深い森の幻影とは、カプコンが製作しているモンスターハンターシリーズの楽曲である。
作曲者は甲田雅人。
概要
初登場作品は『モンスターハンター2』。霞龍オオナズチのテーマ曲として使用された。
オオナズチは姿を消す能力を持つ事から、甲田雅人氏は忍者をイメージして作曲したという。尺八、太鼓、三味線といった和楽器で演奏されており、モンハンシリーズでも珍しい純和風な曲である。
落ち着いたイントロから始まり、尺八による主旋律を経て徐々に盛り上がっていき、サビに繋がる。戦闘曲としてかなりの人気を誇り、MH2版は「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」派生企画の「みんなで決める和風曲ランキング」で25位に入っている。公式でも狩猟音楽祭でオーケストラ演奏される際はサビ直前にオオナズチの鳴き声(笑い声?)が聞こえてくるという中々ニクい演出もある。
ちなみにMH2のサントラでは、サビ直前とサビが微妙に異なる。後続のサントラではちゃんとゲーム基準になっている。
ただしMHP2G以前のオオナズチは怒り状態になるまでBGMは保留されており、通常状態では流れない。オオナズチの怒り状態は128秒しか持たないため、1ループは全部聴けるが、2ループ目のサビ直前で丁度終わってしまう。この仕様を残念に思う人は多かった。
MH4G以降は怒り状態関係なく常時流れるようになり、ハンターを喜ばせている。
またMH4Gでは、オオナズチが白い霧を吐くと、深い森の幻影がくぐもって演奏される演出が追加されている。
MHRiseでは他の曲に合わせてバックコーラスを追加するなど新たにアレンジされたが、何よりの特徴は原曲にあたるMH2版のサビの後続に新たにメロディーパートが追加されていること。
このパートの雰囲気がエルシャダイのPVのBGMに似ていることから、MHRise版がエルシャダイと言われてしまっている。
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