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概要
殺るおシリーズとは、Xbox360版『Fallout3』を中心とした、プレイヤー役のAA「やる夫」とツッコミ役の「やらない夫」による、ゲームの字幕プレイ動画である。
やる夫が買ってきたゲームを、経験者のやらない夫が隣でナビゲートするという体裁で、このふたりの字幕会話を中心に動画は進行する。
シリーズ開始直後のタイトルは「Fallout3やるお」だったが、part09
から殺伐とした内容を反映して「Fallout3殺るお
」に改名している。
ひとつはメインストーリーの露出は極力避け、サブクエスト（寄り道）の紹介に徹している点。
もうひとつは、ゲームの自由度を最大限に生かして、NPCを片っ端から惨殺する『外道プレイ』に徹している点である。
Fallout3のクエストの多くは、解決に至るまでの手段が複数用意されており、いわゆる王道の解法でなくても、口八丁や力ずくなど、非道徳的な力押しで無理矢理解決させることも可能だったりする。
あくまで正統派のアドバイスを送るやらない夫を尻目に、やる夫は街の住民や用済みとなった人物をことごとく抹殺し、遭遇する敵キャラも容赦なく撃ち抜いてゆく。
画面内に築かれる死体の山は壮絶で、通った後には草木一本残さず進むやる夫の暴走は、グロやドン引きを通り越して清々しくもある。
当然カルマ（ゲーム内での善人度）は常に最低ライン、part09からカニバル（人間の死体を食べることで体力を回復するスキル）を習得し、part13ではカルマ極悪のままレベル20に到達。『人類の敵』という称号（実績）を獲得するに至った。
虐殺プレイという内容は、下手をすればドン引きにもなりかねないが、うｐ主の高クオリティなネタチョイスや編集センスによって、数多くのツッコミ・爆笑コメントを得ており、そのスタイルは他の動画にも波及しているなど、ファンの多さを伺わせる。
また、ただの残虐ネタに留まらず、スーパーミュータントベヒモスやデスクローといった、ゲーム内最強クラスの敵にも正面から挑み、撃破している。
ちなみに巧みな編集のためにどの敵も楽勝で殺しているように見えるため、難易度を下げているのではと誤解したコメントも散見されたが、難易度はハードであるとpart15の字幕で明かされた。
part1〜14の『miu編』完結後、続編が待ち望まれていたが、2009年10月、満を持して第2部ともいえるpart15『デスクロ子編』がスタート。
新キャラで難易度をベリーハードに変更こそしているものの、攻略スタイルはいつものやる夫のままである。
派生シリーズ
2009年6月、殺るおシリーズ番外編として単発集が発表され、今のところXbox360「アサシンクリード」のプレイ動画である「Assassin'sCreed殺るお」前後編がアップされている。こちらも自由なアクションと過剰な殺戮が特徴。
関連動画
関連項目
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