活撃 刀剣乱舞とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-online-」を原作とするアニメである。
2017年7月1日にTOKYOMXをはじめとしてテレビ・ネット各社で放送開始。全13話。
ニコニコでは本放送より5日遅れで配信&生放送が行われる。第一話・最新話は無料。
活劇ではないので注意。
第13話の放映後、劇場版の製作が発表された。続報に備えよう。
概要
2016年3月26日、Anime Japan2016のスペシャルステージでWアニメ化が発表されたうちの一つ。
もう一つのアニメ作品「刀剣乱舞-花丸-」が日常系多めだったのに対し、シリアスな作風。
アニメーションを制作するのはufotable。
史実を踏まえた本格的な剣戟アクションの為に、剣戟アニメーターとして「空の境界」原画・作画等を担当した小船井充・木村豪・國弘昌之の三名が起用。また剣戟指導に「玄黄二刀流剣術」指南役の渡邉鋼玉、時代考証でNHK大河ドラマ「新選組!」「龍馬伝」で考証を手がけた山村竜也が参加。
土佐弁の監修は、陸奥守吉行役を担当する声優・濱健人(高知県出身の土佐弁ネイティブ)が行っている。
2017年5月1日、本放送にさきがけて第一話先行上映会が開催。これに合わせ、全国の映画館でライブビューイングも同時開催された。
その後、2017年6月30日に第一話~第三話先行上映会がufotable Cafe、およびライブビューイングにて開催。
物語を通じ、新撰組・土方歳三の愛刀であった和泉守兼定(刀剣乱舞)、堀川国広(刀剣乱舞)に焦点が当てられている。
また、今作においては少年の姿をした審神者(刀剣乱舞)が登場。ゲーム本編および派生作品を通じて審神者が表に出るのはこれが初となる。
その他、ゲームのマスコットキャラクターであるこんのすけも登場、時間遡行軍との戦いに身を投じる刀剣男士の手助けをする。
あらすじ
文久三年。
倒幕派と佐幕派が世を二分し、刀の時代が終わりを告げた時代――幕末。刀剣男士として顕現したばかりの堀川国広は、
かつて同じ主の元で戦った和泉守兼定とともに、雨の山道をひた走る。刀剣男士は刀に宿る想いを審神者が励起させ、顕現させた『付喪神』。
彼らの使命は、歴史を変えようと目論み未来から送り込まれる『時間遡行軍』を打倒し、
“正しい歴史”を守ること。陸奥守吉行、薬研藤四郎、蜻蛉切、鶴丸国永という新たな仲間を得た二振りは、
動乱の時代で、時間遡行軍との戦いに身を投じることになる。
登場人物
第二部隊
- 和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)
CV:木村良平
- 幕末から活躍した刀工・兼定の作で、新撰組副長・土方歳三が愛用したと言われる打刀。美と実力の両方を掲げるが、前の持ち主に似て気が短いのが玉に瑕。
- 堀川国広(ほりかわくにひろ)
CV:榎木淳弥
- 安土桃山時代に活躍した刀工、堀川国広作という説のある脇差。新撰組副長・土方歳三が愛用していたと言われる。和泉守兼定の相棒であり助手。刀剣男士として顕現して日が浅く、初めて部隊に入ることになる。
- 陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)
CV:濱健人
- 坂本龍馬の愛刀として知られる打刀。実直で明朗、新しい物好きで、先を見据えた考え方を大切にする。刀は時代遅れと言い退けて、実戦では刀と共に拳銃を使う。
- 薬研藤四郎(やげんとうしろう)
CV:山下誠一郎
- 粟田口吉光作の短刀。名の由来は「薬研を切るほど切れ味抜群だが、主人の腹は斬らない」と評判になったことから。冷静沈着な性格で、任務に忠実な歴戦の刀剣男士。
- 鶴丸国永(つるまるくになが)
CV:斉藤壮馬
- 平安時代の刀工、五条国永の作で、鶴を思わせる白い衣が特徴の太刀。優美な姿とは裏腹に、性格は軽妙で酔興。部隊の中でも経験豊富な刀剣男士。
- 蜻蛉切(とんぼきり)
CV:櫻井トオル
