毬藻(まりも、マリモ)とは、
1.の概要
毬藻とは、「毬(ボール)」の形をした「藻」である。
シオグサ目アオミソウ科マリモ属に属し、英語でもMarimoと呼ばれる。
球から藻が生えた生き物ではなく、小さな藻がたくさん集まって球体の形になっている。なのでその藻の一本、一本が本体である。藻だけで構成されているイメージが強いが小石などを中心に形成されることもある。水上に揚げられると球体が維持できなくなって崩れることも多い。
植物なので当然生きている。自然環境では波の影響で湖底を転がって丸まり、転がることで付着した泥や他の藻を剥がしたり、球体になっていないまりもを巻き込んだりする。また波が弱い、湖底の凹凸が激しいなどの環境では岩に付着して生育する。光合成によってゆっくり少しずつ大きくなる。これらの性質から同じ湖でも場所によって形状が異なる。なお、光合成で出る酸素が溜まってまりもが浮き上がることがあるが浮き上がっても別に枯れたわけではない。成長には10年以上の単位で時間がかかる。大きくなって打ち上げられると崩れて幾つかの塊に分かれる。耐寒性と耐暗性を持ち、湖面が凍結したり他のまりもに埋もれたりしてもある程度は耐える。
お土産屋さんや、ペットショップなどで売っているで、おてごろ価格で購入できる。ただし、天然のまりもではなく糸の状態のまりもを人工的に丸めたものであることがほとんど。天然のまりもに比べて丸まりが弱いとされる。耐寒性はあっても暑さには弱いので直射日光で水温が上昇すると枯れてしまうことがある。もともと寒冷地の湖底で生きる植物なので人工光でも十分である。夏場は風通しの良い日陰や冷房が掛かりっきりの部屋や冷蔵庫に入れておいておくと良い。
阿寒湖に生息するものが国の特別天然記念物に指定されている。日本のいくつかの湖に生息しているのが判明している他、ヨーロッパ北部や北アメリカなどの北半球で発見されている。いずれも寒冷地域であることがほとんど。
また、阿寒湖のまりもが世界中のまりもの発祥であるとする研究結果もあり、水鳥が世界中に運んで行ったとされている。各地で見られるまりものほぼ全ては生育環境の変化によって球の大きさの限界などが変化しただけで阿寒湖と同じ種である。
タテヤママリモと呼ばれるまりもはDNA的にまりもとは別種であると判明しているが未だに正確な分類はされていない。
まりもっこりという半分アウトなマスコットキャラクターもいる。単独記事があるのでそちらを参照。→ まりもっこり
2.の概要
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ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
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名前は「毬藻」もしくは「ほっしゅ毬藻」と呼ばれる。元々は2ちゃんねるとは関係の無い個人サイトに掲載された「毬藻の歌」http://www.asahi-net.or.jp/~XN7M-MR/music/marimo.html が発端であるらしい。サイトには歌詞が載ってはいるが、実際に聞いてみても何と歌っているのかさっぱりわからない。
この曲が2001年5月に2ちゃんねるで紹介されて話題になり、AAが作られた。また鳴き声?の「ホッシュホッシュ」はおそらく元の歌のサビ?が元になっていると思われる。スレッドを保守するキャラクターとしてスレッドに出没する。
関連動画
原曲 |
Remix |
歌ってみた |
巡音ルカ |
3.の概要
2007年10月よりニコニコ動画で「歌ってみた」動画を発表している。
関連項目・外部リンク
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