深夜Pとは、VOCALOIDを用いた動画投稿者(プロデューサー)の一人である。
概要
複数のVOCALOIDを所持し、カバー曲・替え歌を投稿している。
現在主に使用しているのはKAITO、MEIKO、がくっぽいど。
特にKAITOを使用した投稿作が多く、KAITOを女声化した亜種KAIKOの調教を得意としている。
また、UTAUの重音テトを使用した動画も投稿している。
P名はニコニコ動画の投稿者名である深夜にそのままPが付けられたものと思われる。
2008年末頃から高音・低音ともに調声が美しい投稿者として評価を受け、P名タグが付けられるようになった。
しかしタグロックがされなかったために中々定着しなかった。
深夜に妄想替え歌を作ったり、深夜に動画投稿をするため付いたわけではない。
現在使用しているKAITOのエンジンのVer.は主に1.0であるが、1.1を使用していた頃のマイリストもあるらしい。
KAITOのエンジンのVer.の1.1から1.0の切り替えに失敗して再インストールしたため、1.1時代のシンガー設定は消えてしまっている。
旧マイリストには鏡音リン・レンを使用した動画やKAITOの声を幼くして英語歌詞を歌わせた動画、飼い猫を題材にしたオリジナル曲など現在では貴重なものが載せられている。
この旧マイリストは深夜Pにとって封印したい歴史であるので、本記事にはマイリストのURLを記載しないものとする。
2009年02月にPCを新調し、VistaからXPにOSをダウングレードしたらしい。
ちなみにマシン本体の料金に追加で4200円の出費。本人曰く「KAITOのために!」
融解事件(後述)後の2008年06月より、旧マイリストの作品のリメイク投稿を行っている。
投稿速度は早く、KAITO新曲ランキングで複数紹介されることもある。
2009年9月1日には、異例の7作連続投稿を行った。
融解事件
2009年05月20日、鏡音リンの殿堂入りオリジナル曲『炉心融解』の替え歌【KAITO】の中でナニかが融解したようです。【炉心融解・替え歌】(sm7097407)(以下「裸身融解」)を投稿。ドMのKAITOが真夜中にSM妄想をするというショッキングな内容はそれまでの投稿作のイメージからかけ離れており、従来のファンから戸惑いのコメントが寄せられた。
この動画は「ロリ誘拐」(sm5983435)を代表とする炉心融解替え歌シリーズの新作として注目され、「日刊VOCALOIDランキング 2009年5月20日 #465」(sm7103244)にて、新着紹介コーナーで紹介された。
翌日の「日刊VOCALOIDランキング 2009年5月21日 #466」(sm7113583)では3位に上った。
週刊VOCALOIDランキングでは大人の都合により除外されると予想されたが、2009年05月25日「週刊VOCALOIDランキング #86」(sm7165434)にて25位にランクインを果たした。
よって「裸身融解」に「屈辱のランクイン」タグが付けられ、それに関するコメントも多数寄せられた。
深夜P自身も投稿コメントにランクインについて追記している。
なお「裸身融解」は動画視聴者によるタグの付け替え頻度が高く、「屈辱のランクイン」タグが現在もあるとは限らない。
深夜Pの従来の投稿作は、時間をかけて再生とマイリストが伸びた【KAITO】「Jupiter」歌ってみました。【カバー曲】(sm5723608)KAIKOの調声とKAITO・KAIKOという自給自足カップル、動画の演出が評価された【KAITO】「夢みることり」【カバー曲】(sm6554230)が代表作であり、投稿から日数をかけて再生約2000・マイリスト約150が最高だったため、これは異例の事態であった。
そのため新たにKAIKO・KAITOを「炉心融解」元歌詞で歌わせた【KAITO】裸身融解・反省会場 で「炉心融解」【KAIKO】(sm7146503)(以下「反省会」)を2009年05月25日に投稿。
「裸身融解」の反響への驚きと謝罪、動画投稿の経緯が語られた。
なお、この動画は「炉心融解」カバーで初のKAITOとKAIKOのデュエットである。
この「反省会」にて
との字幕に、
と動画コメントが寄せられ、現在の公開マイリストに載せられた動画全てのP名がタグロックされた。
また、「裸身融解」は歌詞の内容から【巡音ノレ力】SM誘拐(nm6483638)の対となる動画と見られていたが、深夜P本人はこの動画の存在を知らずに「裸身融解」替え歌を作ったことが明かされた。
クリーニングと再出発
深夜Pは融解事件後の初の投稿作
【KAITO】「Amazing Grace」【カバー曲】(sm7212011)の投稿コメントにて、
とあり、これまでどおりの綺麗なKAITOに朗々と歌わせる路線での投稿を再開するようである。
しかし我々は忘れない。そのKAITOが美声の変態(クリーニング済)であることを。
新しい世界
クリーニングして再出発したと思われたが、融解事件は深夜Pの新しい世界を開いたことが徐々に明らかになった。
融解事件以後、深夜Pはカマイトで人々に謎の感動を呼び起こし、ご当地エフェメラの第一村人となり、「裸身融解」のセルフバカーを行うなど、ネタの才能を発揮させている。
一方で真面目なカバー曲も投稿を続けており、ネタ作品とのギャップからか「綺麗な深夜P」「美声に定評のある深夜P」「綺麗なKAITO」といった「綺麗さ」を強調するタグがしばしば付けられている。
TEAM深夜営業
2009年末頃から、度々深夜Pの投稿作の動画説明に貼られるようになったマイリストの名称・チーム名。
深夜→うp主: 主にKAITO調整・動画作成・ほぼいつも壊れている。
営業→ 某H: マネージメント&プロデュース&ときどき絵師誘拐犯
そんな2人による犯行の履歴
とあり、このチームは深夜Pの「裸身融解」以降の暴走活躍に大きく関与しているようである。
公開マイリスト
代表作
1.0時代融解前
融解事件
クリーニング後
裸身融解セルフバカー
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