- 刀工村正の一派である藤原正真作の槍。天下三名槍のひとつに謳われる。名の由来は、穂先に止まった蜻蛉が両断されたという逸話から。性格は質朴で誠実。主に戦国時代へと出陣していた。
第一部隊
- 山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)
CV:前野智昭
- 霊剣「山姥切」を模して造られたとされる打刀。オリジナルでないことがコンプレックス。第一部隊の隊長に任命されるなど、実力は十分だが、色々とこじらせている。
- 三日月宗近(みかづきむねちか)
CV:鳥海浩輔
- 平安時代の刀工、三条宗近作の太刀。天下五剣のひとつ。器が大きいといえば聞こえは良い、究極のマイペース。
- 骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)
CV:鈴木裕斗
- 鎌倉時代に活躍した刀工、粟田口吉光作の脇差で、足利将軍が所持していた刀のひとつ。記憶を殆ど失っており、言葉数も少ない。第一部隊で初めて部隊での任務を遂行することになる。
- 大典太光世(おおでんたみつよ)
CV:浪川大輔
- 三池典太光世作の太刀。天下五剣のひとつで、小鳥などの動物が恐れて近寄れないほどの強い霊力を持つ。足利将軍が所持した宝剣であったが、厳重に蔵に仕舞われていた。
- 髭切(ひげきり)
CV:花江夏樹
- 源氏の重宝と言われる太刀。試し斬りで罪人の首を斬った際に、髭まで切れたことが名の由来とされる。長い年月を経て大抵のことはどうでもよくなったとおおらかに語る。
- 膝丸(ひざまる)
CV:岡本信彦
- 源氏の重宝と言われる太刀。試し斬りで罪人を斬った際に、両膝まで一刀で断ったことが名の由来とされる。慕っている兄の髭切に、時折名前を忘れられて絶望するが、またすぐに立ち直る。
その他
- こんのすけ
CV:永塚拓馬(第二部隊)杉山紀彰(第一部隊)
- 刀剣男士たちと共に行動し、任務をサポートするクダギツネ。
- 審神者(さにわ)
CV:皆川純子
- 刀剣男士たちを束ねる主。物の心を励起する技を持ち、時間遡行軍から歴史を守るべく刀剣男士たちを出陣させる。
小ネタ・トリビア
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
第一話
- 舞台となる文久3年(1863年)は、冒頭でも語られていた「将軍・徳川家茂の上洛」以外にも「新撰組の前身・壬生浪士組の結成」「坂本龍馬の脱藩の赦免」など、何気に重要なターニングポイント。
- 時代考証の山村竜也氏によると「冒頭のチェイスシーンで馬車を使いたいと打診があったが、馬車は当時使われていなかった為、代案として荷車に変更した」とのこと。
- 明言された地名は黒蝶岬(こくちょうみさき)、オランダ貿易船はトレックヴォーグロース号(ジャンプSQにて確認)。何れも実在は確認されておらず、地理的な位置も不明。
第二話
- 城内で時間遡行軍に襲撃され、陸奥守を見て逃げ出したオランダ人は「gelieve te stoppen!」(やめてくれ!)と、ちゃんとオランダ語を喋っている。演じたのはパントマイマーのオランダ人、ルネ・ボスマン氏。CM出演やナレーターの他、NHK大河ドラマ「徳川慶喜」でオランダ語指導を行っている。
- 食事の回数については、当時既に一日三食が根付いていた。宿が用意した食事も一汁二菜(+デザート)と、献立としては一般的。山村氏曰く、蜻蛉切が好物に挙げた大福も当時からあり、かの吉田松陰も大好物だったとのこと。
- 日本と外国の戦争については、前年の文久2年(1862年)に起きた生麦事件に端を発した薩英戦争、同年・翌年に起きた下関戦争などが挙げられる。何れも外国の圧倒的戦力に対して薩摩・長州はそれぞれ惨敗を喫し、攘夷論は鳴りを潜めていく事になる。
第三話
- 薬研が負傷者の服を裂く際に用いたのは小柄(こづか)。笄(こうがい)、目貫(めぬき)と共に用いられる「三所物(みところもの)」であり、小型のナイフとして使われる。
- 縫合の針が曲がっているのは現代と変わらず。むしろ縫い針のようにまっすぐだと、縫合の際に皮膚が引き攣れて非常に痛い。ちなみに公式設定画集「刀剣乱舞絢爛図録」においても、医療用鋏・包帯・薬籠などと一緒に描写されている。
