比那名居天子(ひななゐ てんし)とは、
東方Projectのキャラクターである。『東方緋想天』より登場。
- 種族
- 天人
- 二つ名
- 非想非非想天の娘(緋想天・非想天則)
有頂天のお嬢ちゃん(ダブルスポイラー) - 出演
- 「東方緋想天」最終ステージボス
(一部キャラクターのストーリー以外)、
プレイアブルキャラクター
「東方非想天則」プレイアブルキャラクター
「ダブルスポイラー」Level10 Scene1,3,5,7 - 「弾幕アマノジャク」最終日 Scene3,8
- 「東方憑依華」プレイアブルキャラクター
- テーマ曲
- 「有頂天変 ~ Wonderful Heaven」
また、天子のラストスペル「全人類の緋想天」のみ
専用の曲「幼心地の有頂天」が用意されている。
概要
弾幕アクションゲーム『東方緋想天』にて初登場したキャラクターで、ラスボスを務める。同作品のパッケージにシルエットとしてうっすら写っている人物である。幻想郷の天空に位置する有頂天に住む天人だが、生まれついての天人ではなく、修行を積んで天人になった訳でもない。
元々天子は人間であり、彼女の一族「比那名居」は「名居」の一族に仕える神官の一族であった。当時の彼女は「地子(ちこ)」と名乗っていた。「名居」の一族がそれまでの功績を認められ、天人に昇格。その際、いわばオマケのような形で「比那名居」の一族も天界に住む事を許された。その時に天子も人間から天人になったのである。ぶっちゃけてしまえば棚から牡丹餅を得た親の七光り。このように天人としての格を備える修行をしたわけではないので、比那名居の一族は周りの天人からは「不良天人」などと呼ばれている。中でも天子はよく言えば自由奔放、悪く言えば身勝手な性格のため周辺の天人も手を焼いているらしい。
働く必要も悩む必要も無く、毎日が歌って踊って酒を飲む天界での生活は、逆に言えばそれくらいしかする事が無く、元人間であった天子には退屈極まりないものであった。そんな折に地上の異変と異変の解決屋(霊夢)の事を知り、自分も異変を起こせば解決屋が乗り込んできて退屈をしのげるのではないかと考え、天界の宝「緋想の剣」を持ち出して異変を起こした。手始めに、地震で博麗神社を破壊するという前代未聞の暴挙をしでかした。神社そのものに攻撃を仕掛けたのは歴代ラスボスの中でも天子が初である。続いて緋想の剣で天候異変を起こし、嫌でも解決屋が動かざるを得ない状況を作り出す。その中にわざとヒントをばら撒き、真実を突き止めた者と戦える事を心待ちにしていた。戦闘を望まない解決屋に対しては、幻想郷そのものを人質にし、自分を満足させなければ大地震を起こして壊滅させる、と脅して戦闘を強要した。これが緋想天での異変の内容である。……これほど大規模な異変は長いシリーズの中でも類を見ない。
それらのため、天人かつラスボスなのにそれらしいカリスマが無く、俗っぽい。本人も天人としての自覚はあまり無い様子。地上に降りた時は難しい言葉で偉そうに忠言したりと天人らしく振舞おうとする気はあるようだが、簡単に地の性格が出る。その忠言はどれも「お前が言うな」と言いたくなるものばかりだが、自分のダメさは自覚の上で忠言しているらしい。ちなみに緋想天の異変後は地上との交流を持ち、暇つぶしがてら降りてきているらしい。
ラスボスなので、隠しキャラ扱い。解放条件は天子以外のストーリーをクリアする事。必然的にゲーム最終盤での解放となる。天子ストーリーでは遂に彼女を操作して、並み居る強敵を粉砕していく逆襲劇が見られる。ステージは8つと、レミリアと並んで最長。非想天則では緋想天と連動させた場合のみ初期から参戦、憑依華では最初から選択可能なキャラとなっている。
聖域だった博麗神社をぶっ壊したインパクト、破天荒な性格と行動から絶大な人気を誇っており、緋想天以外にも非想天則、ダブルスポイラー、憑依華、弾幕アマノジャクと数々の作品に出演。公式漫画にも一定以上の出番を与えられて出演するなど活躍の場を広げている。彼女を主役に据えた二次創作ゲームも散見され、人気の高さが窺える。
性格
