水郡線単語

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水郡線とは、茨城県水戸市の水戸駅と福島県郡山市の安積永盛駅及び茨城県那珂市の上菅谷駅と茨城県常陸太田市の常陸太田駅を結ぶ鉄道路線。奥久慈清流ラインの愛称を持つ。

概要

水戸駅～安積永盛駅の本線と上菅谷駅～常陸太田駅の支線からなる、東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線。地方交通線である。
安積永盛駅からは全列車が東北本線・郡山駅に乗り入れる。
全線が単線非電化で、水郡線営業所所属のキハE130系が使用される。
水戸駅から茨城県の北西部を通り、八溝山地や阿武隈高地といった山間部を抜け、安積永盛駅・郡山駅へ向かう。
途中の上菅谷駅で分岐し常陸太田駅に向かう支線は、日立電鉄が廃止されてからは常陸太田市街と水戸方面を結ぶ唯一の鉄道路線となった。そのため比較的利用者が多い。
なお、常陸太田駅の利用者数は水郡線では水戸駅、安積永盛駅に次ぐ3位で、支線の利用者はほとんど常陸太田駅を利用している。
当路線は2014年度から水戸駅〜常陸大子駅・上菅谷駅〜常陸太田駅が東京近郊区間に含まれており、この内の水戸駅・上菅谷駅・常陸大宮駅・常陸大子駅・常陸太田駅及び、仙台近郊区間の安積永盛駅～郡山駅でSuicaの利用が可能である。なお、エリアを跨いで使用することはできない。
沿線に袋田の滝や袋田温泉郷、八溝山といった観光地を抱えており、地元住民以外にも観光客の利用も多い。秋の行楽シーズンをはじめ、連休など国道118号線が非常に混雑するので、水郡線を利用するのもオススメ(JR東日本水戸支社が期間限定ではあるが東京方面からのお得な切符を発売するので、併せて検討するのも良いかと)。

駅一覧

本線

全列車が普通列車で、各駅に停車する。　※：列車交換が可能な駅

路線名	駅名	乗り換え路線 ○駅周辺情報　 □名物		所在地
水郡線本線	水戸駅※ みと	JR東日本	常磐線・水戸線	茨城県	水戸市
	水戸駅※ みと	鹿島臨海鉄道	大洗鹿島線		水戸市
	常陸青柳駅※ ひたちあおやぎ				ひたちなか市
	常陸津田駅ひたちつだ				ひたちなか市
	後台駅ごだい				那珂市
	下菅谷駅※ しもすがや
	中菅谷駅なかすがや
	上菅谷駅※ かみすがや	JR東日本	水郡線(常陸太田支線)
	常陸鴻巣駅ひたちこうのす
	瓜連駅※ うりづら
	静駅しず
	常陸大宮駅※ ひたちおおみや				常陸大宮市
	玉川村駅※ たまがわむら
	野上原駅のがみはら
	山方宿駅※ やまがたじゅく
	中舟生駅なかふにゅう
	下小川駅※ しもおがわ
	西金駅さいがね				久慈郡大子町
	上小川駅※ かみおがわ
	袋田駅ふくろだ	○袋田の滝(徒歩1時間強。バス有) ○袋田温泉
	常陸大子駅※ ひたちだいご	○袋田の滝(バス有)　○大子温泉 ○道の駅奥久慈だいご　□奥久慈しゃも弁当
	下野宮駅しものみや
	矢祭山駅やまつりやま			福島県	東白川郡	矢祭町
	東館駅※ ひがしだて
	南石井駅みなみいしい
	磐城石井駅いわきいしい
	磐城塙駅※ いわきはなわ					塙町
	近津駅ちかつ					棚倉町
	中豊駅なかとよ
	磐城棚倉駅※ いわきたなくら	JRバス関東	白棚線
	磐城浅川駅いわきあさかわ				石川郡	浅川町
	里白石駅さとしらいし					浅川町
	磐城石川駅※ いわきいしかわ					石川町
	野木沢駅のぎさわ					石川町
	川辺沖駅かわべおき					玉川村
	泉郷駅いずみごう	○福島空港(交通手段はタクシーのみ)				玉川村
	川東駅かわひがし				須賀川市
	小塩江駅おしおえ				須賀川市
	谷田川駅※ やたがわ				郡山市
	磐城守山駅いわきもりやま
	安積永盛駅※ あさかながもり	JR東日本	東北本線(新白河駅・黒磯駅方面)
東北本線	安積永盛駅※ あさかながもり	JR東日本	東北本線(新白河駅・黒磯駅方面)
東北本線	郡山駅※ こおりやま	JR東日本	東北新幹線・山形新幹線東北本線(福島駅方面) 磐越東線・磐越西線

常陸太田支線

全列車が普通列車で、各駅に停車する。全駅茨城県内　※：列車交換が可能な駅

駅名	乗り換え路線 ○駅周辺情報		所在地
上菅谷駅※ かみすがや	JR東日本	水郡線(本線)	那珂市
南酒出駅みなみさかいで
額田駅ぬかだ
河合駅かわい			常陸太田市
谷河原駅やがわら
常陸太田駅ひたちおおた	○西山荘