檜原村とは、東京都の多摩地域西部に位置し、西多摩郡に属する村である。「桧原村」とも書かれる。
基礎データ
- 面積……105.41km²
- 総人口……1,849人 (推計人口、2024年4月1日)
- 人口密度……17.5人/km²
- 隣接自治体……八王子市、あきる野市、 西多摩郡奥多摩町、相模原市、上野原市、北都留郡小菅村
- 村の木……ヒノキ
- 村の花……ヤマブキ
- 村の鳥……ウグイス
概要
多摩川の支流である秋川上流にある、1000m級の山々に囲まれた、島嶼部を除けば、本州内の東京都における唯一の村。
古来から武蔵と甲斐・相模とを結ぶ重要な交易路・軍用路の道筋に当たり、本宿の北、時坂峠から浅間嶺を超えて風張峠へと続く浅間尾根道は、秋川渓谷沿いの道が開かれる江戸時代以前からの幹線道であった。
村内にはむろん鉄道が敷かれていないため、住民はバスや自家用車で移動する。
大部分が山林なため農業と林業が盛ん。近年は輸入木材に国内の製材業が押され気味のため、水はけのよい斜面を利用したじゃがいもやこんにゃくの栽培に手を出す人が多い。
天下泰平・五穀豊穣・子孫繁栄・疫病祓いなどを願い、古くから様式を変えずに継承されてきた祭事が25の集落に残され、そのうち7つが東京都無形民俗文化財の指定を受けている。
落差60mの払沢の滝は村最大の観光スポット。冬には白く凍りつき、多くの見物客がやってくる。
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関連項目
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