浜地真澄単語

ハマチマスミ

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概要

小学校1年時から軟式野球を始める。中学校でも軟式野球部に所属し、3年時には県大会ベスト4まで勝ち進む。

福岡大学附属大濠高等学校では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエースとなる。3年春には九州大会を優勝し、山本由伸、梅野雄吾、太田龍らとともに「九州四天王」と称された。3年夏の県大会は優勝候補の最右翼であったもの、まさかの初戦敗退に終わった。

2017年は夏場に腰を痛めたことも影響し、一軍登板はなし。

2018年は前年痛めた腰のリハビリで二軍スタート。夏前に二軍戦で復帰すると、その後9試合に登板し防御率1.00と抜群の安定感を発揮し、ファーム日本選手権制覇に貢献したが、一軍での登板はなかった。秋にはアジアウインターリーグにウエスタン・リーグ選抜のメンバーとして参加した。

2019年はキャンプやオープン戦でのアピールに成功し、プロ入り後初めて開幕一軍メンバー入りを果たす。開幕6戦目の4月4日に先発投手としてプロ初登板するも、4回6失点と結果を残せず初黒星を喫した。なお、この試合は両チームの先発投手がプロ初登板であり、NPBでは30年ぶりの出来事だった。その後は一軍と二軍を行き来しながら主に中継ぎとして起用され、7月30日の中日ドラゴンズ戦でリリーフ登板しプロ初勝利を挙げた。21試合の登板で、2勝1敗、防御率6.11だった。

2020年は前年から登板機会を大きく減らしわずか1試合の登板にとどまった。

2021年はファームでリリーフを任された。一軍での登板は4試合の登板で防御率4.50だった。

2022年はリリーフ陣の一角として開幕一軍メンバー入りを果たす。4月13日の中日ドラゴンズ戦でプロ初ホールドを記録。夏場には16試合連続無失点など安定した投球を続け、勝ちパターンを任されることもあった。最終的には自己最多の52試合に登板し1勝3敗21ホールド、防御率1.14を記録したが、クライマックスシリーズでは自らのエラーで逆転を許してしう場面もあった。

2023年は開幕から調子が上がりきらず、一軍と二軍を何度も往復した悔しいシーズンとなった。

最速152km/hの直球を中心にカットボールやカーブを織り交ぜ打ち取る投球スタイル。制球力の高さも売りの一つ。

名字が「ハマチ」であるため、ファンだけでなくメディアからも「ハマチからブリへ」「出世魚」等、魚イジリをされる。本人もヒーローインタビューで「鮮度にいいピッチング」とコメントし笑いを誘ったこともある。

実家は創業から150年を超える老舗の酒造会社である。