性格は自分勝手で有頂天。その我侭っぷりは凄まじく、レミリアに匹敵する程。天子の父親は彼女の自由な振る舞いに苦心し、永江衣玖に目付け役を頼むほど。一見無鉄砲で無計画に見える事があるが、その実かなりしたたかで、手加減をして負けを装ったり、言う事を聞いている振りをして裏で密かに自分の計画を進めたりする。また自分の能力には絶対の自信を持っており、能力を人に貶されると激昂する。
不良天人ながら意外にも勉強家で、難しい故事成語を使いこなす。公式漫画や原作同士で口調がころころ変わり、男口調な時もあれば見た目相応の乙女口調の時もあったりと定まらない。緋想天と憑依華では絵師の違いから体格そのものが変わっており、そういう意味でも周囲を振り回す。一方で大胆な行動と知略を巡らす性格から、妙なカリスマを醸し出している。茨歌仙では超強運の持ち主である事が判明し、貧乏神の依神紫苑と行動をともにしても災難に見舞われない。先述のカリスマも手伝って、紫苑から懐かれている。彼女が天人になれたのも、この強運のおかげ……なのかもしれない。
人間関係
デビュー作の緋想天がオールスターゲーム的な感じだったため、関わった人物はかなり多い。特に関わりが強いのが永江衣玖、八雲紫、依神紫苑だろうか。
幻想郷そのものを人質にしたり、博麗神社を地震で倒壊させるなどの暴挙を繰り返したため、管理者たる紫とは大変仲が悪い。その犬猿の仲っぷりは勝利台詞で互いをボロクソにコキ下ろすほどである。紫のストーリーでは衣玖に頼まれ、代わりにお仕置きする事になる。現在でも仲は改善されていない模様。
衣玖は天子の父親から目付け役を頼まれているだけあって、よく天子とセットで登場する。暴走しがちな天子を見張る良心的存在。天子同様緋想天出身のキャラなので相性も良く、二次創作でも長らく天子の相方を務めていた。東方憑依華では、エンディングで依神紫苑と意気投合。茨歌仙では二人一組で行動する様子が描かれた。二次創作でも衣玖から株を奪い、天子の新たな相方になってしまっている。
なお、天子は死神からは嫌われている。天子が、と言うよりも天人全般がと言った方が正しいが。これは、お迎えの死神を追い返して寿命を無視している天人が少なくないためである。天子自身も例外ではなく、そのため少なくとも数百年は生きているらしい。さしもの小野塚小町も苦手意識を抱いている模様。
ちなみに天人は釣りが好きらしい。天界生活で天子も感化されたのか、彼女も釣りが好きだと発言している。たまに釣竿を持っているイラストが描かれている。
能力
- 大地を操る程度の能力
- 地震、地盤沈下、土砂崩れなど、有効範囲は狭いが自在に操ることができる。気質を集める事で、範囲を幻想郷全域に拡大し、破滅的な地震を起こせるという非常に危険な能力。目標地点だけをピンポイントで狙う事も出来、博麗神社の破壊にはピンポイント地震が使われた。神社が倒壊する程の大地震が発生していながら、魔理沙が気付かなかったのはこのため。その気になれば幻想郷から生物を一掃できる訳である。洩矢諏訪子の「坤(大地)を創造する程度の能力」と似ているが、諏訪子の能力は主に様々な地形を創造し国を造るための力であり、 天子の能力は主に(大地に関する)自然災害を鎮めたり起こしたりする力のようである。また要石を扱うことができ、これにより強力な地震を鎮めたり起こしたりすることができる。
- 気質を見極める程度の能力(緋想の剣の能力)
- 緋想の剣は天人にしか扱えない道具である。能力の詳細は用語解説の緋想の剣の項を参照。
天子は要石と緋想の剣さえあれば、「天・地・人」全てを操る事が出来ると思っている。 - 緋想の剣は「天」と「人」に関わる力を持ち、要石は「地」に関わる力を持つ。 しかしゲーム中の技では緋想の剣で気質を地面に流し込むことによって地震や地盤隆起を起こしており、要石の方はぶん投げたりぶん殴ったりぶっ潰したり椅子にしたりと地震とは何の関係も無い技ばかりである(非想天則では要石で地震を起こす技も追加されている)。要石は本来地震を鎮めるためのものであり、大地の歪みのエネルギーを蓄積した要石を抜くか壊すかしたときに地震が起きる。その方法で地震を起こすのは時間がかかるため戦闘には使いにくい、というのがその理由だと思われる。ただ、逆に緋想の剣ではなく要石から気質レーザーを放つ技もあったりするので、あまりゲーム上の演出を深く考えないほうがいいのかも。
