を得ることも可能。
加えてシンクロモンスターの吸収に成功すれば、さらに攻撃力を上昇させることができるので、戦闘面においては非常に強力。
また、攻撃力は下がってしまうが、吸収したシンクロモンスターを自分の場に特殊召喚することでそのシンクロモンスターの効果を使うことができ、カオス・インフィニティなどで強制的に攻撃表示にすれば即座に戦闘させることもできる。
この効果のために、他の機皇帝に共通する攻撃宣言を封じるデメリットが付かなかったのだろう。
ただし、ライフポイントが少なくなると相応にステータスが下がってしまうので安定感がなく、ワイゼルやスキエルと違って効果を無効にされれば攻撃力・守備力が0になってしまうので、考えなしにデッキに入れても活躍は難しい。
それでも、強力なモンスターであることには違いないのだが。
アニメにおいて
先に登場していた機皇帝ワイゼル∞・機皇帝スキエル∞同様に、5枚のカードで1体のモンスターとなるように作られており、「機皇帝グランエル∞」は胸部のカードの名前だった。
「機皇帝グランエル∞」「グランエルT(トップ)」「グランエルA(アタック)」「グランエルG(ガード)」「グランエルC(キャリア)」のカードからなり、グランド・コアがカード効果で破壊された時に自分フィールドのモンスターをすべて破壊して、デッキ・手札・墓地から特殊召喚される。
ちなみにパーツは魚や貝、亀など水生動物の形をしている。
このカードは機皇帝の中でも特別な存在であり(後述)、攻撃力・守備力が自分のライフポイントと同じになる効果と、レベル1のパーツの時点で全てのパーツが効果を持っているという特徴がある。
ただし、他の自分のモンスターが攻撃できない機皇帝共通の効果は持っているため、《波動の壁-ウェーブ・ウォール》によって攻撃を防がれるシーンが見られる。
初期パーツの時点の効果で、攻撃時の相手シンクロモンスターの効果を無効、破壊したシンクロモンスターを吸収、吸収したシンクロモンスターで相手モンスターを貫通付きで攻撃、相手モンスターの攻撃を吸収したシンクロモンスターで受ける、自分のモンスターの戦闘破壊を1度だけ無効など強力なものが揃っており、まさに最後の機皇帝に相応しい強さを誇った。
ワイゼルとスキエルってなんだったの?前座?
また、上位パーツも「グランエルT5」「グランエルA3」「グランエルG3」が登場している。
しかしA3は合体した次のターンに破壊され、T5とG3は「機皇神マシニクル∞³」がコピーして効果を使用しただけなので若干空気気味ではあるが。
モンスターとしての初登場は110話。しかしデュエルでの登場ではなく、グランエルが届いた喜びを表してホセが遊星たちに見せびらかすという登場だった。
WRGP決勝戦にてようやく召喚され、自身の効果によって攻撃力を12000にまでアップさせ、「グランエルT」「グランエルA」の効果を使いスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを撃破して吸収、攻撃力を15500まで上昇させた。
ちなみに、この時の攻撃力はファイブディーズにおいて「スターダスト・ドラゴン」「究極時械神セフィロン」に次いで3番目を記録している。
その後、その圧倒的な攻撃力と効果によってクロウをも倒したが、遊星との戦いでは攻撃力を増したシューティング・スター・ドラゴンに、装備していたスカーレッド・ノヴァ・ドラゴン共々パーツをグォレンダァ!され、攻撃力が下がったところを戦闘破壊された。
アーククレイドルの戦いでは、イリアステルの三皇帝の本来の姿であるアポリアがゾーンとの戦いで使用。
先行1ターン目に攻撃力4000で召喚されたが、時械天使の効果でパーツごと全てバウンスされてしまう。
また、このデュエルのキーともいえる希望のカード「アフター・グロー」の代わりにアポリアがドローしたカードがこのカードであり、これが原因で敗北している。
「機皇帝」とはそもそも、未来の世界においてネットワークが人類を排除しようとして作り上げたロボット軍団であり、グランエルは3種類存在するロボットの内の1体だった。(残りの2種はワイゼルとスキエル)
アポリアはグランエルによって両親と恋人を失っている。アポリア本人からすれば機皇帝の中でもグランエルは絶望の象徴である。
カードのグランエルが他の機皇帝と少々異なるのは、おそらくこのあたりから来ていると思われる。
そのグランエルを、希望のカードであるアフター・グローの代わりにドローして敗北したアポリアは、結果的に自分自身をもグランエルに殺されたと取ることができる。
希望を見出したものの、最後の最後までアポリアにとっての絶望の象徴であり、なんとも皮肉である。
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt