概要
典型的な凶悪不良で死んだ先でも「あんたが子供を助けると思わなかった」とぼたんに言われる始末。だが、この事故で幽助が死ぬことは霊界でも意外だったため生き返ることが出来た。
その後は霊界探偵として、バトル漫画の主人公となる。後、なんだかんだで幼馴染の雪村螢子とは相思相愛。
外見的特徴
身長は飛影よりは大きいが、蔵馬の身長には少し劣る。
このことから身長は160㎝代、そこから絞るなら165㎝~170㎝の間ではないだろうか。
(もちろん推測であり、公式発表は一切なし)
制服は緑の腰ほどしかない学ラン。何故他の生徒(桑原除く)は紺色なのに?そんな疑問は考えるだけ無駄である。
※後にアニメ製作側が戦隊モノを軽くイメージしていたと答えている。
服装は基本動きやすい格好をしており、ファッションにこだわりはあまり興味がないと思われる。顔の特徴であげるとするなら眉毛が少し太いことと童顔というところだろうか。髪は基本オールバックだが、前髪を下ろしているときもある。ちなみに前髪をおとすと少し若く見える。
性格
一言で言うと単細胞(バカ)。または、我が道を行くタイプ。考えたらすぐに実行するタイプで、飛影との対決時には即興で霊丸を鏡で反射させたなどがある。
カリスマ性があり、敵を感化してしまう。幽助の破天荒な性格に惹かれる人は多く、蔵馬と飛影、酎や陣などの暗黒武術会での敵、遂にはわずかながらも黄泉までを引き付けてしまった。
未成年なのに飲酒・喫煙・賭け事とおっさんのような生活態度で、万引きするなど手癖も悪いが、正義感に溢れ、弱いものいじめや闇討ちなどの曲がったことは嫌い。
恋愛に関しては奥手だが、やはり螢子のことが好きなようで螢子が「(魔界から)帰ってきたら彼氏紹介してあげる」と(冗談半分ではあるだろうが)フラれたにも関わらず、幽助自身が螢子の元を訪れ「結婚しよう」と告白するなど肝も座っている。
螢子に対する一途な想い
『幽☆遊☆白書』の見所の一つである幽助と螢子の恋愛模様。これは初期が一番濃く描かれている。特に幽助の家が火事で中にいる幽助(の肉体)を助け出そうとして炎に囲まれた螢子を(コエンマの力だが)幽助が助ける所は必見である。その後、幽白がバトル漫画に路線変更されると螢子の影が一気に薄くなってしまう(ある意味バトル漫画のヒロインの運命)が、それでも幽助を影から応援するなど活躍している。
しかし仙水編に突入した途端、螢子どころか女性キャラ自体出番が激減。久しぶりに登場した時には大人びてはいるが初期のように丁寧に描かれることはなくなった。
原作では螢子が幽助に3年間魔界へ行くと聞かされるが1年半頃で帰ってきてあっさり約束を破ったが、アニメでは1年間魔界へ行くと聞かされ、1年後となる最終回に海辺で約束通りに帰郷、螢子から幽助へキス(右のお絵カキコ参照)というロマンチックな演出に変更されている。
幽助と螢子の関係を多く見たい方はアニメ版を見ることをオススメする。
幽助の立ち位置
幽助は両親や祖父母こそは人間だが、遡れば魔界三大勢力の一人である雷禅の子孫にあたる。
妖怪が人間との間に子を宿してもその子孫以降が妖怪と後の子孫を繁栄させなければ妖怪の遺伝子は薄れていくのだがA級妖怪以上が使用できる魔族大隔世により先祖であるS級妖怪の雷禅の遺伝子が宿っていた。が、かつての「人間である浦飯幽助」では覚醒遺伝が働くほどの器はなかった。
しかし一度死んだことで生き返った使命として霊界探偵を課せられ、霊気を操れるようになり、指令をこなしていく内に体力も霊力もぐんぐん上昇。そして仙水と戦っている頃には既に魔族に相応しい器が出来てしまった。
仙水に殺された後の幽助は、(蔵馬日く)"核"と呼ばれる魔族の心臓で生きているため、人間ではなく妖怪に分類され、妖気を操るようになる(ただしアニメ最終回辺りで霊気と妖気がブレンドされた技が登場した)。
他レギュラー3人の中では蔵馬に一番近いかもしれないが、幽助は蔵馬と違い複数の名を持たない。また人間→妖怪と同じ流れを辿った者として戸愚呂兄弟がいるが彼らは自ら望んだもので、それまで人間として生きていた幽助にとっては分が悪い話である。
しかし、「俺は浦飯幽助だ!それ以外の何者でもねぇ!」と幽助が言い放った通り、浦飯幽助は「浦飯幽助」でしかなく、人間や妖怪という枠では括れない存在なのである。だがそんな幽助も魔界に残るか人間界に帰るかの二択に迫られた時は少し迷ったが、母親や恋人が待っている人間界に帰ることを選んだ。
必殺技
- 霊丸(れいがん)
- 幽助の十八番技。右手の人差し指の先に霊気を集中させ、溜まったところで相手に向かって発射。霊界探偵に任命されたときにコエンマから使い方を伝授され、その後はこれで数々の敵を倒している。弱点は使用回数があること。初使用時は一日一発だった。だがこれは鍛えることによって増やすことが可能。
- 霊光弾(れいこうだん)
- 拳に霊気を貯め敵に殴りつける技。陣と戦ったときに初披露された。
- ショットガン
- 霊光弾を分散させて相手にぶつける技。使用は七人に分裂した朱雀に対してが初である。
キャラクターソング
人気投票3位であるが主人公なので一番ソロが多い。曲は幽助らしい熱血系ソングが特徴。
また、螢子に対する一途なラブソングも披露しており、高橋ひろ作詞の「つかの間のサンセット」や、螢子とのデュエット「思い出を翼にして」がある。「思い出を翼にして」はベストアルバムに収録されるほど。ちなみに8人で歌う合唱曲「見えない未来へ」では途中から完全に蔵馬と飛影が主体になっていた。主人公なのに…。
お絵カキコ
関連動画
関連項目
登場人物 | 主要人物 | 浦飯幽助|桑原和真|蔵馬(南野秀一)|飛影 |
協力者 | 雪村螢子|ぼたん|雪菜|幻海|コエンマ|プー|ジョルジュ早乙女 | |
敵キャラ | 垂金権造|戸愚呂|鴉|美しい魔闘家鈴木(強い妖戦士田中)|爆拳|仙水忍|樹|軀 | |
主題歌 | オープニング | 微笑みの爆弾 |
エンディング | ホームワークが終わらない|さよならbyebye|アンバランスなKissをして 太陽がまた輝くとき|デイドリームジェネレーション |
|
歌手 | 馬渡松子|高橋ひろ | |
著者・制作 | 冨樫義博|集英社|週刊少年ジャンプ|ぴえろ | |
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