水上温泉とは、群馬県利根郡みなかみ町水上地区にある温泉の総称である。
概要
元々は湯原の湯と呼ばれていた。
上越線の開通により、一躍人気温泉地としてバブル期には流行ったが、近年は衰退が著しい。
駅前から寂れている。
大宮ホテルという、駅から近いかなり立地がいい場所に建てられたホテルがエレベーター事故をきっかけに営業が停止し廃墟となっており、景観を思いっきり崩している。
廃虚マニアの不法侵入者が絶えず、また、猿の集団が寝床として利用したりもしているようだ。
その他にも廃墟化した建物がいくつかあり、現在は取り壊しが進められている。
利根川に吊り橋がかかっているがボロボロでとても渡れる状態ではない。
ここまで廃れたのは、バブル期に団体客のニーズに応えられるよう、ホテルが大型化した結果、消費がホテル内で完結してしまい、温泉街にお金が落とされなくなったことが大きい。そして、バブルの崩壊と共に資金繰りが悪化し、ホテルそのものも没落。
また、2004年に起こった温泉偽装問題も追い打ちをかけてしまった。
水上はラフティングの聖地の一つであり、川下りをする人の姿が目立つ。もはや温泉よりもラフティングを推し出した方がよさそうだ。ということでみなかみ町は現在、雄大な自然を生かした町づくりに着手し、再生を図っている。
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関連項目
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