毒状態とは、ゲームなどで徐々にHPが現象してしまうバッドステータスの一種である。
医療などに関する毒は「毒」を参照、ニコニコ動画でよく使われる単語としては「中毒」を参照のこと。
毒状態の概要
ステータス異常のあるゲームなら必ずといっていいほど登場する異常。
一般に、毒状態になるとターンや時間などの時が経つほどに、一定割合又は一定の数値のHPが減少しプレイヤーを不利にさせると言う場合が非常に多い。これよりも強くなると「猛毒」などと呼ばれることがある。
同じ毒であっても、スーパーマリオシリーズなどの毒キノコで死亡する、FFのバイオやポケモンのどくタイプの技のダメージなど上記の性質を伴わない即効性のある毒は当てはまらない。
RPGでは多くの場合、戦闘後にも効果が残り歩くたびにHPが減っていくと言う特性を持つ場合が多く、回復手段が尽きていると大変うざったい思いをする場合がある。
SFC~PS時代のRPGやSRPGでは雀の涙程度のダメージを受けつづける一番弱いステータス異常という場合が多かった。
近年はその反省からか多くのRPGで毒状態のHP減少は少なくとも「回復か治療をしないと戦闘中困る」レベルに引き上げられ、場合によってはそれのスリップダメージの蓄積が死に直結するほどの威力を持つものもある。
しかしながら、ポケモンのように敵と味方が同じキャラを使うゲームを除き、味方が使うと弱い傾向はずっと続いている。
なお、作品によってはHPをコストにする能力を阻害することになったり、毒による付随効果(ステータス弱体・行動不能など)を味方・敵に与える強力性から戦術として重要な要素となるものもある。これらは味方の場合、毒対策をしておかないと非常にめんどうになる。
体力ではなく魔力やMPが減少するものもあるが、MP毒、放出状態、精神崩壊、パニック、衰弱などこちらには安定した呼称がない。
毒状態の回復
毒状態は自然に回復するほか、宿屋などに泊まることでも回復することが多い。
また毒消し草を初めとする消費アイテムやキアリー・ポイゾナなどの魔法で直すことができる。
ばんのうやく、ひかりのはどう、エスナなどの全ステータス異常回復効果を持つアイテムやスキルも効果があるが、毒は初歩的なステータス異常ということもあって、上記のポイゾナのように毒専用の治療魔法(又は治療技)が最序盤で覚えられる、毒消しはほかの状態回復薬より安いなどの扱いがされている作品が多い。
関連項目
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