氷柱とは、冬の風物詩である。
概要
読んで字の如く、柱状(棒状)に伸びた氷。「つらら」とも呼ばれる。
冬の寒い時期、滝の水や建物の屋根から滴り落ちてきた水が冷気によって氷結していったもの。
作られる過程や形状が、鍾乳石と似ているという特徴がある。長いものが作られるにはただ単純に寒いだけではなく、寒暖が繰り返される気候(環境)が必要となる。
建物の屋根から垂れた水で氷柱(つらら)ができる場合、屋根の上の雪が融けて段々作られていく。
また滝や渓谷の場合は飛沫などで複数に渡る氷柱が作られ、普段の季節のそれとは違う滝の風景を見られる観光名所として知られる場所もあり、凍った滝をロッククライミングのように昇る場合もある。
通常は数センチ~数十センチ程度のものだが、豪雪地帯の場合、長さが数メートルどころか地面近くまで伸びているものまで見られる。横風が強い場所で氷柱が作られた場合は風の吹く方向へ向けて斜め向き、ないしは横向きに氷柱が伸びている場合もある。
そしてそれを雪玉をぶつけて落としたものを拾って氷の剣として遊ぶのも雪国の定番。
何にしても、もし外を歩いていて見かけた場合は氷柱ができている場所へ近寄らない方がいいだろう。うっかり何かの弾みで落ちて来て当たったら、ケガや事故に繋がる恐れもある。
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関連項目
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