- 浪士達のアジトのモデルは茨城県石岡市の善光寺ではないかとの指摘あり。廃寺となっており、その荒んだ佇まいからドラマのロケ地として使われている。
第四話
- 旅籠で蜻蛉切が読んでいた本は「那波列翁伝初編」。これは安政4年(1857年)に蘭学者・小関三英によって翻訳・刊行された伝記本。フランスの英雄・ナポレオンを日本で初めて紹介し、吉田松陰や佐久間象山に影響を与え、勝海舟、西郷隆盛も愛読したとか。
- 旅籠で堀川達が食事をとるシーンでは、ちゃぶ台ではなく膳が使われている。山村氏曰く、ちゃぶ台は当時まだ存在していないとの事。
- 前話から時間跳躍して慶応4年(1868年)となっており、作中では西郷と勝の会談が描かれているが、この時既に坂本龍馬は暗殺されており、新選組も「甲陽鎮撫隊」と名を改めている。更に言えば作中のリアルタイムでは「甲州勝沼の戦い」が終わった直後で、この約一ヶ月後、流山において近藤勇は捕らえられて処刑、土方歳三は宇都宮に向かう事となる。
第五話
- 江戸城無血開城に向けた会談の中で、勝海舟は西郷隆盛に対して「交渉が決裂した場合には江戸の住民を退避させ、新政府軍が侵攻してきた後で城下を焼き払い、糧食・武器を焼却、ゲリラ戦にて掃討する」と、焦土作戦を用意している事を伝えた。
西郷は勝の申し出を受けて交渉を受諾。これによって最悪の事態は回避されたが、今回はからずも時間遡行軍によって江戸城下が火の海となり、勝(と江戸幕府)の最後の賭けが文字通り灰燼に帰してしまっている。やってくれた喃...... - 陸奥守が操船する幕府の軍艦と、時間遡行軍を乗せた軍艦が激突するシーンは、坂本龍馬率いる海援隊が土佐藩より借り受けた「いろは丸」の衝突・沈没事件を踏襲している説が上がっている。いろは丸の動力(劇中で薬研が石炭をくべていた蒸気機関)およびマストは、作中の軍艦の仕様と合致しているほか、右舷大破による轟沈も符合している。
紀州藩の軍艦「明光丸」と衝突・沈没後、龍馬の奔走によって七万両もの賠償金(現在の価値にして約30億円)を得る事に成功したが、その8日後に龍馬は京都・近江屋にて暗殺される。
第六話
- 廊下・食堂のシーンで登場した刀剣男士は以下の通り。
歌仙兼定、愛染国俊、蛍丸、宗三左文字、江雪左文字、小夜左文字、大倶利伽羅、鳴狐、厚藤四郎、日本号、同田貫正国、御手杵、蜂須賀虎徹、浦島虎徹、へし切長谷部、燭台切光忠、鯰尾藤四郎、五虎退、秋田藤四郎、太郎太刀、次郎太刀、一期一振、平野藤四郎、前田藤四郎、乱藤四郎、獅子王、にっかり青江、石切丸、岩融、今剣。 - 三日月の部屋の床は板敷で、間仕切りは障子ではなく御簾(みす)、寝所として御帳台(みちょうだい)が配置されており、平安時代の様式になっている。一方で薬研、和泉守、蜻蛉切の部屋は畳敷き&襖または障子となっており、戦国~幕末にかけての一般的な部屋を踏襲している。
- こんのすけ会議(?)において各時代における油揚げランキングの発表があったが、油揚げが作られるようになったのは室町時代からである。平安時代に出陣していた第一部隊のこんのすけは泣いていい。
これは当時禅宗の教えが広まる中で、精進料理が発展したことに関連する。精進料理の食材として吟味・開発される過程で誕生したと誕生したと考えられ、豆腐のあまった端切れを油で揚げた事から生まれたとも、肉食が禁じられていた僧侶達が何とかしてそれっぽいものを食べようとして生まれたとも言われている。また一般に関東の油揚げは四角、関西の油揚げは三角と言われるが、時代が進むにつれ曖昧にになりつつある。細かい事は気にするな。 - また「油揚げは狐の好物である」という迷信は、稲荷神の原型であるインドのダーキニー(吒枳尼天)に由来するという説がある。ダーキニーの眷属である狐はネズミを捕食する益獣としての一面があり、神の使いに感謝を込めてネズミを油で揚げたものを供える風習があった。またダーキニーを信奉する修行者も揚げたネズミを食し、本尊に供えていたという。これが日本に伝来・稲荷神として習合されるが、殺生を禁じる関係上、代用として油揚げをお供えするようになったという。(諸説あります)
