比とは、2つ以上の数の割合を示したものである。
概要
二つ以上の数が互いに何倍か、何分の一を表す。数aと数bの比を、a:bと記す。
幾何学的な意味での「比」を扱った記事 |
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(コンマ付きだが)比とは関連のない記事
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その他の意味
漢字として
比
- Unicode
- U+6BD4
- JIS X 0213
- 1-40-70
- 部首
- 比部
- 画数
- 4画
- 意味
- 比較する、比喩、なぞらえる、対比する、選ぶ、並ぶ、寄り添う、等しい、近い、到着する、親しむ、同類、助ける、このごろ、という意味がある。〔説文解字・巻八〕には「密なり」とある。
- 字形
- 人+人の会意で、右を向いた人が二人並んでいる字。左を向いた人が並ぶのは从。人が並んでいるので、親しむ、助ける、比べるという意味がある。
- 音訓
- 音読みはヒ(漢音)、ヒ、ビ(呉音)、訓読みは、くらべる、ころ、たぐい、したしむ、したがう。名のりに、これ・たか・たすく・ちか・つね・とも・なみ・ひさ、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 比は部首比部を作る。助ける、親密に関することを表す意符として用いられる。
- 声符
- 比を声符とする漢字には、𠨒、庇、批、坒、芘、枇、玭、䃾、秕、琵、紕、魮などがある。
- 語彙
- 比屋・比較・比況・比肩・比高・比周・比数・比定・比比・比年・比翼・比率・比倫・比隣・比類・比例
- 参考
- 比の草書体が、平仮名のひの形のもととなり、比の片側が片仮名のヒのもととなった。
異体字
互換文字
関連項目
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