海のトリトンとは、手塚治虫の漫画(1969年9月1日 - 1971年12月31日)およびそれを原作としたテレビアニメ(1972年4月1日 - 9月30日)である。
概要
原作漫画は『青いトリトン』として『サンケイ新聞』(現・『産経新聞』)に連載され、『海のトリトン』としてアニメ化された後で単行本化を果たす際にアニメと同じタイトルに改題された。
ガンダムシリーズなどで知られる富野由悠季の初監督作として原作から内容を大幅に変え世に送り出されたテレビアニメ版は、アニメブームの先駆者として重要視される一方、全てがひっくり返る衝撃の最終回で視聴者の度肝を抜いた問題作としても知られる。
後に劇場版も作られたが内容はテレビアニメ版のダイジェストだった。
アニメの主題歌である「GO! GO! トリトン」は、歌詞の最後の方の「トリトン」の部分を選手名に変えれば応援歌になることから、高校野球ではよく演奏されている。
原作の導入
和也は暗く荒れた海の日に、灯りがともった岬の下で奇妙な赤ん坊を拾う。
その日以来、和也の住む村は様々な災害に見舞われ、彼の父は津波に飲まれこの世を去る。
人間の惨めさを噛み締め海への憎しみを募らせる和也に、祖母はかつて自分が世話をしたトリトンという、半人半魚の話を聞かせ、あの赤ん坊がいる限り不幸が続くと説くが、その話を聞いた和也は俄然やる気を出し、村を出て海にいるという敵への復讐を誓う。
アニメの導入
漁師に育てられた緑色の髪を持つトリトンは村で海人だと噂されて過ごしていた。
ある日、一匹のイルカから自身の出自を聞かされたトリトンは、自分を狙って村を襲撃してきた怪獣を撃破したのち、本来の居場所である海へ旅立つことを決める。
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