氷山の一角とは、表面に現れている事柄は全体のほんの一部にすぎないことのたとえである。
概要
主に悪事に関して用いられる。
英語では、「It's the tip of the iceberg.」。
氷山の大部分は海中にあり、海上に現れている部分は全体の七分の一程度であることから、明るみに出ているのは大きな物事のほんの一部にすぎないという意味を表すようになった。人間の性なのか、悪いことは明るみにしたくないため氷山の一角自体いい意味では用いられない。
氷山の一角を用いた、あるいはそれに関連した名言・格言
『今、あなたのうえに現れている能力は氷山の一角。
真の能力は、水中深く隠されている。』
<小説家/宇野千代>
『心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う。』
<精神分析学者、精神科医/ジークムント・フロイト>
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関連項目
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