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浅草キッドとは、 |
浅草キッドとは、水道橋博士と玉袋筋太郎によるお笑いコンビである。師匠はビートたけし。
概要
1987年、前身の「浅草キッドブラザーズ」を結成。当時は水道橋博士と玉袋筋太郎以外にも複数のメンバーがおり、ビートたけしの弟子集団「たけし軍団」の下部組織の一つという側面も強かった。
名前は当時存在した小劇団「東京キッドブラザーズ」(柴田恭兵や三浦洸一らを輩出した劇団)をもじったもの。
浅草にあったストリップ劇場「フランス座」で修行と称して下働きを強制され、過酷な使役から博士と玉袋以外のメンバーが脱走・脱退したため、結果的にコンビとなってしまった。
博士の土下座によるたけしへの直談判によりようやく浅草から開放された2人はその後、テレビでは過激すぎて放送ができないネタを得意とする漫才コンビとして活動し、1992年に始まった「浅草橋ヤング洋品店」(テレビ東京)のレポーター役として注目されるようになる。
一方、ラジオでも「浅草キッドのオールナイトニッポン」「浅草キッドの土曜メキ突撃!ちんちん電車!」(ニッポン放送)を担当し、コアな若者層のファンも獲得。当時同じニッポン放送で深夜番組を担当し、なおかつ年齢・芸歴・芸風も近い伊集院光や電気グルーヴ(石野卓球・ピエール瀧)と親しくなった。
かつて「ビートたけしのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で代理パーソナリティーを務めた爆笑問題が「ビートたけしは死にました」「浅草キッドかかってこい」などと煽ったことから確執が生まれ、以降も険悪となっていたが、近年では逆に互いがこの冷戦状態の過去をネタにするほど雪解けをし、和解に至っている。
現在では個々の活動も増えたが、過激な物言いを得意とする芸風は今も健在である。
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関連項目
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