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準惑星(ケレス - 冥王星 - ハウメア - マケマケ - エリス)
概要
Neptune | |
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発見年 | 1846年9月23日 |
発見者 | ユルバン・ルヴェリエ (フランス) ジョン・クーチ・アダムズ (イギリス) ヨハン・ゴットフリート・ガレ (ドイツ) |
分類 | 外惑星,天王星型惑星 |
太陽からの平均距離 (地球-太陽=1AU) |
30AU |
赤道での直径 (地球比) |
49,528Km (3.9) |
質量 (地球比) |
1.02×1026kg (17) |
自転周期 | 約16時間 |
公転周期 | 約165年 |
衛星 | 14個 |
大気の主な成分 | 水素、ヘリウム、メタン |
年齢 | 46億年 |
大きさは地球の4倍ほど。
大気は海を連想させる青い色をしており、大気上層には白い雲がかかっている。
太陽から離れているため、その表面温度は-218℃しかない。
天王星型惑星に分類され、内部は氷と岩石から構成され厚いガスの層を持つと考えられる。
海王星もメタンの影響で赤色のスペクトルが吸収され、青色に見える。
名前の由来はローマ神話に登場する海の神ネプトゥーヌス(ネプチューン)。またトリトンをはじめとする各衛星の名前も海や水に関係する神々や精霊からとられている。
元素ネプツニウムの名は海王星に由来している。
大暗班
海王星の視覚的な一番の特徴部分で暗い楕円形をしており、地球1個が入るほどの大きさをしている。
木星の大赤班に似ているが大赤班のような大気の渦ではなく、おそらく何らかの原因で大気が薄くなっている場所であると考えられている。
ボイジャー2号が発見した当時は南半球にあったが、後にハッブル宇宙望遠鏡が観測したときには元からあった場所からは消滅しており、北半球に新たに出現していた。
太陽系最速の風
海王星で吹いている風は最大で秒速670mにもなる。地球の音速のほぼ2倍である。惑星の中で太陽系最速の自転をしている木星は秒速120mであり、海王星に次ぐ土星でも秒速500mなことを考えると、きわめて強風である。
衛星と輪
海王星には14個の衛星が発見されている。
そのうち4つが逆行衛星となっている。
また、ひも状の不安定な輪が5本存在する。
海王星探査
海王星の探査は1989年にボイジャー2号が接近したのみである。
関連動画
海王星の衛星
関連静画
関連項目
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