- 身体能力
- 天子は特別な修行をしていたりする訳では無いが、非常に強く体も頑丈である。その頑丈さは咲夜のナイフが刺さらないほど。これは天界の桃の効果らしく、食べていると勝手に体が鍛えられるとの事。天界にはまともな食べ物がその桃くらいしか無いので、天人は皆桃を食べてこんな体をしているのだと思われる。転じて二次創作では怪力として描写される事も。
用語解説
- 非想非非想天 有頂天
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- 要石(かなめいし)
- 天子がいつも持っている、しめ縄付きの岩。ゲーム中では手に持って直接殴打したりドリルにして飛ばしたり、ロードローラーだッ!したり用途は多彩。地震を鎮める力を持つ。これを大地に差し込むと、その周辺での地震が抑えられる。ただしこれはあくまで「抑えつける」だけであり、地震の原因となるエネルギーを解消するようなものではないので、刺している間は地震は起こらないものの、エネルギー(大地の歪み)はどんどん蓄積されていく。その状態で要石を抜くと、一気にエネルギーがあふれ出して大地震が起こる。現在天界として空に浮かんでいる岩も、元は大地に刺さっていた超巨大な要石であった。天界が空に浮かぶ前は地上では一切地震は無かったが、巨大要石を抜いた事で大規模な地震が発生し、地上の生き物は一度一掃されてしまい、その後も地震がおきるようになってしまった。なお要石を挿したり抜いたりできるのは比那名居一族だけであり、他の天人に扱うことはできない。使おうとしても、すり抜けてしまうらしい。というか比那名居一族は天人となる前から要石を扱っているため、元々天人が扱えるものではない。
- プレート境界にあるアスペリティと呼ばれる部分が元ネタか?
- (↑ 大村神社のご神体が要石だからかと。比那名居一族の親玉である名居一族は名前こそ名居神社から取られているが、元ネタとして見ると名居神社の近所にある大村神社の一族、大村氏の方が近い。)
- 余談だが、地震を鎮めるため博麗神社の地下にも埋められている。しかし同時に、いつでも博麗神社を破壊できる事を意味しており未だ神社は天子の掌の上にある。
- 緋想の剣(ひそうのつるぎ)
- 天界に安置されている宝剣。天人にしか扱えない道具であり「気質を見極める程度の能力」を持つ。
周囲の気質を集めて吸収し力に変換する事が出来る。また気質そのものを切り裂く事も出来る。 - 相手の気質を放出させ相手の気質の種類を見極めると共に、吸収した気質をコントロールして相手の弱点の気質に変化させ弱点を突く事が可能。ここで言う気質とは生物・無生物あらゆるものに宿る「気」であり、天候と同じように気質にも種類が存在する。生物に宿る気質はその種類によって生物の性格に影響を及ぼすし、空に溜まった気質はその種類の天候に変わる。緋想天の作中ではこの剣の力により霊夢たちの気質がだだ漏れ状態になっていたので、その人物の周りのみ気質の種類に応じた天候になっていた。なお「気」そのものであるため、気の塊である幽霊は、気質を全て吸い取られたり切り裂かれたりすると存在として消滅してしまう。剣とあるが、穂先からレーザーを照射したりブーメランのように使えたりと多種多様な使い方が可能。さすがは宝剣と言った所か。緋想天の異変が終結したあとの非想天則でも未だに天子の手元にある事から私物化された模様。良いのかそれで。
- 極光
- 天子の気質。オーロラのこと。
- 名居
- 名居守(ないのかみ、なゐのかみ)とも言う。「なゐ」とは大地を表す古語であり、「なゐふる」(地振る・地震る)で地震が起きる事を意味していた(ふる=読んで字のごとく震える、振動するという意味)これが転じて「なゐ=地震」となり、地震の神の呼称として用いられるようになった。
- 比那
- 女神説のある、島根県出雲市の比那神社の「比那鳥命」から、女性+地震と言う天子の性質を現すように付けられた名前だろうか?なお天子にはちゃんと父親とかいるので、一族全員が女性とかそういう訳ではありません。或いは同じヒナという読みの漢字の当て字と考えると、比奈は雛(幼鳥)か鄙(田舎)のことになる。つまり比那名居は「名居一族の子分に当たる一族」または「名居一族の余った田舎の土地の管理を任された一族」と理解できる。いずれにせよ比那名居家は名居家に遣える一族という意味だ。ちなみに名居家の名前の由来である名居神社は三重県名張市下比奈知(しもひなち)にある。
