歌志内市とは、北海道の道央(空知総合振興局管内)に位置する市である。
日本一人口の少ない市として有名。
地名の由来はアイヌ語の「オタ・ウシ・ナイ」(砂浜・についている・川)。
概要
歌志内市(2022年10月1日時点) | |
---|---|
面積 | 約55.95km2 |
人口 | 2,744人 |
市の花 | ツツジ |
市の木 | ナナカマド |
隣接 市町村 |
空知総合振興局 砂川市、赤平市、芦別市 空知郡:上砂川町 |
1890年に開坑した『空知採炭所』を中心に栄えていた街で、1958年に市制化した。
しかし、エネルギー転換時代と共に、徐々に過疎化していき、1948年に約46,000人いた人口は、今や3,000人以下と、もはや『市』とは言えない人口になっている。
1980年代に市内にあった2つの炭鉱は閉山。市内を通っていた鉄道も1988年に廃線。
一時期、砂川市周辺と合併する話が出ていたが、ヤミ起債問題が発生し、更に十分な財政支援が受けられない問題が発生した為に、合併協議会が消滅。歌志内市は孤立してしまった。
人口の4割強が高齢者で、若者はすぐ札幌市や北海道外など、他の地域に流出する。その為、現在でも徐々に人口が減少しつつある。
道路は国道が通っておらず、主要道路は道道のみ。観光は神威岳(かもいだけ)周辺に温泉と国際スキー場がある。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 1
- 0pt