機関車オリバー(原題:Oliver the Western Engine)とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」(原題:The railway series)シリーズの第24巻である。
著:ウィルバート・オードリー/挿絵:ガンバー&ピーター・エドワーズ
概要
汽車のえほんシリーズ第24巻。英国では1969年に出版された。日本では1980年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。しかし、2010年12月に「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。
この巻は、ダックの支線(小西部鉄道)が舞台となる。汽車のえほん屈指のぶっ飛んだ巻。
収録作品
邦題 | 原題 | TVシリーズ対応回 |
---|---|---|
ドナルドのあひる | Donald's Duck | 第57話 ドナルドのあひる |
オリバーの大しっぱい | Resource and Sagacity | 第74話 ちょっとちがうよオリバー |
トードのてだすけ | Toad Stands By | 第83話 トードのめいあん |
ぶくぶくバルジー | Bulgy | 第75話 2かいだてバスのバルジー |
キャラクター
- ダック:再開した路線を任せてもらい張り切っている。この巻の全話にわたって活躍する。
- オリバー:前巻でダグラスに助けてもらい、ダックの支線で働くことになる。ゴードンたちにおだてられ、のぼせ上がるも、転車台の穴に落ちる事故を起こし、改心する。事故のせいで貨車に馬鹿にされていたが、しっかりと自分でけじめをつける辺りは男らしい。
- ドナルド:支線を任せてもらったダックの自慢話に付き合わされ辟易していた。
- ダグラス:オリバーを心配するトードから相談を受ける。
- トード:オリバーの相棒のブレーキ車。オリバーが貨車たちに馬鹿にされている姿を見て、心を痛めていた。「殺れますからねえ……」
- ゴードン、ジェームス、ヘンリー:脱走してきたオリバーを褒め称える。オリバーが慢心する原因となってしまった。
- ちんまり鉄道の機関車たち:物語に直接登場するわけではないが、挿絵の背景に描かれている。
その他のキャラクター
- アリスとミラベル:ダックの客車。
- イザベルとダルシー:オリバーの客車。
- フレッド・ペレイ:33ページの挿絵に描かれているオレンジ色の貨車。モブにも関わらず何故か人気があり、英国ではおもちゃも発売されている。
- スクラフィー:貨車たちのボスのような存在。オリバーを散々からかっていた。結果、オリバーに制裁を加えられ、バラバラになってしまう。
- バルジー:(塗装も思想も)赤い二階建てバス。鉄道バスと偽り、ダックの支線のお客を横取りしていた。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- やっかいな機関車
- みどりの機関車ヘンリー
- 3だいの機関車
- 機関車トーマス
- 赤い機関車ジェームス
- がんばれ機関車トーマス
- 機関車トビーのかつやく
- 大きな機関車ゴードン
- 青い機関車エドワード
- 4だいの小さな機関車
- ちびっこ機関車パーシー
- 8だいの機関車
- ダックとディーゼル機関車
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