津田タカトシとは、氏家ト全の漫画『生徒会役員共』に登場するキャラクターである。声優は浅沼晋太郎。
会長、概要がなっちゃいないよ…
桜才学園に通う男子生徒で本作におけるツッコミ役。M体質。妹に津田コトミがいる。童貞。
天草シノに目を付けられたことから、1年生にして生徒会副会長に強制的に半端な気持ちで任命される。
女子生徒に囲まれるハーレム状態にもかかわらず、タカトシ本人は肩身が狭い程度にしか思っていない。
成績は平凡でまれに遅刻するなどの面もあるが、後述するヒロイン達の助力で、生徒会役員としての面目を保つ程度の成績と規律は維持している。
性格は基本的に真面目で女子に対しても自然体である為、周囲のタカトシに対する信頼は概ね高い。
シノからは次期生徒会長の指名を受けており、今後とも童貞を維持するよう求められている。
文才があり、彼の書いたエッセイは読んだ者を号泣させるほど。
シノとは上下関係だが、結構2828になることが多い。七条アリアからはペット扱い、萩村スズからはツンデレな態度を受ける。また、「スズヘッド」と同じく存在感をアピールする「タカトシボディ」という固有ワードを持つ。三葉ムツミとは、彼女のピュアさから2828になってしまうことも。アリアはともかく、他の人物とのフラグは何本も立っている。こういったことからニコ動では「甲種一級フラグ建築士の有資格者ではないのか?」との指摘(タグ付け)を受けている。しかし彼にはそこらへんにごまんといるテンプレハーレム主人公のような不快感を感じられないと有識者から指摘されてる。(その理由は後述する)
新聞部長の畑ランコによると、津田は「容姿それなり、権力もそれなり」で、何気に女子生徒からの人気はあるとのこと。但し上記のフラグですら、甲種一級に多いフラグクラッシャーになってしまいがちで、卒業までに卒業できるかは微妙なところ。
こういった傾向が災いし、風紀委員長の五十嵐カエデからは常に疑惑の目で見られている。それはカエデが男性恐怖症で津田を色眼鏡で見てしまいがちなこと、ランコが脚色した情報を伝えているなど、津田本人の責任ではないものも影響している。
ただ方々でフラグを立てまくっているのは事実であり、特にシノとは第三者(読者)目線で見ても「お前ら付き合っちゃえよ」といった雰囲気になるのも度々で、カエデの偏見やランコの偏向報道だけを主要因にはできない。そういう事実無根とは言い切れない部分を、本人は全く自覚してない。クラッシャーだから。
家族・親戚
- 父母
- 氏家作品にありがちだが、姿が出てこない。仕事で二人とも不在がちであり、その時は専ら生徒会メンバーが津田兄妹の面倒を見る。母はコトミにウィッグのへんな使い方を教えていたようだ。
- コトミ
- 思春期な妹。津田のツッコミスキルを鍛えたトレーナーでもある。
- 魚見(ウオミー)
- 英稜高校の生徒会長でシノの同類。初めて会ったときは他人同士だったが、互いの親戚が結婚したことで二人も親戚になった。それまでは津田のことを「津田副会長」や「津田さん」と呼んでいたが、結婚式の時から「タカくん」と呼びはじめる。また津田には自分のことを「お姉ちゃん」と呼んで貰いたがる。二人が急接近したことで、シノがヤキモチを焼いた。
いつもお世話になりっぱなしで
ツッコミ役として大活躍の津田だが、それ以外の部分ではボケ役も含めたヒロイン達に、コトミ共々何かと世話をしてもらうことが多い(なるほど、下の世話はもっぱら…メモメモ)(そういう意味じゃねーよ。つーかメモるな)。
津田は現在でこそ学年成績で上位20位以内を維持しているものの、元々の成績は平均的なものであり、今でも勉強は得意ではない。さらに家事関係は全く出来ない。その辺りはごく平均的な男子である(13cmね)(アンタは黙ってなさい)。一方でヒロイン達は勉強、運動、家事などに秀でている上に何かと面倒見が良い。こういったことが、タカトシが世話を焼いてもらう原因になっている。
以下簡単なまとめ。
津田とハーレムについての考察
さてここまで見ていただくと、彼はくハーレム漫画でよくある普通の主人公のような展開を受けておる。しかし彼からにはテンプレハーレム主人公に持っている不快感を全く感じなく、某誠氏ねのように「タカトシ氏ね」と言われる事が殆どない。
これには周りのヒロインの下ネタに関しての酷さに原因がある。知っての通り、生徒会役員共のヒロイン達は思春期が裸足で逃げるくらい酷い下ネタを臆面無く言うキャラで構成されている。
その為彼に対して不快感を感じる要素が無く、逆に彼に対して同情感を感じてしまう。
タカトシがツッコミ役として日々奮闘するがその苦労は尋常ではない。以下はその一例。
- 病欠した際、見舞いに来たシノから「疲れるほど重責を負わせていた」と謝罪されるが
タカトシは「疲れるのは生徒会の仕事じゃなくてツッコミの方なんだけどね…」と内心毒づいた。 - また、別の病欠した日にはスズが代わりにツッコミ役を担うことになったが桜才きっての天才であるスズをもってして
半日で疲労のあまりフラフラになり、翌日回復して登校していたタカトシを見た際には泣いて喜び抱き着いた程。 - タカトシ達が修学旅行に行った際はカエデがツッコミ役を引き継ぐ事になったが、対生徒会の観点で言えば
横島先生が引率で居なくなったがタカトシ・スズのツッコミ勢二人も居なくなってしまった上に
助っ人としてコトミが生徒会に参加してしまったのでボケ役が減っておらず、 相当難儀したと思われる。
(事実、校内にビニールプールを持ち出してビキニ姿でくつろぐというシノ達の暴挙を食い止めきれていない。)
また、彼にはテンプレハーレム主人公に備わっているラッキースケベを持ってないのも不快感を感じない要素の一つとして挙げられる。
七条アリアがエッチな風によってスカートが捲れて貞操帯や具が公衆に晒されている時に津田はその場に居ない点や、天草シノが生徒会室で着替えていた時に津田が偶然生徒会室に入り、シノが着替えてる姿を見たのは良いが、その時のシノのパンツが男性のトランクスである点を考慮すると、津田にはラッキースケペの要素を持ってないのが頷ける。それ故天草シノには「アンラッキースケベめ」と言われている。
それ以外にも、「生徒会役員共はツッコミの津田がいないと成り立たない点(氏家作品最大の肝的思考)」や「そもそも津田君はイケメンor可愛いから許せる点(腐女子/腐男子的思考)」という意見も有識者から多々挙げられる。
津田に関する魅力は他にも多々あるが、書くにはスペース(及びネタ)がない為ここまでにしておくが、機会があれば「津田タカトシ」とグーグル先生に聞いてみるのもいいだろう。新しい世界が開けるかもしれない(色んな意味で)。
アンタ、俺の関連動画見てなかったのか!
今日も先輩の関連項目は重いぜ
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