概要
汚名は「返上」するものである。
ただしアルマジロは汚名を「卍解」すべきである。
ちなみに上記の表現が使用されている民明書房発行の小説「あたしの尻を舐めろ(亜名留痔朗著)」は本文500Pの文庫版が120円(税込み)で大好評絶版中。
使用箇所
「ーー今度は椅子にさせられて、大切なところを踏みつけられて、座薬を○ナ○に挿入されて……あまりにも酷いです! 汚名は『返上』するもので挽回するものじゃないでしょう!」
鬼気迫る眼差しで睨む巡音ルカに私は出来るだけ平静を装って淡々と答えた。
「モノは考えようだよ。まだアルマジロだから良かったとも言える」
「どういうことですか」
「悪魔に魂を売って自ら魔道に落ちたMMD使いもいる。惨殺オチの禍々しい動画に主演も助演もしたくないだろ? それを思えば、アルマジロの動画なんて可愛いものじゃないか」
「そ、それはそうですけど……」
ルカの表情は釈然としない。
私はたたみかけることにした。
「アルマジロの動画は一見卑猥でアウトに見えるが、MMD使いが絶対に破っていけない禁忌は冒していない。これはとても大切なことなんだ。そんなことすら理解できない人間の動画よりもアルマジロが百倍マシだよ」
「ものは言い様ですね」
「それに彼にとって汚名こそが『名誉』なんだ。世間一般でいう名誉挽回は『名誉返上』に等しい。だから汚名を『卍解』しようとする……『挽回』違いがアルマジロらしいけど」
(亜名留痔朗「あたしの尻を舐めろ」より抜粋)
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関連項目
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