- 総領娘様
- 衣玖が天子へ呼びかける際に使う言葉。「総領娘」の意味は「跡継ぎの娘、長女」であり、日常語で言えば「跡取り娘」である。衣玖以外は使用しない。
天子のお父さん。存在のみが語られるだけで、実際に登場した事は一度も無い。どうやら仕事が忙しい模様。天子より常識人で、傍若無人な娘に手綱を付けるため衣玖に目付け役を依頼している。娘の暴れっぷりに頭を悩ませる隠れた苦労人。ちなみに母親は存在すら語られない。
ゲーム中での性能
ラスボスだが性能が反則級に高いかというとそうでもなく、中堅といった程度。そもそも「緋想天」「非想天則」自体が非常にキャラバランスに気を使って作られているため、相性の良い・悪いはあっても絶対的な強さを持つキャラクターはいない。
天子の特徴を挙げると
- 射撃も打撃もそれなりにこなせる万能キャラ。
- 打撃の発生は特に早くないため潰されることも多い。しかし、ガードさえさせてしまえば有利な攻めを展開できる。
- 射撃判定はそれなりに強い。特に6B(通称「たけのこ」「ドリル」)がヒット・ガードさせたときの拘束が長く優秀であり、天子の攻めの要でもある。
- 火力は高め。特に、スペカを絡めなくても3000以上のダメージが見込めるコンボは魅力。
- 反面、固められたときの選択肢は少ない。回避結界が重要なキャラ。
- スペカはいずれも癖が強く、特殊な効果を持っているものも多い。火力は割と高め。
スペルカード
東方緋想天
-
ストーリー
- 自機
東方非想天則(自機追加分)
ダブルスポイラー
Level10
弾幕アマノジャク
最終日
二次創作設定
- てんこ
天子の正しい読み方、もとい誤読。同時に愛称。
出典は緋想天発売前のウソバレで「ラスボスの名前は『緋想 天子(ひそう てんこ)』だ」と言う書き込みである(この書き込み自体は萃夢想の時の嘘バレ「ラスボスの名前は『萃夢 想子(すいむ そうこ)』だ」の模倣である)。はなからネタだったのだが、いざフタを開けてみたら本当に「天子」と言う名前だったので「てんこ」と言う読みが広まってしまった。ちなみに黄昏フロンティアの日記において「全人類ノ天楽録」の告知記事につかわれている画像ファイル名が「tenko.jpg」となっているため黄昏の中の人もテンコと呼んでいるらしい。
- ブロン子さん
「有頂天」と言うキーワードから、ブロントさんとの関連を指摘される。謙虚な天人。
ブロントさん本人に次ぐ第2のブロントさんネタキャラになってしまった。
場合によってはブロントさんの実妹みたいな位置づけでMUGENとかに登場してたりする事も。
更に東方非想天則では、なんと最大ヒット数が謙虚にも9hitである剣技「気炎万丈の剣」という明らかに狙ってるであろう技まで登場説明文とかちょとsYレならんしょこれ…、最早半公式に近いネタとなってきているのかも知れない(?)。
- バーミヤン
- ドM
異変を起こした動機が「退治されたいから」である事、および天子のスペルカード・気符「無念無想の境地」の説明欄に「実は気合で我慢しているだけとか」とある事から、構ってちゃん・M疑惑が発生。
てんこの扱いが酷い作品では「ドMと聞いて」と気軽に何処にでも現れる存在になってたりする。また、風見幽香は二次設定でドSになる傾向が強く、ドMネタでは絡みが多い。なお、これを受けて公式書籍の「The Grimoire of Marisa」のスペルカード概要説明において、霧雨魔理沙が気符「無念無想の境地」の「マゾ度」を評しているが、これは比那名居天子が公式でマゾヒストである事を意味しているわけではなく、魔理沙なりの冗談(実際この評価欄は冗談めいたものが多い)もしくは「実際はともかく、霧雨魔理沙が比那名居天子の事をマゾではないかと思っている節がある」といった程度のもの。東方求聞史紀の文章と同じく筆者の色眼鏡越しの文章である。比那名居天子が公式マゾヒストである証明にはならない。が、可能性が否定されたわけでもない。しかし中にはこのネタが嫌いな人もいるため、使うときは『TPOを守って』使うように。
