殺害予告とは、ある人物に対して殺害を予告する犯罪予告の一種である。
概要
もちろん殺意がなかろうとあろうと、いたずらであっても犯罪になるので行なってはいけない。具体的には脅迫罪や威力業務妨害、偽計業務妨害、軽犯罪法違反(いたずら)になり刑罰が課される可能性があるからである。特に、所謂恒心教の騒動では未青年を含む逮捕者も出ている。
古くは手紙によって行なわれていたが、最近ではネット上での行為が多く問題になっている。有名な事案では芸能人や政治家に対するものが多い。オバマ大統領が被害者になったこともある。
また「殺す」を「頃す」「投す」などと書いて逃れようとする例もあるがこれらも殺害予告と見なされる。
逮捕の基準は曖昧だが、相手にメールで「殺しに行きます」などと送りつけたりするのは確実にアウトになる。また、日時方法その他が具体的なものもアウトになる可能性が高い。(単に「〇×殺す」ならただの罵倒になるかもしれないが、例えば「〇×で〇時〇分に鈍器で襲撃リャマ」のようなものはアウトの可能性が高まる。前者でも侮辱罪等になる可能性はあるが)ただ、具体的でなくても警察の目に留まれば逮捕される場合もある。
場合にもよるが「北斗神拳で殺す」「ガイアフォースで殺す」「サイコキネシスで殺す」のような一見不可能なものでも殺害予告にあたるとされる可能性がある。適当に相手を殴りつけて「これが北斗神拳だ」と言う事もできるし、ガイアフォースもそのような名前の爆弾やナイフである可能性があるからだ。
キャラクターへの殺害予告(例えば「九条カレン殺す」のような)は基本的には不能犯であるが、そのキャラが好きな人にとっては荒らしととらえられ不快な思いをさせることになる。また虐厨が嫌がらせ目的でこのような行為を行なう場合もある。
殺人予告というとニュアンスが少し変わり不特定の人間を殺す予告という意味になる。(例えば「大阪駅で人を殺す」や「〇〇小学校の女子小学生を殺す」「××市で幼女殺す」など)が、いずれにせよ実行する気がなくてもあっても殺人予告になり処罰の対象となる。「市役所に爆弾を仕掛けたからたくさんの人が死ぬ」なども殺人予告になる。
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