池袋(いけぶくろ)とは、日本の苗字、地名である。
本項下部にて東京都豊島区の地域名としての池袋を解説する。
苗字としては宮崎県南部から鹿児島県北部にかけて多く分布している。特に鹿児島県曽於市に多い。
武家の池袋氏が大隅国に存在した。大隅国桑西郡池袋(現鹿児島県霧島市)発祥。建部氏の裔とされる。池袋宗政が島津忠昌の家老を務めた。
曖昧さ回避
地名
関連項目
概要
池袋駅東口側 |
豊島区の中心地域であり、都内有数の繁華街としてもその名を知られる。
地名の由来は元々今の西池袋辺りに袋池と呼ばれていた円形状の池があったため(なぜ、芸能界風に逆に呼んだのか…)。しかし、歴史は古く江戸城が築城される前から池袋という地名があったという。なお、袋池は完全に埋め立てられてしまい、面影を偲ぶことができない。
池袋駅を中心として戦後より交通の拠点として発達しており、東口には西武百貨店やパルコといった百貨店に、ビックカメラやヤマダ電機といった家電量販店があり、その路地裏には風俗店が軒を連ねている。また東池袋駅方面に歩くと豊島区役所、サンシャインシティ、乙女ロード、ジュンク堂書店があり休日は勿論平日も多くの人であふれている。最近ではニコニコ本社やポケモンセンターも移転してきた。
全国的な知名度が上がったのは当時、国内最高層の超高層ビル「サンシャイン60」が開業してからであり、更に西武帝国の牙城として西武百貨店本店(今も都内の百貨店で新宿伊勢丹に次ぐ)とともに、その名を轟かせた。
一方、西口は東武百貨店、メトロポリタンプラザがあり、その隣には池袋ウエストゲートパークで知られる池袋西口公園と東京芸術劇場がある。
また、近くに立教大学の池袋キャンパスがあり、立教大学の学生を多く見ることができる。
駅北口は駅付近には中国人向けの店舗や中華料理店も見られる。そこから池袋大橋方面に少し歩くと居酒屋や風俗店、ホテルが多く見られ、風俗店の案内所などもちらほら見られる。夜になると風俗店関係者と思われる人物が多く立っており、付近を歩くと「キャバクラでも」とキャッチにかかることもある。
またファミリーマートがオフィスを田町に移転する前はサンシャイン60に置いていたため、池袋周辺には東西問わず数多くのファミリーマートの店舗を見ることができる。
国内屈指の書店激戦区であり、国内最大級の大型書店ジュンク堂池袋店を初め、三省堂池袋店、くまざわ書店池袋店、旭屋書店池袋店が鎬を削っている。なお、かつてはリブロ書店池袋店(撤退後に三省堂が進出したが、復活をもくろんでいるとか)や芳林堂池袋店(芳林堂は破産、他店は書泉が店舗継承しているが池袋からは撤退)が知られていた。また、画材屋や美術関係の店も多く、文化、芸術の街の趣を持っており、文化人のファンが多い場所である。
かつては西武百貨店、DCブランド全盛期の頃は渋谷とともに東京都内のファッション界を牽引する存在だったこともあるが、渋谷が後に代官山、表参道、原宿とエリアを拡大しているのに対し、こちらは鳴りを潜めた感がある。
場所柄埼玉都民の利用が多い場所でもあり、東武東上線や埼京線などの拠点にもなっているため、埼玉県民が「埼玉一の都会は池袋」だとか「埼玉県池袋」とか自虐していることがある。
主な施設
駅
百貨店
家電量販店
映画館
学校
小学校
中学校
高等学校
大学
池袋を題材にした作品
- ビックカメラの歌
俗謡『たんたんたぬき』 (賛美歌「まもなくかなたの」の替え歌 ) の替え歌。池袋に本拠地を置くビックカメラのCMソング。「ふしぎなふしぎな池袋 東が西武で 西 東武」という歌詞で西武と東武の社名に付く方角と駅の位置関係の逆転現象を覚えた人も多い。 - サンシャイン・シティー
P-MODELデビュー当時の代表曲。1stアルバム「IN A MODEL ROOM」収録。作詞は平沢進(ボーカル)の実兄・You-1(裕一)、作曲は田中靖美(キーボード)。同じく「IN A~」には、歌詞中に「60階(つまりサンシャイン60)に登る」というくだりのある「ルームランナー」という曲も収録されている。 - 池袋ウエストゲートパーク
石田衣良の代表作である小説。果物屋の息子である真島誠を中心に、カラーギャングや暴力団や警察官といった様々な人の姿を、時に暴力的に、時にミステリアスに描く人間ドラマ。TBSテレビでテレビドラマ化もされヒットした。 - デュラララ!!
成田良悟のライトノベル。首なしの女性ライダーや非日常にあこがれる少年など、成田作品の例に漏れずやたらぶっ飛んだキャラクター達によるいびつで爽快な恋物語。毎日放送でアニメ化された。
関連項目
東京都23区内の主な地名 |
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