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この項目では主にニコニコ動画における歌い手について記述しています。 一般的な歌い手については「歌手」を参照。 |
歌い手(うたいて)とは、歌う人の事。
(おもにニコニコ動画における)歌い手とは、ニコニコ動画において歌ってみた動画を投稿をしている人たちの総称として使われる言葉である。
概要
- 国語辞典では、「歌い手」は歌手と同義である。
- niconicoにおいては、「歌ってみた」カテゴリで動画投稿や生放送をするユーザーの総称である。
- そこから、プロが「歌手」でアマチュアが「歌い手」という独自の語感を共有するユーザーが多い。
一般用語としての歌い手
日本語としての歌い手という言葉は少なくとも江戸時代頃には既に使われていた言葉である。
名誉ある曲のため、その歌い手を取りかこみ、祝いの歌を歌おうと、老人をさがした時、老人はもう音楽堂の中には居らなかったのでござります。
この場合は歌う人全般を指す用語として使われる。
そのため、一般用語としてはプロ歌手も歌い手である。広辞苑によると、歌手の定義は『歌をうたうことを職業とする人。うたいて。「オペラ――」』(498pより)。そして、歌い手は『歌を歌う人。歌を歌うのを職業とする人・声楽家。かしゅ』(238pより)とされている。
(後述するように、ニコニコ動画の歌い手には「『歌手』と名乗るほどではないから『歌い手』」というニュアンスが込められていたが、辞書の上では「歌を歌う人」という大ざっぱな一文があるかないか程度の違いしかない。しかし「歌うことを職業としていない歌手」という定義にきっちり合う日本語を思いつくだろうか?)
ニコニコ動画の歌い手
ニコニコ動画の「歌ってみた」カテゴリに動画を投稿し、歌唱等を披露している人を「歌い手」と呼ぶ。広義には、ユーザー生放送の「歌ってみた」カテゴリで活動する放送主も含まれる。ユーザー層は千差万別。何らかの音楽経験がある者もいるが、未経験者もたくさんいる。
主に作詞・作曲を自分でせずに既存の曲を自分の声で歌う人をそう呼ぶ。カラオケにのせての原曲に忠実な歌唱が多いが、それにとどまらない様々な形態が存在する→「歌ってみた関連のタグ一覧」参照。
なお、「歌ってみた」がカテゴリタグ(必ず登録する動画タグ)となって久しいため、歌ってみた動画に「歌い手」やそれに代わる動画タグを足しても、検索用としてはあまり意味が無い。
どうして歌い手と歌手を使い分けるか
ニコニコ動画では「歌手」と「歌い手」と歌を歌う人のことを二つの言葉で使う。
これは投稿された動画の種類がプロならば「歌手」、一般人なら「歌い手」と混同しないようにするため。
そのため、どちらの言葉が使われているかでその歌っている人がプロか一般人か分かるようになっている。
ただし、プロでありながら「歌い手」としても活動する投稿者も少数だが存在する。
ニコニコ動画以外でも、プロを歌手、アマチュアを歌い手と下記のように使い分けた人もいる。
さらに「歌い手」「歌手」という使い分けだけではなく、『歌い手はクソだ』『俺たちは歌い手じゃない』と言い出し、歌手でも歌い手でもなく「俺たちは歌うたいだ」と歌うたいを名乗る人たちもいる。(ただし歌うたいの定義も辞書の上では歌い手や歌手と変わらない。)
また、ニコニコ動画の一般化に伴い、YouTubeのような動画サイトでも既存の曲を自分の声で歌う人を「歌い手」と呼ぶ傾向が生まれつつあるらしい。
それでも、事情を知らない人に「歌い手とは動画サイトで好きに曲を歌う人です。」という定義をいきなり展開するのは混乱を招くし、「プロの歌手を歌い手と呼ぶのはおかしい。」などと言い出すのはただの誤解である。くれぐれも一般的な用法を忘れてはいけない。
歌い手と歌手の違いを、別の方向から考えてみる
歌い手と歌手のような違いを持つジャンルとして、モデル(ここではファッションモデルの事)の世界がある。
モデルとは衣服や装飾品を身につけ、TVや雑記等の被写体やショー、広告に出演する職業である。
ファッションモデルは、モデルの中でより企業のブランドイメージの為に、過度にフォトジェニック(写真写りが良い状態)であることを要求される職種である。すなわち、容姿が極めて優れている事は当然としてカメラの前での歩き方や動き方の指導を受けて洗練されている事や、自分がどのようなイメージ、モデルとしての能力、プロポーションを先方に伝える技術が要求されている。
