単語

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とは、氏族や家族名前に関していくつか意味のある言葉である。

  • 氏(うじ) - 古代日本の氏族の集団のこと。
  • 氏(うじ) - の名のこと
  • 氏(うじ) - 柄、
  • 氏(し) - 古代中国の氏族の集団のこと。姓を分けたもの
  • 氏(し、うじ) - 人を呼ぶときに姓につける敬称

漢字として

Unicode
U+6C0F
JIS X 0213
1-27-65
部首
氏部
画数
4画
音読み(常用)
訓読み(常用)
うじ
𠂩
Unicode
U+200A9
部首
丿部
画数
6画
Unicode
U+2F52
意味
氏族、姓より分かれた氏族、氏族の名、系の名、仲間、という意味がある。また結婚した女性につける呼称。と通じる。段玉裁は氏の本字は是であるとしている。
字形
諸説ある。後述。
音訓
音読みはシ(音)、ジ(音)、訓読みは、うじ。名のりに、え、などがある。
規格・区分
常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。
部首
氏は部首氏部を作る。
氏を符とする漢字には坁、、汦、扺、芪、、眂、蚔、、䟗、軝、などがある。
語彙
氏神・氏子・氏姓・氏族・氏名

字形説

説文解字・巻十二(小徐本、段注本)〕には「山岸の脅(むね)の𠂤(タイ)、(ボウチャク)して落𡐦(ラクダ)せんと欲する者を名づけて氏とふ。氏の崩るる里に聞こゆ。形。」と、崩れかけた崖の形としている。また雄の〔解嘲〕から「くこと氏隤の若し」を引用している。段玉裁は崖の形説を受けて、坁や𨸝を氏の異体字としている。

説文解字通訓定〕は根から芽が出るところの形とし、柢の初文とする。柢は根ざすという意味の字。〔説文解字注箋〕も似たような説で芽が横から出るところの形としている。

白川静は、氏は小さな把手のある形で、祖先をる時や共餐の際にこのを切り分け、氏族の中で配分したという。このは氏族の徴で、そこから氏族を意味をもつとする。

ほかに民と同様に頭を垂れて働くところの形とする説(〔六書略〕)などがある。

異体字

互換文字

  • ⽒はUnicodeにおいて氏と互換とされる字で、部首としての氏を表す。

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1 ななしのよっしん
2019/06/30(日) 08:18:51 ID: mf41RHaY0v
敬称の「氏」を「うじ」って呼ぶの、忍者ハットリ君のケンイチうじでしか見たことないんだけど他の用例あるのだろうか。
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