-
非ロリ無乳
普通の東方キャラはある程度胸の大きさについて議論となるのだが、彼女は公式絵が比較的体系をハッキリ描くalphes絵でありながらそれですら絶壁であるためこのようになった。生意気な性格や天人はナイフが刺さらないほどの鉄壁であることもそれに拍車をかけている。ただし、十六夜咲夜(あるいはアイマスの千早)のような完璧超人型ではないためただフラットなだけでコンプレックスネタの頻度は少なく、その際も無ければ無いなりに何とかしようとする傾向がある。また、余計な脂肪がない分体系がスマートになるため、かっこよさを強調して描かれたイラストも多い。
- 不屈の頑強さ
頑丈であるという原作設定に上記のドMネタ、貧乳ネタ、謙虚なナイトネタが融合、昇華したもの。
ドMと言う点が痛みを恐れない不屈の精神へと昇華され、格上相手でも傲岸不遜を貫き、謙虚なナイトとして仲間を庇ったり、あえて攻撃に当たりに行き(主に胸で)その隙をつくような漢らしい戦闘スタイルを取る。優雅さと回避重視される東方としては珍しいかなり泥臭い戦い方であり、凄まじい攻撃を受けても尚立ち上がり不敵に笑う姿はカリスマそのものである。東方二次創作ゲーム(主に東方の迷宮や東方魔幻想等のRPG)では高い守備力が設定され、壁役として使用できることが多い。ラスボス出身だからか、同じ壁役にされやすい美鈴より頑強。
- バールのようなもの
緋想の剣は柄にふさふさの飾りがついているが、ラストスペル「全人類の緋想天」発動中は天子の前で剣が回転するため、飾りが靡いて「¬」のような形に見える。ちょうどその色や形がバールに酷似しているのである。なお、バールはただ持ち歩くだけでも「特殊開錠用具所持」で犯罪になるので注意。
- チキータ・ドラゴンフォース
かつて海外の東方コミュニティーで使用されていた天子の愛称。
この愛称の成立は緋想天頒布直後にまでさかのぼる。海外のネタバレスレッド(恐らく4chan、つまり海外の2ch)で新キャラの情報が小出しにされていく中、まず立ち絵とバストアップが転載されると或る名無しが「フルーツと房が乗ってる帽子だなんて、まるでチキータ・バナナみたいだね!」と書き込んだ(チキータ・バナナとは南米で有名なバナナブランドの名である。参考動画:http://www.youtube.com/watch?v=361DwXNvxKg 余談だが、この女性の正式名称は Miss Chiquita である)。
また、ネタバレスレッドに天子の設定テキストが転載される段となると、日本語に不案内な名無しがこれを誤読し「龍って書いてあるね!」と書き込んだ。これを受けて「dragon?dragonforceですか?」とのコメントが残された。これらの単語をくっつけて Chiquita Dragonforce という変なあだ名が出来たのである。
現在は日本の東方コミュニティ同様 Tenko が代表的で、残念ながら Chiquita Dragonforce は殆ど見かけないと言ってよいだろう。chiquita はスペイン語で「少女」の意味であり、海外ユーザーからすると何となく可愛い語感がするらしいので、ちょっと勿体無い気もする。
- 比那名居地子
本来は天子が改名する前の名前であるが、二次創作イラストなどでは幼少時の天子やロリ化した天子もこう呼ばれることがある。
お絵カキコ
枚数が増えたため、比那名居天子のお絵カキコに分離しました。
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
二次設定
評価タグ
動画シリーズ
- 東方鉄狩人 - プレイ動画
- ブロン子さん - 東方有頂天
- 我輩は天子である - 東方GTA
- 天子の録画修行卓 - 東方幻想麻雀
- 天子が三国大陸でふるぼっこ - MUGEN
- 比那名居天子の雑魚てんこ盛り - 東方卓遊戯
アレンジ曲
子記事
兄弟記事
- なし
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