第七話
- 第七話の脚本は鋼屋ジン(ニトロプラス)が担当。またゲームにおける世界観監修・脚本の芝村裕吏が監修として全面協力している。
- 髭切が「足利義輝は血に溺れていた人だからね。実際そう書かれた文献も残っているようだし」と言ったのは「戴恩記」。江戸時代初期に松永貞徳により書かれた歌学書で、義輝については「刀に黒紙を巻いて闇夜に辻斬りを行い、その悪行によって三好に討たれた」と書かれている。ただし真偽のほどは定かではない。
- 物語後半に登場する二条城は「武衛陣」と呼ばれた義輝の館。現在の二条城は慶長6年(1601年)に徳川家康の「天下普請」の一環として再建されたもので、様式も位置も異なる。
- 大典太が「雷の日は一番調子がいい」と言った由来については不明。一部の刀剣書籍に「雷が鳴るとひとりでに鞘走った」との説明があるが、出所不明かつ誤伝の可能性があるので注意。強いて言うならば大典太を所有する前田家の領地・加賀国(現在の石川県)は、全国での落雷率がトップである。
- 京の都の人家は、石置屋根(いしおきやね)になっている。これは板葺の屋根を吹き飛ばないように石で押さえ、丸太や縄で滑り落ちるのを防ぐというもの。当時は釘も瓦も高級で、民家が瓦葺になるのは江戸時代以後。出入口は筵で覆い、およそ耐久性には程遠い仕様だった。
第八話
- 炊き出しは鎌倉時代頃から頻繁に行われており、主に寺社や大名が戦乱や飢饉で生じた難民を対象に行う「功徳を積む為の施し」だった。作中の描写を見る限り、この程度の事であれば歴史抑制力により影響は生じない模様。
- 室町時代では味噌が発展を遂げ、味噌・醤油・だしといった和食の基礎がようやく整った時期に当たる。作中に登場する焼き魚や野菜の煮物などは一般的に食されていた。野菜類も当時流通していたものが描かれている。なおこの時代、じゃがいも・さつまいもなどはまだ入ってきていない。
- 和泉守が審神者に提出した報告書はちゃんと文章になっている。なお報告書の中で和泉守は審神者の事を「審神者様」と書いている。ちなみに結構字は上手。
- 蜻蛉切への見舞に送られた大福は、陸奥守の三段重以外には竹皮包み・木箱・皿・重箱。どれが誰の見舞品なのかを想像すると楽しいかも知れない。
第九話
- 冒頭で一同が船に乗っていたのは「高瀬川」。京都中心部と伏見を結ぶ運河で、江戸年間を通じて重要な水運の要だった。当時でも水深は数十cmと浅く、川を遡る際には馬や人夫によって舟が曳かれた。この為「曳舟道」と呼ばれる道が両岸に設けられており、劇中でもきちんと描写されている。
現在でも、春と秋の季節限定で「十石舟」「三十石船」による伏見ツアーが楽しめる。ちなみに寺田屋の前が出発点。 - 坂本龍馬が寺田屋で使用した銃は「スミス&ウェッソン モデル2」で、長州藩の高杉晋作から護身用にと送られたもの。これを使い捕方二人を射殺したが、手の甲で刀を受けて負傷、その場に取り捨てて逃走した。残念ながら事件後の消息は不明。
- 龍馬の護衛役をつとめた三吉慎蔵は、長府藩(現在の下関市)の藩士。宝蔵院流槍術を修めており、寺田屋でも槍を用いて応戦した。事件後に龍馬・お龍と共に薩摩に向かうも下関で別れ、事の顛末を長府藩に報告している。その後も藩の重職を務めており、仮に劇中で彼が死亡した場合は同年に起きた第二次長州征伐に大きな影響が生じる可能性があった。生きててよかった。
第十話
- 本来の歴史から逸脱して暗殺された人物は、水戸藩士・住谷寅之介(すみや とらのすけ)。尊王攘夷に傾倒し、土佐藩では若き日の坂本龍馬と会談して「すこぶる愛すべき人物」と評価している。安政の大獄、坂下門外の変にて罰せられるが、その後も水戸藩の尊王攘夷派の中心人物として活動。しかし公武合体を容認する姿勢から勤王派に疎まれ、土佐藩の山本旗郎らによって暗殺された。その3年後、彼の息子らが山本らを殺害、これが「日本で最後に認められた仇討ち」と呼ばれている。
