河野臨単語

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河野臨(こうの　りん)とは、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士である。九段。1981年1月7日生まれ。東京都西東京市出身。

天元位３期獲得。

概要

小林光一名誉名人門下。1996年入段。2006年九段。

2005年、天元戦で山下敬吾を倒し初の七大タイトル獲得。以後2度の山下敬吾の挑戦を受けるも見事防衛し三連覇達成。

2012年天元戦挑戦者→井山裕太天元に敗北。 2013年碁聖戦挑戦者→井山裕太碁聖に敗北。 2014年碁聖戦挑戦者→井山裕太碁聖に敗北。 2014年名人戦挑戦者→井山裕太名人に敗北と悉く井山に跳ね返し続けられている。

棋風

とにかく、研究熱心。
日本の棋士で一番と言われる勉強量が武器。

また、臨戦中国流の生みの親。
中国流から小目側へ一路寄せたのがそれであり、
使用当初は「ベトナム流」と呼ばれていた。
（中国の隣だから・・・ﾂﾏﾝﾈ）
中国流の裏ガカリへの対策だったらしい。 

この布石は中韓でもかなり広まり、一つの地位を築いている。

一時期、張栩先生も変形型の臨戦中国流を研究しており、
４７期１０段戦の高尾先生との５番勝負でかなり使用された。 

最近出版した本では、「スモール中国流」と命名された。
ま、自分の名前が付いた布石ってヤダよね。

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