海馬コーポレーションとは、「遊☆戯☆王」シリーズに登場する株式会社である。略称:KC。
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
社内人事構成
社長は海馬瀬人。副社長は社長の実弟である海馬モクバ。
その直下に各部門の運営を任されている「BIG5」と呼ばれる重鎮が五人存在。
しかし、彼らは社長の義父である海馬剛三郎時代からの部下であり海馬瀬人の社長就任を快く思っておらず何度が妨害行為を実行。その結果最終的には五人とも生死不明の状態となった。
磯野など忠実な部下も多い。
業務内容
海馬瀬人の代で軍事企業から玩具・ゲームの開発・販売へと転換。
デュエルモンスターズの日本販売もこの会社が行っており、デュエルに使用されるソリッド・ビジョン・システムはこの会社で開発された。
他にも遊園地「海馬ランド」の経営を行っている。
本社ビル
ビルの前には「青眼の白龍」の像が置かれており、ビル頂上部の形状が特徴的である。
地下には社員も通れない秘密の倉庫があり、そこに海馬瀬人は自分のデッキを仕舞っている。何かある度にそこへとりにいかねばならない。
主な出来事
- 童実野町でデュエル大会を開催(BC)
- ドーマ編では一度パラディウス社(ドーマ)の手によって買収されてしまったことがある。
- 業務内容の転換が他社と時期が被ってしまったために逆恨みされてしまう事も。
- 海馬ランドにてKCグランプリを開催
遊☆戯☆王(+映画『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』)
以上は主にアニメにおける内容であり、原作ならびに原作関連作の海馬コーポレーションは大きな相違点が存在する。
- 前社長の海馬剛三郎は投身自殺している。
- 社長・海馬瀬人の私怨により、百億もの大金を投資し、DEATH-Tという殺人テーマパークを設営し、武藤遊戯たちを苦しめる(東映版遊戯王ではいくつもの改変は行われたものの再現され、上記アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』ではデュエル部分のみを元ネタとしたオリジナル話を1話としている)。
- 元幹部「BIG5」の反乱が王国編以降存在しない。
しかし「バトルシティ編」以降は、海馬剛三郎時代の闇を葬ったことで、ぶっ飛んでいながらも完全に正道のエンターテインメント会社になり、原作の続きの読み切り『TRANSCEND GAME 遊☆戯☆王』では試作システムの流用である「デュエルリンクス」をテストしていたり、その続きとなる映画『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』ではそれらの要素を組み込んだ新たなソリッド・ビジョン『パワー・ビジョン』を以て新たなデュエルディスクの販売を始めている。
また、同映画では軌道エレベーターを所持していたり、海馬コーポレーションの城下町である童美野町の住民登録情報を完全に掌握していたりと、より影響力を務めている。
映画後のひとつの未来として原作者が公開したイラストの設定では、後にゲームデザイナーとして頭角を現した武藤遊戯と協力して新たなゲームを開発している。
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX
相変わらず社長は海馬瀬人。もはや完全に童実野町はこの会社の傘下にあるようだった。
デュエルアカデミアの試験やプロデュエリストリーグが海馬ランドにて行われており、デュエルモンスターズのメッカとなっている。
しかし、アニメ第四期にて、ダークネスにより妹の萌えないm、もとい美寿知を人質にされた斎王が爆弾を仕掛け遊城十代とデュエル。その結果ビルは大爆発を起こし、あとかたもなくなってしまうのだった。なお、このときはダークネスにより殆どの人類が闇へとりこまれいなくなっていたため人的被害はゼロである。
遊☆戯☆王ファイブディーズ
海馬瀬人が社長に就任した時代より数十年経っているが、海馬コーポレーションは今なお健在である。
本社ビルはそのデザインも一新され、200mを優に越すであろうその雄雄しい姿でネオ童実野シティに聳え立っている。
海馬瀬人は牛尾さんの年齢を考えると現役でもおかしくないが、社長の存在については現在の所不明である。
海馬コーポレーションはついに夢の永久機関であるモーメントを開発し、究極の無限エネルギー発生システムを完成させた。回転力を利用したモーメントによってデュエルディスクはそのソリッド・ビジョン・システムを飛躍的に進化させ、D・ホイールと呼ばれるバイク型デュエルディスクまでも登場した。D・ホイールを使用したデュエル、ライディングデュエルは5D'sの時代において流行しており、海馬コーポレーションによってデュエル・オブ・フォーチュンカップといった大会も開催されている。
モーメントの技術利用はデュエルディスクに止まらず、ネオ童実野シティ自体のエネルギー供給にも利用されている。そのためネオ童実野シティの最高行政機関である治安維持局とも強いコネクションがある。海馬コーポレーション・モーメント研究開発部(MIDS)の阿久津によると、現在、ネオ童実野シティ完全モーメント化の計画が進んでいる。
以上のことからも、ネオ童実野シティにおける海馬コーポレーションの支配力がかつてないまでに強力になっているのが伺える。
関連動画
関連項目
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