概要
武蔵野うどんといっても、現在は埼玉北部まで武蔵野うどんを出す店があるので、厳密には武蔵野・埼玉うどんといった感じである。
麺の色は薄い茶色というか灰色というか、分かりやすく言えば蕎麦の色を薄めた感じ。これは小麦の胚芽なども一緒に挽いているためである。太さは箸ほどもある極太麺。
食感がゴツゴツしているのが最大の特徴。何よりもコシを重視するので基本的に麺が硬い。加水率が低く麺がのびやすいので、つけ麺形式で食すことがほとんどである。つゆは醤油の効いたカツオ出汁だが、店によって結構違う。
讃岐うどんのような弾性がなく、その特徴的な食感から万人受けするとは言いがたいが、古くから武蔵野に住むおっさんたちに愛されてきたうどんである。
一般的なメニュー
- もりうどん(もりそばのうどん版)
- かけうどん(かけそばのうどん版)
- 月見うどん(かけ or もりから選択)
- きつねうどん(かけ or もりから選択)
- たぬきうどん(かけ or もりから選択)
- てんぷらうどん(かけ or もりから選択)
- 肉盛うどん(かけ or もりから選択。肉は豚を煮込んだ物で肉汁うどんとも言われる。)
関連項目
脚注
- *本社は所沢にあり、武蔵野うどんのバリエーションの一つ「肉汁うどん」をメニューの一つとして提供する埼玉拠点のチェーン店だが、この店の麺はセントラルキッチンで調理済みのいわゆる「駅そばで出てくるごく普通の玉うどん」であり、武蔵野うどん最大の特徴であるゴワゴワした麺を味わう事は出来ない。よってこの店に行った事をもってして「武蔵野うどんを味わった」と宣言するのは厳密には正しくない
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