誰でもなれる職業では無いし、なれたとしても日常の生活に規律と相当の節制が求められることになる。専属モデルにもなるとなおさらである。
一方、立ち位置(≠立場)を変えると読者モデル(読モ)という職種がある。
読者モデルとは、雑誌に登場するモデルのうち、学生やOLなどの肩書き(要はアマチュア、素人)で誌面に登場するモデルの事である。
読者モデルは人気は高く、毎日のように雑誌の中心を飾っている。読者モデルの魅力はその名の通り(雑誌)読者のお手本であり、憧れというより親近感な点であろう。
読者モデルになるためには、雑誌の規定の応募シートで応募すればよく、また前記のフォトジェニックであることも基本的に要求されない。(仕事が来るかは別問題)
読者モデルの中には、女優やタレントに転身する者やファッションモデルに転身する人もいる。さらにファッションモデルである人が身近な存在であることをアピールするために読者モデルを名乗っているケースもある。
賢明な方ならこの辺でご理解いただけたと思うが、「ファッションモデル(職種)」も「読者モデル(職種)」も(衣服や装飾品を身につけ被写体となる)仕事で金銭や評価を得ている。つまり双方とも「モデル(職業)」である。では、「ファッションモデル」と「読者モデル」は同じ職種であるか?と問われると、一般的には違うと答えるであろう。
上記「」内に、適切に「歌手(職種)」「歌い手(職種)」「歌う人=歌手(職業)」を差し替えるとご理解できるのでないだろうか。
モデルの世界以外にも同じような例があり、たとえば将棋の世界も同じような事がある。「棋士(職種)」「女流棋士(職種)」「将棋指し=棋士(職業)」で差し替えてみよう。
一言でまとめると、言葉としての「歌い手=歌手」と、職種の「歌い手≠歌手」を(わざと)混同させ問題を複雑に見せている人がいるけど、そんなに難しくないよという話である。どちらも立派な仕事である。
動画投稿サイトの歌い手としてのマナー
ニコニコ動画やYouTubeなど動画投稿サイトで「歌い手」として活動するにはマナーを守らないと問題になる場合がある。
聴き手側にもマナーが必要だが、同じく歌い手側にも「動画サイト利用者」としてのマナーが必要である。
- 著作権侵害にならないよう最大限の注意を払う。(ニコニコ動画の場合はJASRACにお金を払っているのでJASRAC管轄の楽曲を自身の演奏で歌うのはOK。また、音楽レーベルが原盤(つまりCDについてるカラオケ)使用を許可している楽曲もある。詳しくはここをクリックして検索!
)
- ただし、上記からボーカロイド楽曲など作曲者が一般人の場合に無断で歌うと失礼な場合がある。(歌い手の承諾を受けた代理投稿、転載の場合には、その旨をアップロード者コメント・主コメで明記しておくのが慣習となっている。)
- 投稿する時に題名の一部に「歌ってみた」など、この動画が原作(オリジナル)じゃないよと分かりやすく明記する。(この明記が無い場合歌い手の動画がオリジナルだと思われたり、歌い手動画だと思わなかった人がガッカリする場合がある。)
- 荒れることを念頭に置く。ボカロ楽曲や歌い手自身のファンやそれらに否定的な人たちによって動画内で意見が交わされ激化したりする。最悪の場合、それが飛び火して原曲やあまり関係のない人に被害が及ぶこともある。根本的にはTPOを弁えずに喧嘩した当事者が悪いのだが、歌い手側からもそうした行為の自重を呼びかけることが推奨される。
- あくまでも「動画投稿サイトの一投稿者」であることを自覚する。自称ファンがいても決して天狗にはならず一定のラインを守るべきである。
(その他、マナーがあれば記事を編集して下さい。)
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関連項目
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- ボカロオリジナルを歌ってみた/ミクオリジナルを歌ってみた
- 音楽関連用語の一覧
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