消失長門とは、涼宮ハルヒシリーズの「涼宮ハルヒの消失」に登場する長門有希である。
概要
涼宮ハルヒの消失において改変された世界での長門有希。
改変前の世界における通常の長門有希とは以下の点が異なる。
- 宇宙人(対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース)じゃない。
そもそも改変後の世界には情報統合思念体自体が存在していない為、長門も「普通の人間」になっている。 - 眼鏡をかけている。
朝倉涼子との戦闘以降眼鏡をかけていなかったが、消失長門は眼鏡をかけている。
無口、読書好きで文芸部員、マンションに一人暮らし、など基本の設定は変わっていない。
キョンに迫られた際に怖くて震えたり、部屋から出て行こうとするキョンをそっと引きとめようとするなど、
通常の長門有希では考えられないような感情表現を見せる。
その姿はキョンが思わず「こういう長門も悪くない」と考えてしまうほど。
以下ネタバレ注意(反転してご覧下さい)
→消失世界を作り上げたのは長門自身であることから、消失長門はある意味長門自身が望んだ自分の姿であるといえる。
ネタバレ終わり
その後……
消失長門を題材とした公式スピンオフ漫画『長門有希ちゃんの消失』が連載開始。
2015年にはアニメ化にまで至った。
本作は『涼宮ハルヒの消失』の世界とは独立したパラレルワールドとされているが、
原作の長門有希及び、不憫な結末を迎えた消失長門が救済される世界とも考えられる。
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