水嶋沙依理とは、『恋愛ラボ』に登場するキャラクターである。通称サヨ。
概要
常に沈着冷静で「恋愛研究」にも特に興味はなく、他のメンバーを俯瞰する立場でちょくちょくいじったり、からかったりしている。頭の回転が早く、とっさの機転が利くため、生徒会の絶体絶命の状態を幾度となく救い出している。
一方でお金には目がなく、あらゆる場面において金銭を交えた会話に持っていったり、金儲け話に盲目だったりする(他人から「守銭奴」と言われても特に怒らないほど)。生徒会での会計役も、その守銭奴っぷりに恐怖を感じたマキによって一度解雇されている。マキの自由奔放な生徒会費の使い込みにも厳しい。
インパクトのある容姿だが、その一番の特徴であるメガネを外すと別人(リコ曰く「誰だこりゃ!」)になってしまう。女っ気に興味がないため、外出する時も服装などをほとんど気にしない。髪形は某国民的キャラクターからだというが、作中たまに(不可抗力により)髪を下ろす描写が見られる。
特技は「声マネ」で、作中ではマキそっくりの、ナギそっくりの、スズそっくりの声を出している。ちなみにこの設定の初出はドラマCDで、原作よりも早かった。テレビアニメ版でも声マネは健在。まるで本人が演じているようだ!せいゆうさんってすごーい(棒)
一見生徒会の最強キャラにも思えるが、それに反して苦手なものあり、後述の通りスズの人を疑わないピュアネスは心底苦手としている。また「乙女リコ」も苦手で、不意打ちに写真を見せられるだけで失神してしまうほど。さらに彼氏に対しても……あれ、苦手なもの多くね?
彼氏について
生徒会メンバー唯一の彼氏持ち(山崎佑、通称ユウ)でもある。(作中5月時点で)付き合い始めて半年も経つ。しかし肝心の彼氏とは初日以来まったく会っておらず、メールも度々無視。誕生日も「付き合って半年記念日」も全てスルーするなど、恋愛に対してはあまりにも冷淡である。彼氏涙拭けよ……。
彼氏と出会ったのは(家庭の事情で一時期通っていた)公立小学校の時で、「パンチラ」を見られてしまったから。いや、パンチラというか、パンモロというか、パンダイブ……? (単行本5巻、アニメ版10話にエピソード収録)。
彼氏の猛アプローチに押し切られた形で付き合っているが、何だかんだで俺のことすげー大切にしてくれてるって分かるし……。水嶋って恥ずかしがりだけど、ちゃんとこうして話題にしてくれてるって嬉しいよ……みたいなメールを送られては度々困り果てている。それでも付き合っている。ちなみに彼氏と会いたがらない理由は、「会うと調子くるうから嫌」だそうだ。可愛いなあもう!
他の登場人物との関係
榎本結子とは藤女小以来の親友で、「本体」だと証される四角いメガネも、実はエノとの友情の証である。エノの性格を知り尽くしていて、いろんな場面でよい方向に進むようにうまくコントロールしている。
前述の通り棚橋鈴音の純粋さを苦手としていて、たまたま生徒会の窮地を機転で救ってしまったために、一方的に慕われている。とはいえサヨもスズをその後も度々フォローしているので、まんざらでもないのかもしれない。
倉橋莉子の「恋愛の達人だ」というウソはすぐに見抜いており、それに関連して度々ちょっかいをかけているが、本当はリコに真実を告白させようとアシストしてあげていた。
結論
顔にも言動にも現れないが実は仲間想いで、自分の美点は徹底的に恥ずかしがる。彼氏を「苦手」と言うわりには付き合ってしまっている。さらに作者からは「一番早く結婚しそうなのは、意外とサヨだったりして」なんて言われてしまう感じ。じっと見ていないと、あまりにもデレが見分けづらい。だがそれがいい!!
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関連項目
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