- 龍馬が梅を見に行ったのは伏見の神社・城南宮(じょうなんぐう)。平安時代、白河天皇が鳥羽離宮を造営した際に組み込まれ、厄除けの信仰を多く集めた。現在でも梅の名所として知られ、季節ともなると見事なしだれ梅を見る事が出来る。
作中では龍馬を捕らえんとする新撰組の姿が描かれたが、その後鳥羽伏見の戦いにおいてこの城南宮付近が主戦場となったのは、ある意味歴史の皮肉かも知れない。
第十一話
- 土方歳三が和泉守兼定を託した少年は、市村鉄之助(いちむら てつのすけ)。14歳で兄とともに新選組に入隊し「頗る勝気、性亦怜悧」と土方から評された。土方の小姓として付き従い、箱館まで共に戦う。刀と共に遺髪と写真を託されて新政府軍の包囲網を脱出、日野の佐藤彦五郎(土方の義兄)宅に遺品を届けた。その後2年ほど佐藤宅に滞在し、郷里に戻って病死したとも、西南戦争で西郷側につき戦死したとも伝わるが、共に定かではない。
- 龍馬が離れた後、時間遡行軍によって壊滅・放火された伏見薩摩藩邸だが、2年後に起きた鳥羽伏見の戦いにおいて、会津軍の襲撃を受けて焼失している。本来の歴史からは乖離するが、結果だけを見ればギリギリ許容範囲なのかも知れない。
第十二話
- 寺田屋事件の後、大政奉還、近江屋事件、鳥羽伏見の戦い、甲州勝沼の戦い、江戸城無血開城、宇都宮城の戦い、上野戦争、会津戦争などを一足飛びに飛ばしている。この間に坂本龍馬は暗殺、新選組も近藤・沖田らが死亡、旧幕府軍は新政府軍によって北へ北へと追いやられていった。榎本武揚らによって「蝦夷共和国」の宣言が出され、五稜郭などを拠点として抵抗を継続していたものの、要の軍艦・開陽丸を悪天候で失い、戦局は極めて暗い状況にあった。
- 土方と堀川は、おのおの「誠」と記された布を左腕につけている。これは「袖章(そでしょう)」といい、身分証明や同志討ちを避けるために用いられていた。同じものが現存して後世に伝わっている。
スタッフ
- 原案 - 刀剣乱舞-ONLINE-より( DMM GAMES/Nitroplus )
- 監督 - 白井俊行
- 音楽 - 深澤秀行
- キャラクターデザイン - 内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき・新里りお
塩島由佳・山崎ミキ・鬼澤佳代・瀬来由加子 - 剣戟アニメーター - 小船井充・木村 豪・國弘昌之
- 時代考証 - 山村竜也
- 剣術指導 - 渡邉鋼玉
- 美術監督 - 衛藤功二
- 撮影監督 - 寺尾優一
- 3D監督 - 西脇一樹
- 色彩設計 - 松岡美佳
- 編集 - 神野 学
- 制作プロデューサー - 近藤 光
- アニメーション制作 - ufotable
オープニング/エンディング
オープニングは鶴丸国永役の斉藤壮馬。本作がソロアーティストとしてのデビュー曲となる。
エンディングは「空の境界」「魔法少女まどか☆マギカ」で知られるKalafinaが担当。
放送局
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
TOKYO MX | 2017年7月1日 | 土曜 24:30~25:00 | |
群馬テレビ | |||
とちぎテレビ | |||
BS11 | |||
MBS | 土曜 27:08~27:38 | ||
AT-X | 2017年7月4日 | 火曜 22:30~23:00 | |
岡山放送 | 2017年7月16日 | 日曜 25:30~26:00 | |
高知さんさんテレビ | 2017年7月19日 | 水曜 25:55~26:25 | |
テレビ愛媛 | 2017年7月20日 | 木曜 26:00~26:30 | |
配信サイト | 配信開始日 | 配信時間 | 備考 |
ニコニコチャンネル | 2017年7月6日 | 木曜 12:00 配信 | 最新話無料 |
ニコニコ生放送 | 木曜 23:00~23:30 | タイムシフト有り |
niconico以外では、DMM.com、dアニメストア、ひかりTV、バンダイチャンネル、Video Market、GYAO!、SBMアニメ放題、U-NEXT、Abema TVにて配信。
