武富士ダンサーズとは、武富士のCMに出演するダンサー集団である。
概要
曲はジョー・リノイエの『Synchronized Love』。
年 | できごと |
1990年 | 初登場。この頃は女性3人がレオタード姿で踊るCMだった。 |
1991年 | 12人の男女混成チームとなり企業イメージCMとして初登場。 |
1998年 | 15人に増員、新バージョンに変更。 |
2001年 | オーディションを行い12人を採用、コスチュームと振付も一新。 |
2003年 | 武富士の不祥事(ジャーナリスト宅盗聴事件。有罪)が発覚し、CM放送自粛を余儀なくされた。 |
2005年 | 再びオーディションを行いTRFのSAMを含む新メンバー8人を採用し、劇場とネット配信のみでの公開。 |
2010年 | 武富士とCMを手掛けていた中央宣興が相次いで倒産。 |
1998年からのバージョンが放映されていた当時、「むじんくん」(アコム)、「お自動さん」(アイフル)など消費者金融らしからぬキャッチーなCMを各社制作していたが、特に武富士ダンサーズは群を抜いていた。きわどい衣装できわどいダンスをするCMが、ゴールデンタイムで普通に流されていたのだから無理もない。
そのインパクトは、フジテレビで放送されていたバラエティ番組『笑う犬の冒険』内のコント「センターマン」としてパロディされたほどであった(同じく消費者金融のCMで有名な、チワワ犬「くぅ~ちゃん」を起用したアイフルのCMは時期的にもう少し後である)。
業界団体による自主規制により、現在は消費者金融のCMには「計画的なご利用」を意識させる演出が義務付けられているため、かつてのように良好なイメージやインパクトを前面に押し出すだけのCMが制作されることは今後無いだろう。また、武富士と中央宣興が消えてしまった今、武富士ダンサーズが復活する可能性は限り無くゼロに近いと思われる。
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関連項目
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