その他
2017年5月の『マチ★アソビ』では先行上映会の他、描きおろしの「徳島阿波おどりポスター」が登場。
第二部隊に加え、徳島ゆかりの蜂須賀虎徹(刀剣乱舞)、その兄弟の長曽祢虎徹(刀剣乱舞)・浦島虎徹(刀剣乱舞)が特別に参加している。
アニメ「活撃 刀剣乱舞」WEBラジオが、響ラジオステーションにて毎週放送(現在は終了)。
パーソナリティーは和泉守兼定役の木村良平、堀川国広役の榎木淳弥。
月刊ジャンプスクエアにて漫画が連載。作画は津田穂波。アニメ本編とは多少展開や演出が異なる。
詳細はこちら。
2017年9月9日~9月21日、ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」とのコラボイベント「蒼天のえにし」が開催。
三日月宗近(刀剣乱舞)・和泉守兼定(刀剣乱舞)・山姥切国広(刀剣乱舞)がキャラクターおよび武器として参戦する他、陸奥守吉行(刀剣乱舞)・鶴丸国永(刀剣乱舞)・骨喰藤四郎(刀剣乱舞)が武器として登場。
また本編以外にも、レベルアップに伴う各キャラのエピソード、日替わりのログインエピソードが描かれた。
関連動画
ティザー映像
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|
第一話 | 出陣 | 白井俊行 | 内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子・河野悦隆 |
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第二話 | 部隊長 | 白井俊行 | 下村晋矢 村木智彦 |
内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子・河野悦隆 |
|
第三話 | 主の命 | 白井俊行 | 野中卓也 | 緒方美枝子・茂木貴之・田中敦士 | |
第四話 | 守りたかったもの | 栖原隆史 | 内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子・河野悦隆 |
||
第五話 | 戦火 | 三浦貴博 | 竹内將 | 内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子・河野悦隆 |
|
第六話 | 本丸 | 白井俊行 | 緒方美枝子・茂木貴之 田中敦士・永森雅人 |
||
第七話 | 第一部隊 | 入江泰浩 | 外崎春雄 | 松島 晃 | |
第八話 | 歴史を守る | 竹内 將 三浦貴博 |
竹内 將 高橋タクロヲ |
内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子 松島 晃・下村晋矢 |
|
第九話 | 元の主 | 栖原隆史 | 内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子 河野悦隆・遠藤花織 |
||
第十話 | 忠義の向かう先 | 三浦貴博 | 恒松 圭 | 竹内由香里・秋山幸児 | |
第十一話 | 鉄の掟 | 外崎春雄 | 野中卓也 永森雅人 |
緒方美枝子・茂木貴之・田中敦士 | |
第十二話 | 箱館戦争 | 竹内 將 三浦貴博 白井俊行 |
竹内 將 三浦貴博 |
内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子・河野悦隆 竹内由香里・遠藤花織・山門郁夫 |
|
第十三話 | 活撃 | 白井俊行 | 内村瞳子・都築 萌・石塚みゆき 新里りお・塩島由佳・山崎ミキ 鬼澤佳代・瀬来由加子 緒方美枝子・竹内由香里 山門郁夫・松島 晃・竹内 將 |
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関連項目
外部リンク
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